2020年8月29日土曜日

安倍政権の終わり

都合が悪くなると病気を理由にして政権を放り出してしまうようでこの点は前回と全く同じように見えてしまいます。政権最長記録までは在任を引き延ばすような姑息さも含めてなんともね。3度目があるかもしれないのでタイトルに「終わり」と書いたのは不正確かもしれない。

在任最長なので良い点も多いのだと思う。大局的な評価は専門家にお任せしますが個人的にはメディア戦略をうまくやっていたなと思う。支持率なんて好感度の一種でいかに多くの人に好印象を与えるかということ。最初に首相に就任する前から「笑っていいとも」なんかに出演して人柄を印象づけるようなことを積極的にこなしていましたね。非正規雇用を推進した小泉氏がなぜかそういう層の方々に絶大な人気を誇っていたのでその路線をきちんと踏襲したと言うことでしょう。

経済対策で評価されることが多いですが私の個人的な実感ではさっぱりですね。大企業やマネーゲームに積極的な層、「おともだち」には恩恵が多かったのかな。

個人的には10年前と比べて年収はむしろ下がっているし、物価はじわじわ上昇し続けていますね。あまり言われないですがデフレなんてとっくに終わっていると思う。今の状況は不況下のインフレーションといわれるみたいです。

車の金額を見ると200万円で買える普通車って随分少なくなりましたよね。軽自動車でもオプション次第で200万越えてしまったりするし。学生のころにビートを眺めて「軽で140万は高いな~」なんて言ってたのがすごく懐かしい。(笑)

食材は微妙かな。同じ金額で野菜は小さくなったり大きくなったりするしちょっと高くなればサンマなんか近くのスーパーには置かなくなる。なんとか頑張ってる感じ。

書籍、私の場合はコミックですがこれは上がり続けてます。10年前ビッグコミックオリジナルは290円でしたが今は400円。月刊アフタヌーンは20円プラスだけど厚さが60%くらいで付録なし。単行本は500円台から最近は700円に届くようになりました。

映像や音楽ディスクも高くなりましたね。これは細かい比較は出来ないけど実感です。「天気の子」UHD-BD買おうかと思ったらあの金額はちょっと手が出ない。無駄に高いですよね。TVアニメのBDはBOX化などで10年前よりはお買い求め安くなってます。

オーディオ&ビジュアルはこの10年では微妙かな。個人的にはデジタル関係は技術の進歩が感じられるけどプロジェクターなどニッチな部分は安いのと高いのと完全に二極化しましたね。大画面TVなどは個人的に全く需要がないので安くてもありがたみがないです。

バイクは200万を超えるSSを筆頭に全体的には車と同じで高くなっているけど個人的にファンであるSUZUKIに関してはコスパの高いモデル(ジクサーなど)もあって救いはあります。

私の母もお世話になっている特養ですが5年ほど前に20%近く費用が値上げされました。正直いきなりこの値上げはないだろうと思いましたが文句を言える立場にはないので条件をのむしかありません。

まあ以上私のぼやきに過ぎないですが政権の変わり目を記念して少し書いてみました。

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