「3.11を忘れないために」と銘打ったコミック本「ヒーローズ・カムバック」を読みました。
細野不二彦さんの呼びかけで全9名の小学館にゆかりのあるベテラン漫画家さん達が「ヒーローズ・カムバック」をテーマに新たに原稿を書き下ろしたチャリティー本です。
コンテンツと感想を記しておきます。
・ギャラリーフェイク 細野不二彦
ギャラリーフェイクまでの氏の作品はファンでしたので新作の藤田さんの活躍が読めるのは正直うれしいです。 個人的には「ジャッジ」のようなきわどい作品をまた書いて欲しいですね。
・究極超人あ~る ゆうきまさみ
「あ~る」となってますが内容は「究極戦隊コウガマン」となってます。でもとってもおもしろい作品ですね。最新作の「バーディー」も読んでみたくなりました。
・伝染るんです 吉田戦車
ビッグコミックオリジナルで連載中の「まんが親」は毎号楽しく読ませてもらっています。
かわうその現金な性格が楽しいですね。
・サイボーグ009 島本和彦
009の原作本は小学生の頃に持っていましたが特に思い入れはないです。しかし島本さんが書き下ろした009は完成度の高い作品に仕上がっています。
・うしおととら 藤田和日郎
実は「うしおととら」が連載されている頃のサンデーを一度も読んだことがなく、この作品を読むのは今回が初めてとなります。サンデーは妖怪話が多いようですがどこか懐かしい感じを受ける作品ですね。
・犬夜叉 高橋留美子
リアルタイムで「うる星やつら」は読んでいましたが、「めぞん一刻」後の氏の作品は正直あまり好みではありません。この作品もどちらかといえばキャラ萌えな作品だと思います。
・銀の匙 荒川弘
最近よく話題になっている作品ですが初めて読みました。鋼の錬金術師のアニメはあまり楽しめなかったので氏の作品に特に興味を引くことがなかったのですが、この作品はなかなかに骨太でおもしろい作品です。
・GS美神 極楽大作戦 椎名高志
「美神」や「チルドレン」のアニメ版はおもしろくてファンなのですが原作のコミックを読んだことがないというへたれなファンです。(笑) 絵はアニメの方がきれいですが原作は内容が濃くてやはり楽しいですね。
・俺しかいない~黒い波を乗り越えて~ かわぐちかいじ
他の作品と違って遊び心を感じないがちでまじめな作品ですがトリをつとめるにはふさわしい作品でしょうか。かわぐち氏は講談社の作家というイメージでしたが現在ビッグコミックで連載されいるようです。
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