2010年3月6日土曜日

ケーブルのクオリティ差

SACDプレーヤとプリアンプをつないでいるバランスケーブルを訳あって外しています。
代わりに以前使っていたオルトフォンの5000SILVER(RCA)を出してきてつないでいます。

Dolphin Analog ver.7(XLR)を導入するまで7年以上使っていたケーブルでそのクオリティには絶対的な信頼を置いていたケーブルです。
実際Dolphin Analog とつなぎ替えた直後には全く音が変化しなくてやはり5000SILVERはただ者ではなかったなと思ったくらいです。
実際は時間が経つと共にDolphin Analogの真価が現れてきたわけですが。

そして今回3年ぶりに再び5000SILVERに戻してみたわけです。
案外音が変わらないかもしれないと危惧していたのですがそれは杞憂でした。
明らかに再生音が劣化していて音楽を聴く気が無くなってしまうほどです。

音のバランス自体はまともで妙な癖が無いのはドルフィンのケーブルと共通なのですが音数が少なく、特に弱音の表現や演奏の奥行き、音色のリアリティでかなり落ちます。
生の演奏の雰囲気にそれなりに近づけていた再生音が一気にオーディオの音になってしまったという感じです。

今更ですがダウングレードには耐えられない体なんだと自覚した次第です。(笑)


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