2024年3月30日土曜日

春の衣替え

 シアター部屋の暖房器具はメインはコタツです。

12月にそれまで置いていた座椅子と入れ替えにコタツをセットしてましたがそろそろまたコタツを片付けて座椅子を持ってきます。エアコンのブレーカーも落とします。

今までコタツに替えても音響的にはそれほど変わらないと思っていたのですが、今日座椅子に替えてみると以前よりは違いが大きいと感じました。

音がはっきりしていて低音がこちらに飛んでくる感じ。

コタツの時に比べると耳の位置は高くなりますがそれでも5chスピーカーのツイーターよりは低い位置になります。耳の高さで若干低域の量感が変わる(上げた方が強力になる)のですがそれ以外は大きな違いを感じない。

椅子の形状でサラウンドスピーカーのパフォーマンスを邪魔するのはNGだけど私が使っている車用のシートは特に影響を感じない。シートが邪魔をして緊急車両のサイレンが聞こえませんでしたとかクレームがついたら問題なので車載シートのメーカーがその点を考慮しないとは思えない。

今の状態でタブレットを使ってリスニングポイントで周波数特性を測定してみた。

コタツの時に測ったのよりは起伏が少ないよう。

まあこの手の測定は機材の信頼性、測定ポイントの有意性など明らかにしないとほとんど意味がないのですが自分の聴感で変化を感じたときに波形がどんなだろうという遊びのような気持ちで測定してみるのは面白いと思う。

もちろん波形を見ただけで音が分かるわけではないしこんないい加減な測定でフラットになったらベストとも思っていません。

それからショップなどでシステムの視聴をした時になんの音を聴いているのか分からないレポートをよく見かけます。きちんとつながっている機材やその他の条件を多く記されている方のレポートはこの人は分かっている人だなと思います。その人のレポートの仕方でその人が日頃システムや環境にどのくらい気を配っているか分かるように思います。

「空気録音」なども同じでどういう条件でどういう目的で録音したのか分からないものはほぼ意味がないサンプルだと思っています。自己完結でやられているなら問題ないですが他者が評価できるものではないですね。個人的にはニアフィールドリスニングでは多少意味がありますが部屋をどう鳴らすかを見る(聴く)には全く不向きだと思います。まあこれも日頃その人がどういう意識でオーディオに取り組まれているかが分かるような気がする事例ですね。

2024年3月24日日曜日

調整あれこれ2403

 特に新しいことをやったわけではないですが記録として記しておきます。

・放電シールの活用

KaNaDeのシールですがSATAケーブルにも活用してます。音楽再生用のBDドライブケースとfidataのNASに使用。CFRPラック棚板の裏側なんかにも貼り付けてます。


・QAAのアイテムを追加
スクリーンの上に載せています。ここはフロントスピーカーとハイトスピーカーの軸線上で今まで使った同社の製品では一番効果が大きかったです。音の攪拌効果。来月さらに追加予定。



・竹の使い方を変更
直接音が当たる場所は変化が大きすぎてデメリットも感じるのでコーナー部に吊してみた。目的は左右の微妙なバランスを取るため。効果は小さなものだけどなかなか良い。

自分のシステムで音楽再生の苦手なソフトがあるのですが
アコースティックギター奏者村治佳織さんのアルバム。特に好きなジャンルでもないので苦手なら鳴らさなければよいのですが、過去にフェア会場でエステロンのスピーカーで大変素晴らしい再生をされていたのに魅了されて自分のシステムでもチェック的に鳴らしています。

このソフトを鳴らすには線が細くなるのはNGで余韻にたっぷり包まれるくらいでないと駄目です。結局直接音をあてる部分の竹を撤去しました。この方がボリューム感とスケール感はよく出ます。エステロンのスピーカーほど甘美な再生は出来ませんがまあ問題ないレベルではあります。


・共振部の対策
久しぶりに低周波のスイープ音(50Hz)を鳴らしてチェックしてみると以前は大丈夫だったところが盛大にびびっているのを発見。対策しました。調整がすすむと条件が変わってこういうこともおきるようです。
以前は天井付近に定在波がたまってましたが共鳴管吸音でそれは解消されています。部屋全体チェックしてみたけど対策が必要になるような定在波は見つからなかった。

2024年3月17日日曜日

足るを知る?

 今日は予定されていたバイクツーリングがあいにくの雨模様でキャンセルされたので一日暇な時間ができました。

なので少しオーディオ&ビジュアル的なことを記してみます。

この近年はハードウエア的には完成していて新しいものを導入したいと思うことがなくなっています。使用11年目のAVプリを更新してAuro-3Dに移行したいと思っていましたが各種調整を進めるうちに現状の5.1chベースでも十分なパフォーマンスを得られるようになっているのでAuro-3Dに対して強い需要はなくなっています。

なので特に欲しいモデルが出現したり壊れたりしない限りはAVプリの更新はありません。新しいモデルとしてはONKYOに期待していますがもし出なくて壊れてしまった時はトリノフかなと思っています。

ONKYOは基本アンバランス回路のようなのでXLRはおまけのような扱いかもしれませんが現状のHP5509でもXLRで何ら問題がないのでいけるかなと想像しています。

トリノフは高価ですがストームと比較してDLNA接続で音楽ファイル再生ができることと音場補正機能がネットを使わなくても自己完結機能として備わっているところが魅力です。サーバー接続しないと使えないような機能は信用できないしくるくるモデルチェンジするメーカーにしても商社に対しても信頼性が乏しい。ただ海外製品はAACなんかに対応してるのかな?このクラスの製品にそれを求める人は居ないか(汗)。

マランツは過去2ch製品も含めて音に魅力を感じたことがないのと無駄の多い筐体デザインがどうしても好きになれません。

それから音場補正機能がどのくらい自分の環境で有用なのか未知数。過去にデモで体験した中では2ch限定ですがトリノフもリンもそれ程魅力は感じなかったのと自分のルームアコースティックがそれなりに整っている自信があるので。

音楽再生はこのごろ映像再生と比べると少し満足度が低いです。映像ソフト再生は録画再生も含めて満足度がかなり高いのですがそれに比べると音楽再生は機器のグレードからするともう少し頑張って欲しい気もします。

fidataのNASも使用8年目になるし最新モデルは良さげで導入した後も現行モデルはストレージとして継続して使えるようですが投資効果を考えると別にそこまでの熱量はないかなという感じです。

この何年か休みの日は工事をしたり工作したりしていることが多く、それをやっていないと何か物足りないと感じるようになっています。目的と手段が入れ替わりつつある傾向でまあお金はたいして使わないし悪いことではないと思います。

そういう環境でないと出来ないことも多いですが自分で調整をすすめて行けばオーディオのパフォーマンスアップにどういう要素が効果が大きいかだんだん分かってきます。不動産に関してはおいそれと変更がきかないのでどうしても手を出せる範囲は限定的になってきますが視点が変わるとこの趣味の楽しみ方も変わってきます。

お金を出して他人が作ったアイテムを手に入れる方法はもっとも手っ取り早いですが、それが自分の役に立つものなのか価格に見合った価値があるのかというところ。そういうものを探すのも趣味としては楽しいですが自分でパフォーマンスをある程度コントロールできるようになると無駄がなくて楽しいです。

業界の最先端で出しているパフォーマンスは強力で指針に出来るところもあるのですがポケットマネーで遊べる範囲が狭い身分なら効率のよい投資で最大限パフォーマンスを上げてやるのもこの趣味の醍醐味かもしれません。

2024年3月16日土曜日

今期のTVアニメ2403

 今期楽しかった作品を記しておきます。今期は異世界ファンタジーが豊作でした(新作は全部そうですね)。


・葬送のフリーレン BS日テレ

・薬屋のひとりごと BS日テレ

・異修羅 BS日テレ

・即死チートが最強すぎて BS11

・最弱テイマーは BS朝日

・月が導く異世界道中2 BS日テレ

・望まぬ不死の冒険者 BS日テレ

・シャングリラ・フロンティア BS日テレ

・悪役令嬢レベル99 BS11




・異修羅

戦士多数によるバトルロイヤルファンタジー。なぜ戦っているのか状況がもうひとつ分かりにくいですがこの手の作品はストリーではなくてキャラクター重視なのでOK。まだ最後まで観ていませんが最後まで残るのは誰なんでしょう。



・即死チートが最強すぎて
生き物に限らず無機物や現象まで即死させることができるとんでもなチート能力。だけど大味な作品ではなくてとっても緻密な構成になってます。たとえば敵が「作為の無作為」で殺意無しでアタックしてみたり、同じような即死スキルを持っている人の使い方などなるほどなと感心させられる展開が多いです。力を持つものは倫理や道徳に縛られないが品性が求められるというのも興味深い提言です。


・最弱テイマーは
チート能力でぶいぶい言わせる作品が多い中それとは対照的に能力がないことで親兄弟からもさげすまれ住むところを失った8歳の女の子の物語。一人で生きていく彼女のけなげな姿が胸をうちます。周りの大人たちもトンでもなのもいれば親切な人も居てます。彼女の利発さと正直さは下手な能力など補ってあまりあるもので見ていて気持ちよいですね。



・月が導く異世界道中2
ゆるい感じのなれあいが気に入らなくて一度はリリースしてるのですが2は楽しむことが出来ました。話がぶつ切りなところがあり物語がほぼ頭に残らないのですが「転スラ」のように世界観がどんどん広がっていくようでそういところは見ていて楽しいです。



・望まぬ不死の冒険者
さえないまじめな冒険者がいきなり死んでアンデッドとなる意外な展開。アンデッドの姿では人間と共生することも難しくてそこから問題解決が始まります。しかし姿は変われどもともと彼の人望が厚かったおかげで知古の人たちからはいろいろと助けてもらえる。ミスリル級冒険者への道のりも楽しめそうです。



・シャングリラ・フロンティア
数々の「クソゲー」を攻略するのが大好きな高校生男子。そんな彼が「神ゲー」に挑んだらというお話。クソゲーマスターが平均的なアプローチなどするはずもなく誰も試していないようなルートで攻略を進めていくのが見所。もう最初に設定するアバターの姿から変態的で面白いです。



・悪役令嬢レベル99
ゲームの世界に転生?したら強くなりすぎてしまったので目立たないように生きていくはずなのに。。。というコメディ。まあ面白いのは彼女に悪意はないのに周囲にとってはすごく迷惑な行動をとってしまうこと。特にレベル上げに関しては自分がやったのと同じとっても危険な最短コースを勧めるのでドン引きされてしまう。



最近はアニメ主題歌もだんだんとCDでは出してくれなくなるケースが増えてきました。私は配信やダウンロードには興味がないので是非CD販売を続けて欲しいのですが。
「即死チートが最強」のOPテーマ曲を歌うHilcrymeさんのベストアルバムを取り寄せました。基本ラブソングですが男心をうまく表現してあってかっこいいなと思います。

それから
2期前になりますがロザリーナさんが歌う「エデンズゼロ」のEDテーマ曲も取り寄せました。しみる良い曲だと思います。

2024年3月9日土曜日

さようなら鳥山明さん

 鳥山明さんが68歳で亡くなったことを昨日知りました。

氏は多分世界で最も多くの人に影響を与えた漫画家なんじゃないかと思っています。

作品の数はそう多くはないけど大ヒットした「Dr.スランプ」と「ドラゴンボール」は私も週刊ジャンプでリアルタイムで読んでいました。

手塚治虫さんが週刊連載を複数抱えるような猛烈な仕事ぶりだったことで有名ですが、鳥山さんはトップの作家はその地位を得てしまえばあとは自分の自由に創作してもいいんだということを体現された最初のマンガ作家さんだったように思います。

イラストレーターのような丁寧な絵を描く作家さんは内容的にはあまり面白いと思うことが少ない気がするのですが氏のドラゴンボールはDr.スランプとは方向性が全く違う作品でこの人は天才だなと当時は思ったものです。

ドラゴンボールで強く印象に残るのはやはり「天下一武闘会」ですね。同じように格闘技ノージャンルで戦う作品は他にもありましたがこの大会はそもそも単純に格闘技を競うというのとも少し違って登場するキャラクターと戦法の発想がおもしろかったですね。

それから作中登場する殺し屋の桃白白(タオパイパイ)。

カンフーマスター系の彼が大きな円柱を壊して空に放り投げ自分がそれに飛び乗って長距離移動を行うシーンがあるのですが、これは今でも物理的に可能なのかどうか思考することがあります。

放り投げた円柱に飛び乗れるほどの跳躍力があるなら円柱を使う意味がないわけで、理系のはしくれとしては偉い人から怒られてしまいそうですが学校の秀才では絶対にできないような発想ができる柔軟さが面白いのです。

我々はみなさん高速移動している大きな球体の上で平気な顔をして生活しているのでたまにはこういう思考実験も面白いですよ。(笑)

2024年3月1日金曜日

健康診断

 1年前の健康診断で「血圧高めだね。塩分の摂取を控えてください。」などと医師からアドバイスされました。

しかし日頃家では調味料の類はほぼ使ってないんですよね。とりあえず数年前に賞味期限が切れていた「塩こしょう」を捨てました。あとは醤油がありますがこれは冷や奴や焼き餃子の時くらいしか使わないので捨てるのはなし。食事の手抜きメニューでもそこそこバランスを考えるようにする。それから夏以外は塩気のあるお菓子などは食べないように気をつけてます。

それから血圧計を買って時々測って様子を見てきました。血圧って気温の変化にもろに影響されますね。夏場は全く問題ないですが冬はやや高めです。あまり細かく気にしてもしようがないという気分です。健康診断を寒い時期にやるのが悪いんじゃないかとも思います。

それで今年の健康診断ですが血圧は1回測り直しがありましたがいたって普通な数値。努力の甲斐があったかな?

体重が年々落ちてきているのが気になる。ウエストが70を切ってしまいそう。今の体重は多分高校の頃より軽い。減量などしてないのに何でだろう。体重が軽いとフットワークは軽くなるけど当然パワーが落ちるしGSR750で停止している時ふらっと倒しそうなのが少し怖い。

健康診断の問診票に「息が切れるほどの運動を30分以上週2回以上やってますか?」という項目があるのですが私は該当しません。週一回はやってるけど2回はチト無理ですね。体脂肪率は家で測ると12~16くらい。健康診断では15.8でした。

先月眼鏡を新調して度を下げたつもりだけど視力は両目とも変わらず1.5ありました。あの眼鏡屋さんはやっぱいい腕してます。目の疲労も少ないですし。

左腕周りに不調があり整骨院に2回だけど通ったりもしましたがなんとか調子を戻しました。整骨院での施術を参考にツボを自分でもみほぐしたりしていると良くなりました。自分で手の届かないところは道具を使って工夫してます。マッサージチェアなんかは要らんなあという感じです。

以前はアレルギー症状を申告していたけどこれは家の環境改善で克服できました。昨年の健康診断時オプションでアレルギー検査をやってもらったけど該当する項目はゼロでした。

私も四捨五入するともう60歳です。これからも体の調子はいろいろ問題が出てきそうですがうまく付き合っていくしかないですね。