2016年5月14日土曜日

YAMAHA試聴1605

今日はMAXオーディオさんのところでYAMAHAの視聴会があったので行ってきました。
今年になって店舗が移転し初めての視聴会です。私の家からは近くなりました。
私が新店舗に訪れるのも今回が初めてです。

2階にある音楽館は雰囲気の良さはそのままに音響スペースとしてはかなりグレードが上がっています。ミニライブのためのステージが設けられていてバーカウンターも用意されています。
適度な残響がありホールトーンのような気持ちの良い響きが印象的です。

視聴したシステムは

CD-S3000(YAMAHA) → A-S3000 → NS-5000




スピーカーのNS-5000はまだ発売一歩前で最終仕様とほぼ同じものだということです。
2008年から開発をスタートしてやっと完成する労作ということでセッティングも昨日から行い鳴らし込んでいたそうです。

個人的には直方体のスピーカーは自分がオーディオを使い始めた頃の標準的なスタイルで音にも馴染みが深いです。
ただ直方体とは言えこのモデルの特徴的なところは

・吸音材をほとんど使っていない。
・MDFを使わず北海道産の白樺材を使っている。
・ユニットにも箱内にも大きさの違うパイプを付けて背圧をコントロールしている。

など新しい試みがたくさんあるようです。

音はスピーカーの外側には広がらずスピーカー間の限られた場所に展開するイメージですが深さはあります。
解像度は少し物足りないのですが振動板の材質を3ウエイ全て統一していることもあり音色の統一感は見事。
フルレンジのような鳴り方を狙ったと言うことですが確かにそういうイメージに近い。

プレゼンターの好みでピアノ曲が多くやや食傷気味でしたがオケやビッグバンドの再生は会場の雰囲気とも合って素晴らしい再生でした。

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