前回はルーター側にハブを設置しましたがパフォーマンスの上昇具合が素晴らしいので今回はNAS+AVプリ側に追加で設置しました。
ハブを設置する前は ルーター → NAS → AVプリ を単純にLANケーブルで接続していたのをわざわざハブを間に2台追加した形です。
NASとAVプリはLANで直結していたのですがわざわざ両方ハブに接続しています。
オーディオの伝統的な常識なら無駄な経路は御法度ですがネットワークオーディオではそれが通用しない。むしろ飛躍的に良くなります。先日ファイル再生のやり方を実験的に変えてみたけどたぶんプレーヤーをどうこうするよりネットワーク環境を整えてやった方が圧倒的によいパフォーマンスにつながると思う。費用も大してかからないし。
今回もハブ電源が追加になるのでオーディオとは別系統の壁コンセントに接続することにしています。(あくまでネットワークはインフラであってオーディオ扱いはしない)
壁コンセントは汎用のPanasonic製2pinのものでしたが折角なので余り物のオーディオグレード品に交換しました。
壁コンセントはEauRougeでベースはFurutec、プレートはJodelicaとてんでバラバラな組合せ。(笑)ハブの設置はラックが余っているわけはなくて機器に重ね置きするのも嫌なので床置きにします。ただし杉の角材を買ってきてカットし並べてその上に置きます。
オーディオ的な洗練さとは違うけどいい余韻がでる。自分でカットすれば1000円程度の費用です。
今回ハブと電源、それらをつなぐ特製DCケーブル(前回分も併せて2本)は以前と同じ新潟のショップにオーダーしています。ハブも電源も同じものが手に入らなかったので若干小ぶりな品物。いずれもショップのチューンが施されています。AOCケーブルはショップが推奨するものを別ショップから手配しています。この手のケーブルは相性問題があるのでこうやってショップから間違いのないものを紹介して頂けると安心できます。というか自力で選ぶ気にもならないかな。そこまできちんと紹介されているので今回実現した案件とも言えます。
ハブと電源が価格が抑えられたのでDCケーブルやAOCケーブルを合わせても前回導入したハブと電源の価格と同程度でした。性能を犠牲にせずに客にお金をあまり使わせない姿勢はこの業界では希有な存在だと思う。
AOCケーブルは光ケーブルです。個人的に光ケーブルはHDMIでスープラの製品を使っていますがメタルケーブルと比べて特に音に違いを感じられず取り回しの良さ以外はそれほど良いものだとは思っていません。
SFP+で接続するには最適なので今回初めての採用となりました。折り曲げたり強い負荷を与えるのはNGですが軽くて取り回ししやすいケーブルです。
音のパフォーマンスはまだ立ち上がり途中ですが期待通りな感触です。ハイエンドなシステムでないと出せないようなゴーストのような微妙な背景が描ける感じ。
ショップで推奨されているハブの「VLAN」設定にするとAVプリでNAS(fidata)を認識することが出来ませんでした。ネットにはつながるので不思議。「default」設定では問題なく使えます。
パフォーマンスが安定したらVLAN設定でNASとAVプリを直結した音とどちらが良いか検証してみます。
それから後日ハブ電源用のACケーブルを作ったり、今回増やしたLANケーブルをほぐしたりとパフォーマンスUPのお楽しみは続きます。(笑)
2025/8/3追記
電源ケーブルを変えたりLANケーブルを改造したりとパフォーマンスを確立していくと方向性が定まってきました。
結局「VLAN」設定でAVプリとNASは直結で行きます。音像の作り方が一番わかりやすい。
関係ないはずなのに映像関係のパフォーマンスも上がって気分はいいです。(笑)
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