2007年3月4日日曜日

ΩSACD2ドルフィンバージョンの音


ΩSACD2ドルフィンバージョンの音はなかなか安定してくれない。
続けて再生し続ければ徐々に立ち上がってくるようですが、通電しているだけではすぐに落ちていくようです。

悪い時は音の焦点が定まらない。
エネルギッシュだけれどもどこか遠くで鳴っているような感じで、定位もおかしい。
聴いていると眠くなってくる。

良い時は音が濃く、精緻でリアリズムを突き詰めたような感じになってくる。

デジタル信号の周波数が44.1、88.2、96、192kHzで切り替えができますが、私は192kHzが良いと思う。
44.1と88.2は聴感上有意差はないと思う。
96から広がりが出てくる反面、音の芯が薄くなってくる傾向があるが良く鳴っている時は音の芯もきちんと確保される。
それで広がりがもっとも良く出る192kHzを選んでいます。

ドルフィンのN岡さんから最終型のΩSACD2は出力電圧が初期型に比べると高くなっているので、プリアンプのゲインを-6dbくらいまでの範囲で落としてみるようにアドバイスをもらっているので試してみたが、0dbの位置が私は一番好みでした。

ゲインを下げると、音が薄くなって楽器や人の声が何か別の違うものになってしまうように感じます。
ただ、-2dbくらいだと音の輪郭強調が適度にほぐれて演奏の一体感のようなものが良く出るように感じます。
私には音色が薄くなるデメリットがだめなのでNGですが。

プレイヤーが到着して12日目。音が「自分のもの」になるにはまだまだこれからでしょう。

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