2020年2月9日日曜日

床下調湿材

15年くらい前からですが年2回春の終わり頃と夏の終わりから秋にかけて体調が悪くなるようになりました。
あまり気にしていなくて季節の変わり目なので体調を崩しやすいのかなとか思っていたのですがこの5年間くらいは無視できないくらいに症状がひどくなってきました。
例えば咳が一晩中止まらなくて眠ることも出来ないとか。。。

さすがに自力で回復させるのが困難なので内科を訪ねてみたのですが薬を処方してもらっても効いている感じはしませんでした。何週間か経てばなんとか回復する感じです。

昨年は春に鼻炎がひどくて熱も出ているので今度は耳鼻咽喉科を訪ねてみました。ちょうど耳掃除をお願いしてから数週間後でした。
診断はアレルギーということでアレルギーを抑える薬を処方してもらったらこれは効きました。効くといってもアレルギー症状はなかなか回復しないのですが。
なんのアレルギーなのかまでは調べていないのですが呼吸器系の不調がメインなので空気中の何かの物質であることは間違いないです。
花粉症の症状とも違うのでこれはハウスダストが原因ではないかと思っています。
なぜ季節限定で症状がでるのかは分からないですが。

そして気になるのは自宅の床下のカビ臭さ。
昨年の秋にもアレルギー症状と思われる鼻炎になって病院には行かなかったのですがなかなか直らなくてこまりました。鼻水が耳管まで詰まらせるみたいで耳まで不調になったくらいです。
そういうことでシアター部屋の湿度と床下のカビを対策するために昨年の秋には床下に換気扇を取り付けました。

いつもすごしているシアター部屋は除湿機や空気清浄機を稼働させていれば空気は澄んでいますがこれは対症療法にすぎないでしょう。
アレルギーの原因となる物質は元から絶たないと意味が無いと思います。
換気扇の効果はそれなりにあるようで隣の居間では部屋の匂いがこもることが無くなりました。ただシアター部屋の湿度にはあまり関係ないような気がします。

床下を点検してみるとカビが生えているのはごく一部でちょうどシアター部屋にあった押し入れの下だけです。すぐ隣の床の間の下はなんともないし、台所の下なんかも全くきれいです。
押し入れの下と床の間の下はコンクリートではなくてここだけ土になっています。
シアター部屋を作った時ここだけコンクリートを打設していませんでした。もともとシアター部屋を作る前のこの部屋も年中じめっとしている部屋で床下の状態は良くはなかったでしょう。防湿処理してあるコンクリート部分は乾燥していますがその上の木材の部分は押し入れに近くなるにつれて湿ったような形跡があります。木は一度湿気を含むとなかなか勝手には乾燥してくれないみたいですね。

ということで換気扇に加えてさらに土の部分に調湿剤を敷くことにしました。
用意したのは防湿シートとLOHAS materialの  床下調湿材 EM床下ドライ 20kg を3袋です。日本郵便が配達に来ましたが若いお姉さんがひとりで玄関まで運び込んでくれました。


調湿剤は調べて見ると世の中たくさん出回っています。これを選んだポイントは金額と予想効果のバランスです。まあ安くて効果が高そうだと踏んだからです。オーソドックスな炭なんかは試してみれば分かりますがメンテナンスが必要だったり効果は大したことなかったりします。吸った水分は基本飽和してしまうものなので換気扇との併用は必要だと思います。実際効果があるのかどうかは時間をかけて検証してみます。

今日1.5時間くらいかけて目的の場所に防湿シートを張り調湿剤を敷き詰めました。
春が過ぎてもアレルギー症状が出なければ目標が達成できたと言うことです。
家は築50年に近いので予算があれば本当は立て替えてもいいくらいですがまあ住みよい環境になるようにメンテナンスしていこうと思います。
シアター部屋としても最も大事なのはそこに居るだけで気分が良い空間だと思います。

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