2022年10月1日土曜日

シアター部屋の仕上げ

 今年のGWに元床の間だった部分の床を改造してフラットな床に直しましたが今回は元押し入れだった部分の床を改造しました。

前の日曜日の午後に急に思い立って作業を始めたのでその日は床を壊すところで終わっていました。

実はここの床は50年の年月が経つ間にカビが生えていて床下は調湿剤や竹炭を敷き詰め、床上は箱のような形状を作って竹炭を大量に収納していました。それから2年ほど経過してカビ臭さはなくなっています。

しかし一度カビが生えた部材が元通りのフレッシュな木材に変わるわけではないのでここの部材はまるごと新しいものに替えたいと思っていました。

それで床を壊すところから始めたのですが床のベニヤ板は層が分離していて一枚ずつ剥いでいくような感じじゃないとばらせないし、床下の構造もそれなりに複雑で土台を残すところまでばらすのはそれなりに面倒でした。


根太も腐りかけていましたが土台はきれいでほっとしました。床下は全面竹炭を敷き詰めているので今ではすっかり乾燥していてカビが生えるような気配は全くなし。

今日はここからの続きで材料をホームセンターに買いに行き組み立てていきます。
根太を多めに組んで炭シートを敷いて胴縁でセパレータを組んで竹炭を入れていきます。


竹炭を使うのは部屋環境の改善が目的です。音響的には使うところを間違うとマイナスになります。床下だと音響的には特に影響が出ないです。シアター部屋は機密度が高く空気が循環しにくいのと音の抜けを意識して意図的に天井は開口部を作ったりしてます。
後は杉板を張ったら終わり。


空気をある程度透過させたいので羽目板は使いません。床下にも断熱材を入れたりするのが当世風なので全く逆の発想です。(汗) 冬がより寒くなるかもしれません。

床板を外した状態でオーディオ再生した音はスケール感が出ていい感じです。やや艶のようなものが出ないのは電研精機のトランスを外していたせいもあるかもしれません。
床板を取り付けた状態では骨格がしっかりした音ですがスケール感は減退するようです。どちらもいいとこ取りをしたような方向を目指していきたいところ。

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