2008年12月15日月曜日

Dolphin PS MEGANE

久々に電源ケーブルを導入しました。
機器側がメガネ型プラグになっているケーブルで接続するのはHDレコーダーです。

メガネが型のプラグで高級なものは見つけられなくてプロジェクターもそうなのですが電源ケーブルをグレードアップしたくてもなかなかできずにいました。
今までは付属のケーブルを切断してACプラグのみをマリンコのものに替えて使っていました。

導入したケーブルはドルフィンのオリジナル品で Dolphin PS MEGANE 1.2mです。
メガネ型プラグで太っといケーブルだったら困るなあとか思ってましたが線の径は13.5というところで特に固くもなく使いやすいケーブルです。

オールージュのIECプラグは恐ろしく把持力が強いですがこのメガネ型プラグは特に強い感じはないですね。
平日は録画したものを鑑賞する暇もあまりないので時間をかけてパフォーマンスを味わってみようと思います。




2008.12.20
デジタル放送が始まりそれを気軽に録画して楽しめる機器が普及したことで家庭で楽しめる映像の世界は一気に飛躍したと思います。
しかしHD放送のくっきりしゃっきりした映像は出会った最初のころにはそのインパクトにノックアウトされてしまい、DVDにも見切りをつけてしまいましたが慣れてしまうと現実とは違う独特な映像世界であることが気になりだして現在ではもう一つ楽しめなくなっていました。

例えば人間をスクリーンに映し出しても毛穴が見えてしまいそうな微細感は表現できてもどこかCGの作り物っぽい感じで、色もにじみはない反面深みがなく薄っぺらく感じてしまう。
まるでデジタルスコープでのぞきながら映像作品を見ているような感じで面白くないのです。


Dolphin PS MEGANEはその辺の不満がかなり解消されるケーブルです。
映像は一言で言うと「現実的な絵」に変わります。
色の深みが増し現実世界の色合いに近い魅力的な色に感じます。「フィルムライク」と言ってもいいと思うのですがHD画質のコントラストの良さを伴って諧調表現の能力が増したように感じます。

副作用ですがプロジェクターの色むらが以前よりもはっきりと分かるようになってしまいました。


音声に関してはEau Rougeのラックを導入してから録画した放送をHDDレコーダーで鑑賞するのと、CDをCDプレーヤーで鑑賞する時の音質差にかなりの開きを感じるようになっていました。
放送の音は薄く、情報もぶつ切り状態に聞こえるのに対しCDの音は豊潤で空気感の再現がよくできますし、低域もしっかりとでます。

音の方も映像の印象と似ているのですが映画のセリフの表現は人の声としてのリアリティが増し、環境音や音楽なども厚みが十分で空間に染み渡るような自然な響きを感じます。

PanasonicのHDDレコーダーはモノとしての価値には十分に満足できるクオリティーを持ってますが、オーディオの高級機が再生するような「深み」を感じることはできません(当たり前ですが)。

ハイテク度では普及機で価格の安いHDDレコーダーの方がはるかに上ですが、ローテクの部分でオーディオの高級機は贅沢を尽くしている?と言えるでしょうか。
HDDレコーダーにローテクの部分でも注力してやればそれは当然に「ハイエンド機」的な風格のあるパフォーマンスを得られると言えるのではないでしょうか。

そういう意味では電源ケーブルやラックは機種が変わってもずっと使い続けることができますしお得な買い物だと思います。

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