2023年1月29日日曜日

音を吸う

 シアター部屋についてですが定在波などの分かりやすい課題は見えなくなったけど音響の課題がないかというとそうでもない。

理想はオーディオを感じさせない生演奏や自然音のたたずまいだと思うのでどうやったらそれにより近づくことが出来るかというところ。

個人的には前面からリスニングポイント後ろに向かって流れていくような音響を目指したい。マルチチャンネルだろうと2chだろうとその点は変わらない。

前側はライブにして後ろ側から不要な音が跳ね返ってこないようにしたい。特に比較的低い帯域の音が滞りなく抜けるのが理想。後ろ側にたまる定在波で再生音が相殺されるのを嫌ってその対策をしてきたけど単純に反射で流れが阻害されているとみています。

過去に共鳴管の理屈で壁に造作をして音を吸い取ろうとして数を増やしてもあまり効果を上げることが出来なかったので効果の確認できなかった箇所は撤去したりしてそのままでしたが、続きを再開することにしました。

効果があった場所にさらに2重の仕掛けを作ったり構造を工夫したりして試したけどなかなかよい感じです。中に入れる吸音材は試した中ではやはりスチールウールが良さそう。ベストな条件は分からないけどベターな条件はつかみつつあります。

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