2018年8月13日月曜日

8耐を観て2018

例年と比べて今年は早めに鑑賞が終わりました。備忘録として記しておきます。

今年はHONDAのワークスチームが復活するというのが大きなトピックでしたね。
予選の結果では2分5秒台を出したJ.レイとL.ハスラムを率いるチームグリーン(KAWASAKI)、昨年ハルクプロで走っていた高橋とMotoGPライダーの中上が率いるHONDAワークスのレッドブルホンダが1,2位でした。
予選3位だった3連覇中のヤマハファクトリーチームは第一ライダーの中須賀が怪我で本戦をまともに走れなくて実質M.マークとA.ローズの二人体制。

しかし8時間を走り終えた結果はヤマハファクトリーチームの優勝でした。
ウエットスタートだった序盤は高橋がリードしましたが路面は徐々に乾き、30分くらいで各車ウエットからスリックタイヤに履き替えました。最初からスリックで行く賭けに出たチーム(モリワキやモトマップなど)はこれで大きく出遅れました。前半はJ.レイとM.マークがバチバチにやり合う展開が象徴的なチームグリーンとヤマハのトップ争いが印象的でした。

しかしレース中盤のレイのピットインでガス欠?での惰性走行でタイムロスしたのと5時間経過してから1時間近くをセーフティーカーが先導するレース中断状態でレイがスリックタイヤをウエット路面上で滑らせて転倒したのが響いてチームグリーンは3位に後退しました。レイのスロー走行での転倒は本当に意外で信じられないものを観た気分ですね。ウエット路面+スリックタイヤ+油断の恐ろしさでしょうか。

優勝したヤマハファクトリーチームもそうですが3人のライダーを用意していて二人で回しているチームは他にもありました。昨年までは特に気にならなかったのですが走らないライダーは面白く無いのではないかと気になるところです。

個人的に応援するSUZUKIのチームはヨシムラやKAGAYAMAは今年も序盤から大きく遅れてしまいました。ヨシムラはS.ギントーリを擁し、KAGAYAMAはチーム監督がK.シュワンツと見所は多かったのですが。。。しかしS-PULSE DREAM RACING・IAIが4位でフィニッシュしたのは賞賛に値すると思います。上の3チームはあのすごい顔ぶれですからね。特に途中まで争っていたTSR(HONDA)を終盤引き離したのは素晴らしかったです。

SUZUKI勢トップのS-PULSE DREAM RACING・IAIチーム
世界耐久選手権(EWC)は初めて日本のチームTSRが優勝を決めました。TSRはEWCのライバルGMT94(YAMAHA)との直接のバトルがありました。ここで負けてもランクは入れ替わらなかったそうですが8耐でGMT94に勝っての堂々のEWC優勝でした。

優勝したヤマハファクトリーレーシングチーム。R1 20周年スペシャルカラーです。

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