奥浩哉さんの漫画作品GANTZ 1巻から36巻までを読みました。
実写映画を観た時に興味が出てコミックの方も読んでみたいと思っていたのでこのゴールデンウィークを利用して一気読みという感じです。
読みやすい作品なのでそんなに時間をかけずに読めてしまいます。
改めて映画の方と比べてみると2作品ある映画の前半はよく映像化できたなと感心する部分もあるのですがほぼオリジナルストーリーの後半はやはり駄目ですね。
コミックの作画がハリウッド映画調のリアルなSF作品でゲーム的な設定とマッチして作品世界に引き込まれるようなところは映画作品の前半と同じように楽しめます。
最新刊の36巻ではGANTZの秘密がほぼ明らかになるのでこの作品を読むタイミングとしては良いタイミングで読めたなと思います。
コミックを読んで思ったのはやはり人間の命をずいぶん軽いものとして描いているのとキャラクターの数は多いのに大まかにいけてる人とそうでない人の2種類に分類されるような人間的な厚みがあまりないところが気になりました。
それでもSF作品としては上質な作品で話が進むにつれて世界観がどんどん深くなっていくのは見事です。
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