2015年3月15日日曜日

4.1chオーディオ

AVプリアンプを使っていますがCDの再生は2chでやっています。
2chの再生でもHP5509はプリアンプとしてレベルの高い再生ができるので大変満足しています。
HP5509のプリセットは「Pure Audio」を使っています。「Direct」よりは少し音色に艶がありいい感じです。

過去ΩSACD2をアナログ接続してSACDプレーヤーとして使っていたときに4.1chでのCD再生は試していますがクオリティ的にNGでした。
先日リヤスピーカーケーブルをリニューアルしてリヤチャンネルの質が上がったことでこのクオリティなら4.1chのオーディオ再生がどんな感じなのか気になって試してみました。


4.1chのシステムは出来上がっているので試すのは簡単でサブウーファーとリヤチャンネル用アンプの電源を入れてHP5509のプリセットを変更するだけ。
モードは「PLⅡ Music」を選択します。
日ごろ映像の2ch音楽ソースはこのモードで楽しんでいます。

CDソフトが2ch録音なのでHP5509のDSP処理で4.1chとして再生するだけなのでソフト製作者の意図とは違う再生をやるわけですがこれは相当楽しめる再生です。
CDトランスポートがMERIDIAN800であることが大きいような気がしますがクオリティ的に「オーディオ」として楽しめる再生ができています。

厳密にはボーカルの口がやや大きいですし、陰影感ももっと欲しいかなというところですがこの大らかでダイナミックな再生はそれを補ってあまりある感じです。
小学生の頃から私は映画館の音響に憧れていたこともあってこういうシアターっぽい包容力のある再生はある意味理想が実現できたといえます。
今まではクオリティの壁があって実現できなかったけどこれで2本のスピーカーからの呪縛から解放されそう。

ついでなのでHP5509のセッティングで気になったところを記しておきます。

まずSWのセッティングですが私が使っているMEGのBASIS13Kはゲインが高くてボリュームを9時くらいにあわせているとHP5509のゲインを-6~-8dB位に落とす必要がありました。
これをSWのボリュームをゼロ近辺にしてHP5509のゲインをゼロにもってくると見事に低域の音色がそろうようになりました。

HP5509はカットオフ周波数の性能が優秀でSWに人の声が絡むようなことはないですが、その分低域のボリューム感とクリアーさの両立が難しかったです。
必要なときだけ必要な量の波動のような低域が出る状態が実現できればOK。

それからリヤスピーカーのセッティングではカットオフの設定はせずに「Full Range」を選ばないと再生のダイナミックさがかなり違います。
リヤチャンネルも仕事をしてないようで中々重要な仕事をしてます。





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