2015年9月19日土曜日

800のメンテナンス1509

CDトランスポートのMERIDIAN800はディスクの読み取りなどは問題ないのですがドライブトレーが出てこないことが多いのが悩ましいところ。
PC用のDVDドライブなので強制エジェクトができるのでとりあえずは使えるのですが使い勝手が悪いのでドライブを取り外してメンテナンスしてみることにしました。

多分トレー開閉用のゴムベルトが滑っているんじゃないかと思って溶着できる丸ベルトも用意しました。


800の筐体は2重シールドになっているので筐体をばらすのは面倒ですが内部の空間に余裕がありいろいろモディファイができそうな箇所がたくさんあります。

特にドライブはPCにマウントするのと基本全く同じようなしょぼい取り付けです。
電源もシンプルなユニットで素人目にはマテリアルの金額は大したものには見えません。
筐体はアルミ材が多いですが曲げのある一部カバーは鉄製だったりしてます。
ねじ類も全て鉄製ですね。


ドライブはMERIDIANのシールが貼ってありますが東芝の99年製DVDドライブ。

ドライブのトレーはゴムベルトで駆動するタイプではなくてラック&ピニオンで駆動するタイプでした。
このタイプでトレーが動かなくなるとしたら動作ミスかモーターのパワーが弱いということでしょうか。

内部のメカをよく観察してみると駆動元のちっちゃなギヤが外れかかっていて歯が半分くらいしかかかっていない状態だったのでギヤを押し込んできっちりかみ合うようにしました。
なんだかトレーの動きが力強くなったような(笑)。
これでしばらく様子を見ることにしましょう。


ついでなので底面のゴム足インシュレータを取り外して手持ちのSRコンポジットのものに取り替えました。


外した純正インシュレータ。樹脂のハウジングにブチルゴムを貼り付けたものです。
MERIDIANは基本振動的な観点からの設計アプローチはあまり興味がないみたいでデジタル技術に特化した製品作りのようです。


ラックに戻して取り外していたラックの上の段とHP5509を戻してやります。

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