4月に大規模な火災があった小倉の旦過市場ですが昨晩再び火災があったそうです。
前回の火災で無くなってしまったエリアの南側のエリアで、前回被害を受けなかった映画館の小倉昭和館も焼けてしまったそうです。
火災の原因ははっきりしているようでこんな短期間で再発させてしまったことから個人的には残念という気持ちよりは怒りの気持ちの方が強いです。
地元の人からは顰蹙(ひんしゅく)を買うかもしれませんが個人的には旦過市場そのものにそれ程大きな魅力は感じていません。
スーパーでは手に入らない珍しい食材が売ってあるのは良いのですがすぐ隣に汚いドブ川が流れているし衛生面が気になって私はここで食材を買う気にはならない。昔ながらの市場の形をそのまま残してあるのは文化的には価値がありますがこんな密集した場所で火事が起きたらそりゃ延焼での被害は計り知れないでしょう。
だけど小倉で数多く存在した中で最後の一館として残っていた映画館がなくなってしまうのはものすごく哀しい出来事です。
もちろん商業施設などに入っているシネコンはあるので劇場に映画を観に行くことはできますが昭和館には独特の魅力があって気に入っていたのです。
1200円という低料金で2本立ての上映。
いわゆるメガヒット作品ではないけど内容を選んで上映しているのでハズレが少ない。
音響も映像も最新の技術とはほど遠いかもしれませんが映像作品への没入感は映画館独特のもので自分のシアターの調整には大変参考になっていました。
復活するとしてももうあの伝統を感じさせる古めかしいシアターは戻ってこないでしょう。
重ね重ね残念です。
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