2020年11月7日土曜日

部屋の特性

 シアター部屋の隣にある居間をリフォームする準備を進めています。両親が使っていたタンス類を全て廃棄しできるだけものを少なくしています。なんの変哲もない土壁と畳のデッドな響きの部屋だと思うのですがものが置いてない状態ではそれなりに音が響きます。

シアター部屋も仏壇を撤去してその他置いたままになっていた仏具なども整理しできるだけ置くものを少なくしています。そうすることでオーディオの音は部屋の中を良く回り込むし深みも増します。

何も置いていない状態の部屋の音こそその部屋の特性であってものを置いていき響きを押さえたり粗を隠していくのは、汚物が目の前に置いてあるのに消臭剤をふりかけて対策するようなものかなと思います。本質的な対策が施されれば部屋に何も置く必要などない。

シアター部屋の隣の部屋の状態がどのくらいシアター部屋の音響特性に影響を与えるのかも合わせて検証しています。以前2階に機器を設置していた時に1階の工事が進むにつれて2階の部屋の音響特性が変わっていったのを体験しているので隣の部屋の状態も少なからず影響があるのは分かります。

さて部屋の見るべき特性は音響特性ばかりとは限らず空気の特性も大事です。ちょうど1年前くらいから自分のアレルギーを対策するために部屋の空気をよくしようと努力してきました。結論から言えばアレルギーを抑えることには成功していません。ただし薬を飲んだり病院に行ったりしなければならないほど重い症状は出なくなりました。自宅の空気をよくしても職場にいる間は無対策なので悩ましかったりしますが。この調子で完治できればと思っています。

今日は炭ベッドを作ってみました。ベッドと言ってもちょっとしっかり目のすのこを作って炭袋を縫い付けただけですが(笑)。


万能ではないけど炭は素晴らしい素材です。何ヶ月と時間を掛けてゆっくりと空気を浄化するようなところがいいですね。シアター部屋の湿度はかなり安定しています。湿度を下げるだけではなくて換気をして下げてやった湿度をまた元の値まで上げたりもします。炭を入れる前は毎日のように使っていた除湿機を使う機会がほとんど無くなってしまいました。

家の腐れを防止する機能もあるようで人の健康にも影響があるならいいのですが体感的にはあまりよく分かりません。炭ベッドで何か体感できればいいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿