5月2日の記事で書いたケーブル試聴の結果で私のシステムとの相性が悪いという結論についてもう少し書くと、私のオーディオシステムはパワーアンプとサブウーファー以外はすべてドルフィンのプロデュースしたものなので具体的にはパワーアンプの Boulder 850 が相性が悪いということです。
特にスピーカーはケーブルを製作したN岡氏が使っている Peak Consult社の同時代の弟機なのでシステム的にはそれ程大きく離れているわけではないですね。むしろこのブランドのスピーカーを使っている人は国内でそうそう居るはずないと思います。
ただシステムの音自体は私のチューニングによるところも大きく入っているのでもしN岡さんが聴いたとしたら「こりゃちょっと勘弁してよ」という部分もあると思います。
850は使用してもう10年目になります。
もともとボルダーは映画館に納入されていたブランドなことを考慮しても850の音はホームシアター的には向いていると思います。
850の前に使っていた Bryston 14B-ST もそうですが私がパワーアンプに求めてきた音質はマッシブでダイナミックレンジの余裕を感じさせる音。
14B-STも850も価格なりのパフォーマンスは得られていて音の満足度は高い製品です。
最近自分のシステムを聴いていて思うのはボリューム感は十分なのでもう少しソフトの音世界の深度を掘り下げるような繊細な表現を深めてみたいと思っています。
これを進めるにはやはりパワーアンプの表現力を高めるのが次の一手かなというところです。
私が欲しいパワーアンプの条件はモノでもステレオでもいいので2筐体であること。
スピーカーのすぐ近くに置かないと置くスペースがないのとスピーカーケーブルが届かないから。
後は金額の条件ですがざっと調べてみてもこれというアンプがなかなかないですね。
今回のケースでは故障などでやむを得ず交換というわけではないのでじっくりと時間をかけて吟味しようと思っています。
なので基本現物を自宅で試聴して満足しないとOKは出さないつもりです。
さていいものが見つかるといいのですが。
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