2007年3月25日日曜日

アクセサリーの使いこなし

ある程度グレードの高いオーディオ機器は使いこなすのに忍耐と努力が必要になる。
しかし、60tタイプのCFRPやバランスケーブルのDolphin Analogなどを使っていると、オーディオアクセサリーもグレードが高くなってくると使いこなすのに機器と同じように忍耐と努力が必要になることを実感しています。

ドルフィンから品物を取り寄せるようになった初期のころは単純に音の激変ぶりにただ感動する連続だったのが、ここ最近は品物を導入した直後はほとんど変化を感じることができなかったり、パフォーマンスを引き出すのにかなり時間を要するようになってきたことからそう感じています。

ただ、パフォーマンスを引き出した時の改善効果は素晴らしく他に代えがたいものだと思います。

そういうわけでDolphin Analogの音もポテンシャルが高いことは分かるのだが、なかなか安定させることができない。
写真で言えば広角なのにピントが合っていない感じで、音楽を聴いていてももどかしさを感じて楽しむことができない。
ただエージングが終わるのを待つだけでは納得できず、細かなセッティングなどを詰めたりして「良く鳴らす」努力をしています。

それでもようやく再生を始めて1時間くらいで立ち上がるようになってきました。
立ち上がった時の音は濃淡、緩急自由自在という感じで、およそ音楽から感じることができる愉悦を味わいつくすことができるという感じ。

ドルフィンのN岡さんによればこのケーブルは30分で立ち上がるはずのものということなので、完全にエージングが終わるまでもうしばらくというところかな。

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調整項目:

・パワーアンプの壁コンセントで使用していたER-CBXを取り外して、DVDプレーヤ用のコンセントに取り付けた。
(音像がややぼわぼわして実体感が薄いため実施)

・CP-65のボリュームとミュートの配線を外した。
(手動のボリュームは不調の為使用できない。チャンネルセパレーションUP。)

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