2021年4月24日土曜日

NCTのアース接続

 シアター部屋に置いているモデムとルーターに通電しているNCT(ノイズカットトランス)にアース接続してみると良い感触でしたので屋外に置いてある湯沸かし器に通電しているNCTにもアース接続を行いました。

壁にピントがあってしまって間抜けな写真ですが洗濯機のアースがいい具合に枝分かれしてぶらぶらしていたのでそこに接続しました。ガス湯沸かし器はそれ程消費電力はないはずですが100VAのトランスは40℃くらいに暖まっていました。うなりは全く聞こえませんでしたが。

それからあと一台台所にNCTを設置する予定なので台所の床下に新たにアース棒を打ち込んでアース線を用意することにしました。
穴を掘らずに打ち込んだだけなので配線までの作業は15分で終わりました。

電研精機のNCTはオーディオ&ビジュアル以外の常時通電しているノイズ源で使用していますが今のところ副作用もなくていい仕事ぶりです。
オーディオ&ビジュアルの系でなぜ使わないかというとできるだけシンプルな環境で素材のクオリティを詰めたいからです。

ケーブルや壁コンセントでパフォーマンスがあれだけ大きく違うのですから素材的に何も考慮されていない異物をラインに入れるのは避けたいところ。これは「オーディオ用途」をうたっている電源装置等についても同じです。「電源装置の音」を聴きたいのであればそれはそれで個人の趣味かなとは思います。


それからNCTとはあまり関係ないですが居間のリフォームで断熱材を壁に貼った影響でやや音がこもり気味になったので抜けをよくするためにベニヤの上に張っていた桐の板を撤去したのですが、特定の音源でベニヤが音圧でびびってしまう現象が出ました。

これの対策でベニヤ板に2カ所穴を開けてNDCカルムを仕込んだのですが結果は全く変わりませんでした。


次に角材を3本背面の壁に取り付けて低域の拡散を試みましたが
たったこれだけでベニヤのびびりは出なくなりました。費用は1000円もしません。ルームアコースティックはコツさえつかめば安く簡単に結果が出せます。

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