2015年2月22日日曜日

機器を立ち上げて使うということ

特に気になるのは2chオーディオで音楽を聴く時なのですが同じシステムでもパフォーマンスが日によって又は時間によってかなり違います。

この違いは機器やアクセサリーでよい音を求めている人間にとってははなはだ無視できないくらい大きなものだと思うのですがあまり話題に上がることがないですね。

これをコントロールすることができるだけでどれだけ気持ちよく音楽が再生できるだろうと思います。
しかし現実には難易度が高くてあきらめられているのか気にしない人が多いのか分からないところですが例えばフェアなどの視聴会でもパワーアンプに出力を表すメーターがついているモデルで明らかに左右チャンネルのレベルが違っているのに何食わぬ顔で商品の説明をしながらソフトを再生していたりします。

システムのバランスって私の中では結構大きな評価項目です。
もちろん自分のシステムでもそうでこれはかなりの昔から悩みの種の一つでもあります。
バランスとは左右の音量の差に限定されるのではなくて特定の帯域だけがどちらかに寄ったりする周波数や位相特性なども含まれます。ソース起因だと分かれば当然問題なしです。
経験上立ち上がるのがもっとも遅く不安定なのは再生系の機器です。

BDレコーダで映像ソースをさんざん再生した後後段の機器はそのままでCDプレーヤでCDを再生すると「う~ん」となることが多いからです。

以前使用していたΩSACD2は再生を止めて数十分もすれば勝手に電源が落ちていました。
なので通電しっぱなしというのは無理だったのですが今使っているMERIDIAN800は違うということを最近気が付きました。

MERIDIAN800にはΩSACD2などには付いていなかった「OFF」ボタンが付いています。


このボタンを押せば電源を落とすことができるのでディスプレイは消灯したまま使っているので分かりにくいですが使い終わったら今までリモコンを使って電源OFFにしてました。

しかしOFFにし忘れても800は自動で電源が落ちないことに気が付きました。正確には5日後くらいで落ちますが。
そして電源を付けっぱなしにして再生する音はそうでない音に比べてバランスが狂わず安定感があるのです。
厳密には電源付けっぱなしでも再生中に音は立ち上がっていきますがスタートの音が全然違うということです。

私の場合音楽の再生は1時間くらいで終了することが多いので立ち上がる時間をあまり気にしなくてよくなったのは大きいですね。


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