2022年8月13日土曜日

漆喰はまだ塗ってます

 ここのところ暇さえあれば漆喰を塗る作業を進めています。

前回はシアター部屋周りの外側の、土を塗ってる石膏ボードを壊して炭化コルクボードと入れ替え、その上に漆喰を塗ってました。

その後は寝室の壁や天井に貼ってあるビニールクロスを剥いで全面漆喰を塗ったり、居間の土壁の上にそのまま漆喰を塗ったりなどしてます。

漆喰は塗ろうと思えば大概のところに塗れるけど下地の状態によってはアクが浮き出てきて汚くなったりします。特にベニヤ板は濃い色が浮き出てきますが気になるところは漆喰の2度塗りなどで対処してます。土壁もうすい色が出てくるけど誰かに見せるわけでもないので気にしないことにしてます。

3年ほど前に施工したビニールクロスに覆われた寝室はまんまビニールハウスみたいなもので夏はものすごく不快でした(壁から熱が放射されるような感覚が)が漆喰仕上げは感触は全然違って不快さがないです。クロス貼りではタバコのにおいみたいな妙な匂いがすることもあったけど(竹炭を置いたら随分解消したけど完全には消えない)漆喰仕上げでは磯臭さが微妙に残ってるくらいで無問題です。硬化が進むにつれて完全に消えるでしょうし。本当は下地からこだわった方が良いと思いますがそこは妥協してます。

漆喰の銘柄で仕上げはそれなりに違うみたいです。最初に使った漆喰は何も表記がなかったけど仕上がりが少し樹脂っぽいし刺激臭があるので自然素材ONLYをうたっている製品に変更してます。特に塗りにくいということもないし仕上がりもこっちの方が本物っぽくて以降それをずっと使っています。

さて夏休みに入ってからはシアター部屋のドアの外側に漆喰を塗ることにしました。

マイシアターはドアは建具屋さんに作ってもらったごく標準的なプリントベニヤを使ったペナペナなドアです。シアター部屋側は塗装した角材を縫い付けたりしてゴツゴツな状態ですが、外側はそのままプリントベニヤです。音漏れもここが一番大きい箇所で漆喰を塗って少しは防音ドアになるかなと期待してます。

しかしそのまま塗ったのではドアの開け閉めなどで簡単に剥がれると思うので少し工夫してます。

まず下地として「寒冷紗 綿」を「こんにゃく糊」でドア全面に張り付ける。

市販のシーラーはどう見ても化学物質なので使用は避けたい。ネットで調べてみると同じように考える人がいて実践しているのを真似してみました。こんにゃく糊は少しのこんにゃく粉で大量に糊が作れるのでこういう用途には向いてますができあがりが分からないので作るのは結構難しかったです。ペットボトルをひたすら振り続ける必要が。。。。

ドア外周には木枠を作って漆喰を塗ります。

ドアの隣の小さな壁ももともと引き戸があったところなので壁が薄いということで同じように漆喰を塗ってます。

ただ照明スイッチの周りに糊が染みこむのを嫌って多めにマスキングテープを貼っていたのですがそのまま漆喰を塗ってしまって失敗しています。

まあ次回漆喰を塗る時についでに補修しましょう。次は涼しい季節になってから再会しますけど。。。

ドアは重くなって水分を吸っているせいもありますが立て付けが悪い。まあ防音ドアっぽくていいかも。(笑)

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