2021年4月30日金曜日

ノイズカットトランス3

 最後の設置場所は台所の冷蔵庫や固定電話、インターホンの給電箇所。


電研精機の500VAのトランスを食品小物の収納棚に設置しました。
過去同じように家電品に対するノイズ対策は継続してやって来ましたが今回のノイズカットトランスは飛び抜けて効果が高いと言えるでしょう。3台購入すると10万円を越えてしまいますが見合った効果は十分に得られます。

個人的な意見ですが生音とオーディオの音の違いは一番はトランジェントの鋭さだと思っています。生の演奏を聴いていて定位がどうのとか位相がどうのとか気になる人は居ないでしょう。楽器や人の声が空気をダイレクトに震わせる気持ちよさをただ感じるだけです。オーディオ特有の要素が気になっているということはオーディオの枠の中からしか音楽を感じられないということです。その枠がどこから来るのかと考えるとひとつの要素はノイズにあるのは間違いないです。
ノイズを効率よく取り除く方法としていいものを教えてもらったなと感謝しています。

2021年4月24日土曜日

NCTのアース接続

 シアター部屋に置いているモデムとルーターに通電しているNCT(ノイズカットトランス)にアース接続してみると良い感触でしたので屋外に置いてある湯沸かし器に通電しているNCTにもアース接続を行いました。

壁にピントがあってしまって間抜けな写真ですが洗濯機のアースがいい具合に枝分かれしてぶらぶらしていたのでそこに接続しました。ガス湯沸かし器はそれ程消費電力はないはずですが100VAのトランスは40℃くらいに暖まっていました。うなりは全く聞こえませんでしたが。

それからあと一台台所にNCTを設置する予定なので台所の床下に新たにアース棒を打ち込んでアース線を用意することにしました。
穴を掘らずに打ち込んだだけなので配線までの作業は15分で終わりました。

電研精機のNCTはオーディオ&ビジュアル以外の常時通電しているノイズ源で使用していますが今のところ副作用もなくていい仕事ぶりです。
オーディオ&ビジュアルの系でなぜ使わないかというとできるだけシンプルな環境で素材のクオリティを詰めたいからです。

ケーブルや壁コンセントでパフォーマンスがあれだけ大きく違うのですから素材的に何も考慮されていない異物をラインに入れるのは避けたいところ。これは「オーディオ用途」をうたっている電源装置等についても同じです。「電源装置の音」を聴きたいのであればそれはそれで個人の趣味かなとは思います。


それからNCTとはあまり関係ないですが居間のリフォームで断熱材を壁に貼った影響でやや音がこもり気味になったので抜けをよくするためにベニヤの上に張っていた桐の板を撤去したのですが、特定の音源でベニヤが音圧でびびってしまう現象が出ました。

これの対策でベニヤ板に2カ所穴を開けてNDCカルムを仕込んだのですが結果は全く変わりませんでした。


次に角材を3本背面の壁に取り付けて低域の拡散を試みましたが
たったこれだけでベニヤのびびりは出なくなりました。費用は1000円もしません。ルームアコースティックはコツさえつかめば安く簡単に結果が出せます。

2021年4月18日日曜日

オフロードごっこ2104

 今日はホンダ熊本工場の中にあるHSR九州でオフロード走行の練習会に参加してきました。

朝6時集合場所を3台の車で出発し9時から練習開始というスケジュールです。

似たような走行会は20年くらい前に経験していますがオフロードコース練はまあ初心者と言っていいです。

今日貸して頂いたCRF125。とても使いやすくて初心者に優しいエンデューロマシンです。

日頃アスファルトの上しか走らないので土や泥の上を走るのは新鮮です。タイヤを滑らせながらマシンをコントロールするのは楽しいですね。
3時間の練習で4回ほどこけました。ブーツやプロテクターなどの装備がきちんとしているので怪我はないですが結構ハードな運動です。本コースでは朝一番の泥沼ゾーンが一番やっかいでそこを通るたびに体力を削られる感じでした。そして体力と集中力を削られるとこけるというパターンですね。

心地よい?疲れに笑顔がはじけてます。おつかれさまでした。

練習でお腹がすいたところで近くのコッコファームでオムライスの大盛りを頂きました。固焼き卵がおいしかったです。

あとは山鹿の平山温泉でアルカリ湯にたっぷりと浸かってくつろいで戻ってきました。


2021年4月17日土曜日

国際会議場のフェア2021

 昨年は開催されなかった福岡のフェア。今年はやや小規模ながらちゃんと開催されたので行ってきました。雨がやむのを待ってバイク屋さんに預けていたGSR750を取りに行きそのまま福岡行き。午後から参加し早めに切り上げてきました。昼食を会議場のレストランでとる予定だったのですが休んでいました。こんなこと過去に一度もなかったのにコロナのせいかな。


HAP-Z1ES(SONY) → SA-Z1

アクティブスピーカー使いとしてはSONYがなかなか強気な価格設定(約90万)のアクティブスピーカーを出したので気になっていました。これ完全にデスクトップシステムですね。小さな音で再生してましたがその真価はまったくわかりませんでした。




KLIMAX DSM/3(LINN) → KLIMAX SOLO → Z3(BORRESEN)

リンは音の好き嫌いはともかく独創的な物作りに惹かれるところ。新しいDSMはデザインを一新したし価格が528万ととんでもないですがDACチップまで自社で製造するようになったそうです。
LP12は50年の歴史があり最初期のモデルでもメンテ可能だそうです。新しいモデルはフォノイコを搭載しAD変換を行い独自の方式でデジタル出力するようになってます。本当に独創的ですね。再生音はLP12でもDSMのファイル再生と感触がよく似ています。かなり解像度至高の音ですね。





DP-UB9000(Panasonic) → AVC-A110(DENON) → 600シリーズ(B&W)  DLA-V7+V9R

映像部屋ではD&MとJVCのデモを体験してきました。スクリーンはシネスコの160インチ。シアターサウンドとしては文句のない仕上がりだと思う。JVCのデモで録画した地デジから順次4K HDRまで見せてくれましたがBS4Kと4K HDRソフトの差は大きいですね。自分の部屋で観るコンテンツがBS4Kクオリティ止まりなので4K HDRソフトが欲しいですが観たい作品がないんですよね。困ったもんだ。デモも古い作品がメインで新しいコンテンツがほぼ出てこない。



アクティブスピーカーが最近よくアピールされるようになってきましたね。このモデルも雑誌等で見かけて気になるモデルのひとつだったので騒がしい会場でのちょっと聴きですが音が聴けて良かった。スピーカーにボリュームが付いていてリモコンで可変出来るそうです。音の印象は特にない普通のスピーカーです。

2021年4月15日木曜日

セッティング変更2104

 センタースピーカーのスタンドはあり合わせの材料を組み合わせて作ったものでいつかちゃんとしてやりたいと思っていました。現状トッププレートは20mm厚のA7075プレートを使っていますがサイズが大きくてスピーカーよりはみ出しているし、上部が重いのはバランス的にもよろしくないです。スピーカー周りはなるべく障害物がない方がパフォーマンスは有利だと思っています。

フロントLRスピーカーと同じ条件にするにはスタンドのトッププレートを10mm薄い専用のものに交換し、スタンドの下に10mm厚のCFRPボードを入れる必要がある。そうすると現状と高さが変わらなくてLRスピーカーときれいに高さが揃う。

トッププレートはフロントLRと同じものを製作するとしてCFRPボードはラックの下に敷いているものを流用することにしました。

ラックの下からCFRPボードを抜いてしまうとパフォーマンスのダウンは間違いないので代わりに何かを入れたいのですがここは結構悩みました。

結論としてはTAOCの1段ラックをボードとして使うことで決着しました。TAOCのフラッグシップラックは何年か前に地元のショップで試聴してかなりパフォーマンスが高いことは経験していたのでいつか使ってみたいと思っていました。CFRPのラックを使っているので棚板等をバージョンアップして入れ換えることも考えたのですが色々な意味でハードルが高いのであきらめました。普通に手に入る物に手を出す方があらゆる意味で気が楽です。

取り寄せたTAOCの1段ラック。ボードとして使うのはなかなか迫力があります。

組み立てて機器をセットしたところ。あまり違和感はないですね。

次にセンタースピーカーのスタンドを作り替えます。

準備した材料はCFRPボードと天板、脚部のプレート2枚、アルミネジというところ。天板とネジ以外は在庫品です。自作だとこういう時融通が効いてやりやすいですね。

スタンドを組み立てたところ。脚部は元々2本だったのですが天板が小さくなったので剛性バランスと左右対照がいいかなということで4本にしました。

セット完了。
TAOCのベースは最初こそやや大味な表現でしたがピントがあってくるとCFRPボードよりも立体感やエア感がよく出ます。
センタースピーカーはLRとのつながりが良くなりましたね。音像の自然さがいい感じです。

2021年4月10日土曜日

代車のDio

 GSR750をバイク屋さんに預けてきたので代車としてDioを借りてきました。GSR750はブレーキのオーバーホールを行います。

原付バイクに乗るのはかなり久しぶりです。10年以上前にチョイノリを借りて以来かな。

チョイノリは40キロまでしかスピードが出なかったけどこれはゆっくりだけど60キロまで加速します。だけど法定速度が30キロなので車の流れに乗ってるとすぐおまわりさんにつかまってしまいそうです。

久しぶりの原付で何が一番困ったかというと右折ですね。遅いし2段階右折ルールがあるので基本左車線しか走れないので右折の時はすごく不便です。なのでなるべく裏道を走るようになるし迂回路などを頭を使って組立ながら走ることになります。

ゆるキャンのりんちゃんは原付で400km以上の行程をツーリングしてるんですよね。えらいなあ。

最初は頼りないだけの乗り物でしたが慣れると最小RでUターンしたり、ソリに乗るように慣性に任せてみたりとそれはそれで楽しみどころはあるなという感じです。

スイフトのタイヤ交換2104

 スイフトのFタイヤ2本を交換してきました。

今回もNEOVA AD08Rです。3年9ヶ月、45000km走ってます。この頃山道をあまり走らなくなったのでよく保ちます。

1ヶ月くらい前に冬タイヤからNEOVAに履き替えましたがロードゴーイングノイズがあまりに大きいので何かタイヤに異常があるのではないかと疑いました。そのくらい通常のタイヤとは感触が違います。左側がスリップサインが出る寸前という感じでしたが右はまだ1~2mmありました。時間も経っているし替え時としては頃合いです。

前回19年3月に後ろのタイヤを交換した時と比べて1本あたり3500円も安かったです。うれしい誤算でした。

ゴルゴ13 200

 ゴルゴ13の200巻が発売されていますね。


この25年くらいはゴルゴ13の単行本は買い続けています。古いものでは処分してしまったものもありますが。
正直これだけの内容の濃い作品をこの長きにわたって生み出し続けることができるさいとうたかをさんはモンスターと言っていい作家だと思います。世界に誇れる作品です。
最新刊は中国とヨーロッパの政治に関する考察が印象に残りますがこの作者の国際社会の観点がエンターテインメントとうまく融合してすごく面白いんですよね。
随所にアンチテーゼのようなメッセージがちりばめられているのも面白い。
ゴルゴ13の年齢は設定上何歳なんだろう。

2021年4月4日日曜日

4T401とBW970

 1月にBDレコーダーをDMR-4T401に更新して3ヶ月近く使ってみたので雑感をまとめてみます。

それまで使っていたDMR-BW970は2009年に購入し2010年に購入金額の1.5倍近い費用を掛けて改造していました。なので10年以上使っているとはいえ売値半額くらい(掛けた金額は1/3以下)のメーカー量産品をそのまま導入してクオリティ的に満足できるかどうかは正直不安がありました。

だけど結果から書くとクオリティ的に問題は全くありませんでした。一番不満に思ったのは出力が1個しかないので2台のモニターを使いたいと困ること。分配器を別途用意したら電源が必要になるので嫌なんですよね。

映像も音もクオリティには不満がなくてむしろ良く出来ているなと思います。プレーヤーのUB9000と比べても価格差ほどのクオリティ差を感じない。これなら使い勝手も含めてディスク再生をあまりしない私ならUB9000を購入する必要は無かったかなというのが正直なところ。

前期のTVアニメではRe:ゼロをBD-REに落としたのですが、1枚のディスクに2話はBW970でダビングしそれ以降3話は4T401で焼いたディスクがあるので両者の違いを厳密に比べてみました。再生はUB9000で行います。画の出力はプロジェクターのDLA-V5。

BW970は絵も音も帯域が狭く感じます。音はよくいえば骨格がしっかりしているのですが伸びやかさがなくてダンゴ状です。映像のSN感は比べると劣っているし若干暗く感じる。

4T401は映像はSN感は上で音声は悪くいえば軽薄なのですが奥行きや広がりがあり私の好みではこちらです。画質も音質もUB9000と近い傾向。UB9000の方がきめの細かさは上です。

10年以上使っているBW970に多くを求めるのは間違っていますがこのジャンルの時代の流れって残酷だなとつくづく思った次第。なので映像機器はメーカー量産品の良さを改めて確認できました。

BW970はインレット部に常識外れな分厚いめっきを施しているせいで電源ケーブルのインレットプラグが刺さりません。無理矢理ねじ込むとケーブル側のインレットが変形してしまって他で使うとガバガバで保持しなくなります。製作したショップにとっては「化石」として封印できるかもしれませんがユーザーにとっては痛んだケーブルも含めて苦い思い出です。

2021年4月3日土曜日

さようなら田中邦衛さん

 子供の時から画面の中でその姿を見かけると妙に安心するというかいつも気になる役者さんが2人いました。

1人は坂上二郎さんそしてもう1人は田中邦衛さんです。坂上さんは2011年に亡くなられそして田中さんが亡くなったことを今日知りました。

私よりは大分年配の方なので順番に没していくのは当たり前のことなのですが存在感の大きかった方なのでやはりすごく寂しい気持ちがします。

宮藤官九郎さんが監督した作品「福耳」はお二人が共演されている傑作です。私は大好きな作品です。