2014年9月6日土曜日

スフォルツアート他視聴

今日はMAXオーディオさんのところで3社合同の視聴会がありましたので行ってきました。

3社はスフォルツアート、SPEC、アコースティックリヴァイブ。

視聴したシステムは

再生系が DSP-03(SFORZATO)、K-03(ESOTERIC)、AP-5(SPEC)+REQ-77S

それ以降が RSA-F11(SPEC) → ARGON7L(AMPHION)




アナログプレーヤーはまだ発表されていない製品で、アンフィオンのスピーカーはスペックが輸入する予定にしているそうです。

個人的にはスフォルツアートの音は聴いたことがなかったのでこのブランドには興味があったのですが他は過去に聴いたこともあり正直期待していませんでした。

進行はスペックの社長さんがメインで進められたのですが氏の話は細部に誤りが多く、脈絡がなくわかりやすいようで非常にわかりにくい内容で個人的にはストレスがたまりました。

自信たっぷりに比較視聴していた逆起電力をカバーするというスピーカーに接続するアクセサリーは使わないほうが私には音がよく感じられました。
使うと中低域の音色がくっきりとしますが弱音成分がカットされ帯域が狭くなったように感じます。

スフォルツアートの試聴では同じ曲で PCM192kHzとDSD2.8MHz、DSD5.6MHzの聴き比べがありどの音が自分の好みかお客さんに挙手してもらってました。
2曲でやったのですが私はいずれも最も手を上げた数が少ないグループで自分の好みがマイノリティであることを自覚しました。(笑)

周波数があがるにつれて音がほぐれ広がりが出てくるように感じるのですがやや高域方向にシフトしうすく陰影感が乏しくなるように感じます。
曲によってベストと思う設定が違ったのですが自分的には最もバランスがいいと感じる設定を選びました。

今回のシステムの音の印象はアンフィオンのスピーカーのパフォーマンスがすばらしいのですが、このスピーカーの魅力をちゃんと引き出せているかという点でスペックのアンプは相性が悪いように感じます。

アンフィオンは甘く伸びやかに気持ちよく音像をまとめてくる印象ですがスペックのアンプで伸びやかさが抑えられ躍動感も抑えられる印象を受けました。
ただし同社のアナログプレーヤーを使って再生する音は逆に狙った帯域を濃く描くのがぴたりとはまってすばらしい再生でした。

DSP-03とK-03の間には有意差を感じませんでした。
感触は似ているのですがDSP-03の方がややクラウド的な表現になります。

アコースティックリヴァイブは今回のデモで何を使ってどうパフォーマンスに影響しているのかケーブル以外では何も説明がなく効果のほどはわかりませんでした。




0 件のコメント:

コメントを投稿