2014年11月2日日曜日

AIMビルのフェア2014

今日は地元のオーディオビジュアルフェアに行ってきました。
AIMビルは特にどこがどういいのか分からないですが音の響きが良いと思います。
今年は若干ルールが変わって商社さんたちの持ち時間が30分単位で細かく決められていました。
個人的には商社さんに関係なくいろいろな機器の組合せをその時の流れで決めていたようなところがなくなったのは残念です。
その代わり商社さんやメーカーたちの実力がはっきりと試される場になったかなという気もします。

今日視聴して来たシステムと感想をまとめておきます。



061(Burmester) → GS PRE(AUDIO RESERCH) → 911mk3(Burmester) → HB-X1(KisoAcoustic)

HB-X1は響きが豊かで小型であることのメリットを存分に発揮している感がありました。バイオリンソロやボーカルなどシンプルな演奏では国産らしい繊細さが生きて生々しい再生でした。
ブルメスターのパワーアンプはステレオアンプですが片chのみ使ったモノラル使いでした。



PC → INDIGOセット → Q1(MAGICO)

Q1のふくよかな表現力はやはりいいですね。ただPCでの再生は音が薄く感じてもうひとつです。



061(Burmester) → GS PRE(AUDIO RESERCH) → 911mk3(Burmester) → Accordo(FrancoSerblin)

先のキソのスピーカーと入れ替えて同じ前段機器でアッコルドを鳴らしてました。
どちらが私の好みかと言えばアッコルドの方です。音色の色気というか表現できる幅がアッコルドの方が上だと感じます。



MPSー5(Playback Desighns) → HP700(OCTAVE) → MA1000(Phasemation) → VC2(BRODMANN)

以前はベーゼンドルファーとして紹介されていたBRODMANNのスピーカー。なかなか温かみのある再生です。



Eidos36U+(Goldmund) → Mimesis16.5 → ProLogos

ゴールドムンドは以前からデジタル伝送に強いこだわりがありましたがそれを実現させたシステムを試聴するのは初めてです。
Eidos36U+はBDやSACDもかかるマルチディスクプレーヤーで、デジタルプロセッサMimesis16.5はアナログで受けることもできますが出力はデジタルのみ。
そしてProLogosはDAC+パワーアンプ+スピーカーという構成。
音はきりりと引き絞ったような贅肉のない音。
アナログ配線を最短にできるメリットは位相の時間軸ずれを最小にできるということで、16.5の設定でわざと時間軸をずらした音と比較試聴をしてました。
時間軸がずれるときりっとした音像がややフォーカスが甘くなるような普通の音に変わるのが印象的でした。



AirForceTwo(TechDAS) → PERSEUS(Constellation) → C1(CHprecision) → M1 → MONTECITO(OCEAN WAY)

オーシャンウエイはシリーズ最小のモデルがこれになるそうで驚きです。再生していたラテン系の音楽が良く合うスピーカーだと思います。
個人的にはパチパチとノイズを出しっぱなしのアナログ再生はありえないですけどね。





061(Burmester) → GS PRE(AUDIO RESERCH) → 911mk3(Burmester) → Lilium(SonusFaber)

スピーカーが大きすぎてカメラのファインダーに入らなくて困りました。(汗)
同じ前段で小型スピーカーを鳴らしていた後なので音には圧倒されます。
車で例えるなら高級セダンそのものでちょっとやそっとの振動などびくともしないようなゆったりと快適なドライブができるという感じです。
ここまで余裕があると個人的には逆に全然面白くないですけどね。




APPOLLON TMD(TRANSROTOR) → ATH-2 Reference(AirTight) → ATC-2(HQ) → ATM-211 → AIR TIGHT

今日は小型スピーカーを聴く機会が多いですがどれも中々に魅力的です。
JBLのエベレストとスピーカーを切り替えて比較試聴してました。
エアータイトの機器でドライブするエベレストは雰囲気がよく相性が良いと思います。




SPARTA(KRONOS) → ? → Reference One(JUNONE) → Reference M212 → DD67000(JBL)

トライオードと言えば「中級」というイメージしかなかったのですが、ジュノンという高級ブランドを立ち上げたそうです。
今回展示していたプリアンプは「完全モノラル」構造ということです。
ボリュームが真ん中に付いてますがこれはベルトで左右のボリュームとつながっておりボリュームも独立した構造です。
クロノスのレコードプレーヤーはターンテーブルが2段あり逆回転で慣性による歪を打ち消しているそうです。
音はエベレストを再生する音としては経験上最上級と言ってよいものでした。




NO.512(MarkLevinson) → NO.52 → NO.532 → ME110(MEG)
NO.512(MarkLevinson) → NO.52 → ME801KA(MEG)

毎回MEGの音は確認しているのですが今回はあまり良くありませんでした。
ME110は独特の色気を感じるものの、のっぺりしていて大雑把。
ME801KAはなぜスタンドがあんなに背が高いのか不思議。
ウーファーが高い位置にあるのは相当違和感がありますし、同軸構造のメリットを全く感じない。
MEGに対しての思い入れは今日で終了させることができそうです。




Signature-UMT(MSB)+Dual Pbase → Diamond-DAC+Diamond Pbase → KX-R20(AYRE) → MX-R20 → Sasha2(Wilson)

正直ウイルソンのスピーカーからこれほど洗練された音は聴いたことがないですね。
代理店の方も言ってましたが昔のウイルソンの面影は段々となくなってきているようです。
アメリカでは新しい音として受け入れられているそうですが日本ではそれほどでもないそうです。
すごく完成度の高い音なのですが個人的には優等生過ぎて面白みに欠けるように思います。
オーディオって難しいですね。


映像のブースではプロジェクターではSONYとJVCからは新製品が出ないようなので映像には興味がなくてパス。
ONKYOのAVアンプの新製品TX-NR3030のデモを体験してきました。
天井にスピーカーを追加するドルビーアトモスで5.2.4chのデモ。
空間のグリッド上により正確に音像を配置できるのでCGアニメやCGアクションなどの映画には抜群の効果がありますね。
同じONKYOのAVプリアンプを使っているので音の感触で共通する部分がありました。







0 件のコメント:

コメントを投稿