2021年3月5日金曜日

浴室のリフォーム

 浴室のリフォームが今日完了しました。

タイル貼りの在来工法の浴室をユニットバスに変更。給湯器も新しいものと入れ替えです。

リフォームを決断した直接のきっかけは浴槽のお湯が漏れるようになったからです。ゴム栓で塞いでいる排出口から漏れているようですが栓を新しくしても変わらないので浴槽がもう限界かなというところです。

それで工務店さんと相談すると浴槽だけの交換では無しにもうユニットバスにしちゃった方が絶対いいですよと勧められてじゃあそうしようかというところです。

給湯器は追い炊き専用のガス風呂釜とシャワーを使うための給湯器の2つを使っていたのですがこれをひとつにまとめて更新します。

ひとつ悩んだのは窓をなくしてしまうという提案にたいしてです。現状の浴室は窓を閉めていても窓の上に換気口があり冬はとても寒いのです。しかし窓を無くしてしまうと換気扇を使わないと浴室の換気が全く出来なくなる。

最近の新築住宅は24時間換気が義務づけられていますが、これは気密性を上げた結果建材などから発生する有害物質を逃がしたりカビの発生などを防止するためです。これでは気密性を上げてエアコンの効きを良く出来たとしても本当にエコなのかどうか怪しくなってくる。

風呂の工事をしている間のこの一週間は家から一番近い銭湯に通っていました。

この銭湯は築80年以上の老舗で浴室の中央には天井に巨大な穴のような空間があり換気扇無しで24時間換気を行っています。なので浴室の窓なんかは湯気で全く曇ったりしないのですがやや肌寒くて湯もすぐに冷えるようです。ここの脱衣所の床は杉板張りですが乾燥していて肌触りも気持ちがいいです。

浴室の気密性をあげるのと換気をよくするのはどちらが良いのか自分の中では結局答えは出せなかったのですが、浴室は「洗い場」と割り切って家の中に湿気を取り込まない密閉空間とすることで納得することにしました。なので換気扇の利用は仕方が無いと受け入れることにしました。

出来上がったばかりの浴室は強烈にコーキング材の匂いが充満しています。そのままではとても利用できないくらいですが2日間くらいたつと大分おさまってきました。
ユニットバスはPanasonicの一番下のグレードで鏡やカウンターなども付けていません。
サイズは1216です。ただ浴槽は断熱材付の保温がしっかりしたものにしてます。

最初カタログを見た時は混合栓の蛇口が浴槽に延びていないのでどうやって水やお湯を浴槽に入れるのか分からなかったのですが、浴槽内に吐き出し口があると初めて知りました。
お湯があふれたり沸かしすぎたりする心配がないのもいいですね。(当たり前なのでしょうけど)。
浴槽は浅くなり浴室も以前の1440×1800×2500くらいから各辺20~30cm小さくなりましたが使ってみて特に不満はないですね。タイル貼りのような味わいはないですが暖かくて快適な入浴が出来ます。

0 件のコメント:

コメントを投稿