2011年11月26日土曜日

MotoGPを振り返って2011


11月でMotoGPが全戦終了しました。
125ccクラスは来期から4st 250ccのマシンにレギュレーションが変わりMoto3となり、MotoGPは800ccから1000ccのマシンに再び戻るそうです。

今期のMotoGPクラスはケーシー・ストーナーが後2戦を残して母国オーストラリアでチャンピオンになりました。
ホンダに移籍した初年度でのチャンピオン獲得はドカティでMotoGPに参戦した初年度と同じで強さを見せつけるレース内容でしたが、ドカティ時代は次の年から調子を落としただけに来期の活躍が期待されるところです。
ホンダは今年3台ワークス体制で去年までヤマハにやられていた鬱憤を晴らすかのようなパフォーマンスを見せていました。

スズキは今年からバウティスタ1台体制となり寂しい年でした。
後半はMotoGPの出走台数が16台の時がありマシンの数が少なすぎるのも寂しいところです。
来期は新しいチームが参戦してくるという話もあるので楽しみですな。

Moto2クラスはステファン・ブラドルがチャンピオンを獲得しました。
最後まで早さで勝るマルク・マルケスとポイント争いを続けて欲しかったのですがマルケスが自滅する形で最期の2戦を欠場しチャンピオンが確定しました。
二人ともライディングスタイルが美しくフェアなレース展開に好感が持てます。
マルケスは来期もMoto2で走るそうです。

125ccクラスはニコラス・テロルがチャンピオンになりました。
テロルはライダーズポテンシャルがどうというよりマシンの速さが際立っている印象でした。
特にルーキーのフィナレスに後ろに付かれるのを嫌がってわざと前に出してそのままちぎられてしまうようなシーンは情けなかったですね。
ザルコはマシンは明らかに遅いのにチャンピオン争いにからんだ走りは見事なのですが、勝てるレースをつまらない行為でフイにしてしまった愚行が情けなく、125ccクラスが全体的にレベルが低いという印象を持たれる年となったような気がします。


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