・Moto3クラス
チャンピオンはA.マルケス。史上初めてMotoGPクラスの兄とともに兄弟で年間チャンピオンとなりました。弟のほうはチャンピオン決定は最終戦までもつれレース内容も激しいもので最後まで手に汗にぎるような展開でした。ライバルのJ.ミラーは何度故意にマシンをマルケスに接触させただろう。最終戦ではトップを走っていたミラーがわざと後ろに下がりマルケスと絡んだりしてましたがここまでひどいレース展開は過去見た事がありません。ミラーにペナルティが課されないのは何とも不思議なくらいです。同じスペインのバスケスが押し出されて後ろに落ちてきたマルケスを応援して前にポジションを譲ってやったりしているのを見ると熱くなりました。ミラーはチャンピオンを獲得したわけでもないけど来期はMotoGPクラスに上がります。
・Moto2クラス
E.ラバトがチャンピオン。マルクVDSのチームメイトM.カリオとタイトルを争いましたが危なげなく決めました。ラバトはMoto2チャンピオンとしては初めて来期MotoGPへのステップアップがなりませんでした。オファーはあったけど「勝てないチーム」では走らないということらしいです。賢明な判断だと思います。カリオは2位という成績にもかかわらずチームを去るそうです。ルーキー・オブ・ザ・イヤーのM.ビニャーレスは見事3位。来期はSUZUKIのマシンでMotoGPに参戦します。5位のD.エガーター選手はSUZUKIのマシンで鈴鹿8耐に参戦してましたね。
・MotoGPクラス
M.マルケスが2連覇。今年は開幕から10連勝を決め私はこのまま全部勝っちゃうんじゃないかと思ってましたが、結果は13勝(18戦)でM.ドゥーハン選手が持っていた12勝の年間最多勝記録を抜くにとどまりました。今年はレギュレーションの変更がありワークスチームのドカティが「オープンカテゴリー」のチームと同じハンデをつけてもらうことになりました。・年間使えるエンジンの数、・タンクの大きさ、・やわらかめのタイヤを選べる といった内容ですが個人的にはドカティは恥ずかしくないのかなと思います。こんなインチキルールはもちろん史上初めてのことです。
ブリヂストンが来期限りでタイヤ供給を止めるそうです。
来期はSUZUKIとアプリリアがMotoGPに戻ってきます。SUZUKIファンとしてはライダーがA.エスパロガロとM.ビニャーレスと現実的には最高のライダーに決まったことに今から期待が抑えられない感じです。初年度からガンガン行って欲しいです。
それから第12戦の放送でゲストに原田哲也さんが出演してくれたのがうれしかったですね。
モナコ在住でメディアに登場することがほとんどない氏の話が聴けたのは貴重です。
毒舌で知られた氏がM.マルケスの走りを絶賛していたのが印象的でした。
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