2017年10月21日土曜日

映像とオーディオの共存

明日予定していたバイクのツーリングが天気が悪いので流れてしまい暇な週末になりそうです。ツーリングが流れたのはこれで3回連続。なにげに雨が多い9月、10月ですね。

さてこうしてブログを書いているくらいなので趣味としてオーディオと映像に並々ならぬ関心があるのは当然ですが両者を高度に両立させるのは難題だと思います。
私の場合はどちらかといえばオーディオ重視の映像との共存というところです。
なのでオーディオは妥協できないけど映像はまだ妥協できるかなというスタイルです。

オーディオ(音声)が妥協できないので今までスクリーンサイズは妥協せずにいられなかったし、長い時間2チャンネル音声で映像もやってきました。
あと映像機器は進化のスピードが速くて高級品に投資してもすぐに陳腐化してしまう側面も無視できない。

オーディオと映像をまるっきり違うシステムで追求できる恵まれた財力と環境なら問題ないですが庶民の私には無理ですね。ただ手に入る中で自分の最も好きな音を出すスピーカーでオーディオも映像もやりたいとは思うのでひとつのシステムに集約するのは当然の流れだと思う。そしてひとつのシステムに集約するのに問題になる点をあげてみると

・オーディオ的にベストなスピーカーセッティングで大画面を設置する。
センタースピーカーは無視してフロントスピーカーを後ろの壁から思いっきり離して手前にセッティング出来れば大きな直視型ディスプレイやスクリーンを壁に設置できますがこれは物理的にも音のパフォーマンスの点でもNGです。好みの問題になりますが私はある程度壁に近いところにスピーカーをセッティングしないとダメです。近すぎてもダメですが。そういうこともあってスピーカーの前に設置できるサウンドスクリーンはやはりベストなアイテムとなりそうです。センタースピーカーも難なくフロントと同じものが設置できますし。サウンドホールでどのくらい音質が損なわれるかとプロジェクターとの投射距離が短めになるのが気になるかもしれませんが。

・2chオーディオに比べると音の良いアンプが少ない。
海外製品などで高級AVアンプはありますが2chオーディオとして使って満足できるクオリティのAVアンプは数少ないでしょう。すべのフォーマットに対応した製品を導入しても5年後には多分最新フォーマットには対応できてないというライフの短さも哀しい。私が使っているHP5509は音はかなり良いですがAVアンプとしてはさすがに古さは否めないしリセールバリューなども望めないでしょう。私の場合は音楽再生もHP5509を使った4.2ch再生の方が2chよりも好ましいので正直2chオーディオには全く未練がない。ファイル再生やインターネットラジオの再生などに対応しているので使い勝手も最高ですね。これでコントロールアプリなどに対応してくれれば無敵のような気がしてます。2ch再生は音を先鋭化させるには最新の機器を導入出来ていいのですが2chとマルチでは音像の骨格自体が別物なので2chを追求するのはどうしてもミクロ的な視点に感じてしまいます。これはモノラル音声に対してステレオに慣れた人が抱くのと同じような感想ではないかと思っています。

・スピーカーをたくさん使うマルチチャンネルはたいへん。
2つのスピーカーをセッティングするだけでも奥深さは真剣にオーディオをやっている人なら経験したことがあると思います。マルチはスピーカーだけでなくアンプもたくさん使う必要があります。以前の6畳間ではリアスピーカーのセッティングまでがギリギリでした。クオリティにこだわらなければ別ですが。昨今はやっている天井スピーカーなんてどれだけの人がスムーズに設置出来るんだろう。フォーマットにこだわらずに基本のステレオセッティングからクオリティを詰めていくのが王道かなと思っています。しょぼいマルチより上質な2chの方が絶対満足度は上なので。その延長で上質なマルチこそ個人的には最終目標ではあります。現状のパワードスピーカーを使ったシステムはパワーアンプを置く必要がないのでセッティングが楽なのとスピーカーケーブルを使う必要がないのが気に入ってます。たまたま音に惚れ込めてマルチを組みやすいスピーカーブランドを見つけることが出来たのは幸いでした。いつになるかは分からないけれど質と状況を見極めながら少しずつch数を増やしていこうと思っています。

費用や設置スペースは置いといて実質映像とオーディオを共存させるのに問題となるのはこんなところかな。個人的にはほぼ解決している事柄を並べてみた形であしからずでした。

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