2020年1月12日日曜日

峠のこと

11月にGSRのRタイヤやチェーンを交換してからあまり乗れていなかったので昨日近くの峠を往復してタイヤの皮むきなどやって来ました。往復40kmくらいの行程です。

2,3日前台風みたいな強い風が吹いていたせいか落ち葉が結構たまっている箇所があったりして少しリスキーな感じの路面状況でしたが車が少なくて割といい感じのペースで走れました。もう年齢も50代ですしぎりぎりまで攻めたりはもちろんしませんけどね。

この峠は初めて走ったのは28年前CD90に乗ってた時です。通勤で毎日のように往復するのでバイクで通るにはいいコースです。中型以上で初めて乗ったGOOSE250ではうれしくて真冬でもこのコースを走ってましたが川の上の橋がアイスバーンになっててすっころんだこともありました。(笑)

このコースで今までバイクの人と競(せ)った走りをする機会はほとんどないのですが4輪相手では何度かありましたね。私は4輪にはあまり詳しくないので一目見ても車種が分からないことが多いのですがつるしで乗っているものでとくに印象に残るマシンは無かったですがエンジンや足回りをコテコテにチューンしているマシンはやっぱ速いですね。

それでもこのコースは基本低速コーナーが続くコースなので過去の経験ではGT-Rなどのハイパワー車はタイヤが空転して持て余している感じでした。
過去もっとも速かったマシンは意外かもしれませんが日産のマーチです。このマシン初めて出会ったのは15年くらい前ドマーニで会社から帰宅途中で、日が暮れたこのコースをやけにゆっくりと走っている180がいたのですが脇道が全くなくなる登りになると私が挑んでいると勘違いしたのか右ウインカーを出しながらダッシュをかけました。
私は追う気にもならないくらいのすごい加速で3秒くらいで視界から消えました。(笑)

マーチに出会ったのは10年くらい前の同じような時間帯にSV650で走っている時でやはり同じようなシチュエーションでダッシュをかけてきたから同一人物だとピント来ました。
さてSV650ではこのコースそれなりに自信がありました。過去にリッターSSと競ってもコーナー立ち上がりではワープみたいな加速で離されても突っ込みで追いつけていたので。(まあ乗り手次第なのですが。。。)
さてマーチだと加速自体はそれほど大したことがないと計算できるのですが排気からオイルが燃えているような匂いがするくらいエンジンをカツカツに回しきってコーナーリングしていきます。それもラインを一切乱さずにむしろ余裕を感じるようなドライビングです。

夜間の2輪走行ではこのコースはハイビームにしないとコーナーの先が全く見えないのですが前車がいるのでロービームのまま。離されるわけにも行かずマーチに引っ張ってもらうような間隔で追いますが登り7割くらいの行程で一部砂が浮いている箇所があるのですがそこでスロットルをほんの少し戻したらそのまま間が離れていき残りの3割では追いつくことが出来ませんでした。ハイビームに切り替えているのにね。登りが終わったらマーチ氏は反対側の空きスペースに入ってUターンします。

GSRになってからはMT-09と競った事がありましたが加速では負けそうでしたがコーナーリングで何とか逃げれたかな?という感じでした。
何ヶ月か前にやはりGSRで会社からの帰宅途中で3台の車が連なっているのに追いつきました。
一番前は大きなエンジンのセダンで遅いです。2番目はビートでセダンをベタ付けであおっています。3番目はS2000で前が詰まっているのでのろのろ50mくらい間を開けてます。

S2000は丁寧にかわしてビートと30mくらい離れて走ります。S2000はスピードを落としていき視界から消えました。ビートは終始前のセダンをべたあおりでしたが途中からあきらめたのか30キロくらいまで落としてのろのろ運転を始めました。前のセダンは見えなくなったのですが後ろに私がいるのも構わずそのペースなので私は右ウインカーを出して丁寧にビートをかわしました。
まあ予想通り私の後ろを付いてきます。軽自動車はこのコース速いんですよね。パワーがない分トータルでは大したことないけど低速コーナーの切り返し区間などはチューンド軽はかなり速いです。
まあしかし私の試走ポイントの一つ直角クランクでは大きなスキール音とともに派手にスピンさせたみたいでそこから先は私の後方視界に入って来ることは無かったです。

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