天井に桐の板を張る作業を進めていますが音を聴いていると高域がきれいで細かいニュアンスも出て良いのですがバランスが完全に高域によってしまいました。
この部屋を作った当初は高域のきれいな響きが欲しいと思って音を反射させる施工を進めてきたのですがどうも低域のこもりがあるようです。特に2階の廊下に杉板を張ってさらに今回下から桐の板を張ったことで抜けが予想以上に悪くなってしまったようです。
部屋の中で響きを観測してみると特にもともと漆喰仕上げの石膏ボード壁があったところで低音だまりが出来ています。石膏ボードの上に杉板を張っているのですが天井から抜けていた低音がここでまたたまっているみたいです。
以前収納や床の間の天面に合板のフローリング材を張ったことがありましたがこれを撤去しました。
重くて固い合板は低音がほぼ抜けないですね。これを外すだけで随分開放的な音に変わりました。外したあとはペナペナなベニヤ板があるだけです。
あとは元々天袋だったところに天井裏にあがる為にベニヤ板をかぶせてあるだけの開口部があるのですが、そのベニヤ板をNDCカルムとあり合わせの材料を使って自作したボードと取り替えることにしました。
さらに抜けが良くなりそうです。
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