2017年11月18日土曜日

スクリーンのリニューアル

現在使っているスクリーンはOSのピュアマットⅡ16:9のスプリングローラタイプ70インチで2006年導入です。


その前に使っていたOSの4:3マットスクリーンと比べるとモアレなども発生せずクオリティ的には満足していたのですが部屋が大きくなって視聴距離も遠くなった(3.5m)ことからサイズ的にすごく物足りなくて寂しいと思っていました。

それでスクリーンをリニューアルしたくて注文していたのがエリートスクリーンの「セイカータブテンション 135インチ(16:9) 12インチ延長 アコースティックプロUHD素材」という長い品名の製品になります。特徴を表す言葉を羅列するとこうなってしまうので長いのはしょうがないですね。要約すると16:9の135インチサウンドスクリーンになります。
納期通り2ヶ月で今日到着しました。

運送屋さんにはカーポートに荷を置いてもらい家の外で開梱し部屋に運び込みました。今までこんな長い品物を購入したことはないですね。部屋を作るときに何度もシュミレートしているのですんなりと運び込めました。


長さは3m60cmあります。重さは公称23kg。


一人で取り付けるのは危険なので安全に作業できる方法を考えました。チェーンをあらかじめぶら下げておいてそれに片方ずつ交互に掛け替えていくやり方で少しずつ上に持ち上げていきます。


無事取付完了。フックで吊り下げる形にしました。レベルも簡単に出せます。ただスクリーン本体側の固定が付属のM5のアイボルト1本ずつなのでやや頼りないです。


スクリーンを降ろすとこんな感じ。サイドテンションがあるので投影面に対して本体のサイズが大きいです。


プロジェクターの出力画の位置を合わせて試写開始。椅子はスケール感がでるかなと置いてみました。



昇降のリモコンは2種類付いてます。赤外線式の方は感度がいまいちだったのでラジオ周波の方を使います。こっちは問題なし。


あまり情報がないブランドだったので多少不安だったのですが品物の質感は大変良いです。スクリーンの生地に顔を近づけても開口は分かりません。裏から光がぼんやり通るのでサウンドスクリーンであることが分かります。

70インチから135インチと面積で4倍近いサイズになったので映像の迫力は格別です。スクリーンの大きさは正義だなとつくづく思う。大きくなっても消費電力は同じですし。
画質も問題ないですがサイズが大きいのと光が裏側に漏れるせいもあると思いますが映像が暗くなります。もともとマイナスに振っていたプロジェクターのコントラストを思いっきりプラスに振る必要がありました。

フロントスピーカーからの音は最初ややぼんやりした感じです。もともとセリフなどはきちんとセンター定位するようなセッティングだったので映像と音の親和性という観点からは特に新鮮味はありませんでした。サウンドスクリーンにエージングがあるのかよく分かりませんが使っているうちに音の通りがなじんでくるような感触があります。

2017.11.25追記
スクリーンの音の通りは問題なしです。ほとんど劣化を感じません。素晴らしい。

2017.12.3追記
スクリーンを降ろす際の自動停止位置を調整したいのですがその方法が製品の取説にもWEBにも載っていないのでエリートスクリーンジャパンに問い合わせました。
方法は簡単で
モーター側に付いているカバーの穴から5/32インチの六角レンチを差し込んでネジを時計回りに回せば下限停止位置を上げることが出来ます。1回転で1インチ(25.4mm)というところ。
インチサイズのレンチはインチねじのアンプ類の筐体をいじるのに使っていたので手持ちがあります。私は11回転ほど回して丁度良いところに調整できました。回した回転数は憶えて置いた方が良いですね。

作業は簡単ですが調整を間違って機械的な限界を超える場所に調整してしまうとスクリーンを壊してしまう恐れがあるみたいでメーカー側はユーザーが触るのを推奨してないみたいです。なので出荷状態から下限を上げるのはOKだけど下げるのはNGです。間違った調整で壊れたらメーカー保証外になるかもと記載があります。

もう一つ対でネジが付いていますがこちらはたぶん上限位置の調整でしょう。こちらをいじる必要はありませんが上限を間違えて巻きすぎると確実に壊してしまいそうです。

スプリングローラータイプのスクリーンを使っていたときは停止位置が都度狂うのでプロジェクターのレンズシフトでしょっちゅう調整する必要がありましたが、さすがに電動スクリーンはピタッと毎回同じ位置で止まってくれるので便利この上ないです。

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