2020年12月12日土曜日

AIMビルのフェア2020

 コロナ禍で開催が危ぶまれていたフェアですが地元で開催されたので行ってきました。スタッフの皆さんはいろいろ対策に追われたと思いますが英断を感謝します。

日頃自分の部屋でしかオーディオ&ビジュアル再生は行っていないので他所の音や映像を体験したくてうずうずしていました。

書くことが無いのでクローズしていたブログですが折角なのでしばらくまたオープンしてみます。

開催されたフェアですがいつもと違って常連だったアクシスやエレクトリさんなど不参加で、代わりに大部屋での展示だったメーカーがデモ時間を確保していたりといつもとはやや顔ぶれが異なりました。評論家先生のイベントを長くとったりもしてましたね。私は興味ないけど。。。

今日体験してきたデモをまとめておきます。





MUSE 3C(REED) →  FLS1(AUDIA) → FLS4 → AMIRA(ALBEDO)

アイレックスさんのデモ。
アルベドのスピーカー、小さいのですがこの広い部屋できっちりと鳴らせてます。昔なつかしいPMCでお馴染みのトランスミッションライン構造を採用しているということで低域が大変豊かに鳴ってます。評論家の先生がデモ前にインディアナジョーンズのサントラLPを再生してました。良かったですよ。



STABIR(KUZMA)  → ECP 2 MKⅡ(ELECTROCOMPANIET) → SIA025(VITUS) → 800D3(B&W)

CSフィールドさんのデモ。
映像のデモが行われる部屋なので暗幕などがあるせいかデッドです。そのせいかどうか分かりませんが音が細くてもう一つです。私と800との距離は2.5mくらいしかなくて部屋の響きはあまり関係なさそうですが。。。AFIというブランドのアナログレコードを矯正するアクセサリーのデモをやってましたが効果は確かにあります。熱を加えてプレス直後の盤の状態に戻してやるそうです。



DP-UB9000(Panasonic) → AVC-A110(DENON) → 703?(B&W)+DLA-V7 V9R

JVCさんのデモ。
映像のデモはJVCとSONYが1日各1回きりでオーディオのデモと部屋が混在しています。音声はマルチチャンネルではなくて703? 2本の2ch再生です。しかし先ほどの800の再生とは違って703の再生は素晴らしかったです。これなら別にマルチじゃなくても普通に楽しめます。
映像ソフトは約30年前のレオン、20年前のグラディエータ、10年前のスカイフォール、2年前のグレイテストショーマンを見せてくれましたがグレイテストショーマン+9Rの映像は別格としてグラディエータやレオン+V7の映像もすばらしかったです。なんだかレオンの4Kソフトが欲しくなったくらいです。



DREAM TRANSPORT(PLAYBACK DESIGNS) → DREAM DAC → ILLUSION(KRELL) → DREAM AMP(P.D.) → EVO#2-PW(AUDIO NEO)

ナスペックさんのデモ。
オーディオネオのスピーカーは初めて見たし知りました。オーディオマシーナと似た分割エンクロージャですがロール紙ツィーターというのは斬新です。このシリーズの最上位機種はとんでもない形をしてますね。
それからデジタルプレーヤブランドのイメージが強いプレイバックデザインズですがアンプの開発に着手しているそうです。プリはまだ出てないですがパワーの弩級ぶりはすごいです。隣のマッキンがこんだけ小さく見えますからね。130kgの1200万だそうです。
IsoTekのSUPER TITANとSUPER NOVAを使っているのもあるかもしれませんが音は今日聞いた中では最も高級感があり超HIFIです。いつもそよ風が吹いているような爽やかな音ですがこれはオーディオ的快楽を追求した音かなという感じで個人的には求める方向じゃないなあ。隣に座っているおっさんが寝息を立てて眠りっぱなしだし。



K1X+PS1(ESOTERIC) → C1X → M1 → CANTERBURY/GR+PrestigeGRSuperTweeter(TANNOY)

エソテリックさんのデモ。
最近のエソテリックは国内のハイエンドオーディオを牽引するかのような勢いがありますね。2chオーディオから足を洗っている私には対岸の出来事的に眺めていられるのですがやはりメーカーが技術の粋を尽くした音には興味があります。
この部屋は会場で最も広い部屋ですがそれでも部屋がシステムに負けているなと感じさせる表現力です。K1Xはセパレートプレーヤではなくて強化電源を別に用意していますがこれを加えることで音が力強くなるわけではなくて情報量が増えるという説明には納得出来ました。例えば家のオーディオとは関係ないブレーカーを落として再生させると情報量が増えます。電源の強化とは本来そういうものだと思います。
最後に大きめのボリュームで再生したハリウッドゴジラのサントラの伊福部昭の曲は低域の解像度が素晴らしかったです。



Solid Royal(Accoustic Solid)+SPU Ethos(Ortofon) → EQA-999 → DELTA PRE(CLASSE) → DELTA MONO → 800D3(B&W)

オルトフォンさんのデモ。
オルトフォンさんには悪いですがCLASSEのアンプで鳴らす800D3の音に興味がありました。モノアンプのバイアンプ構成でいかにも鳴りそうなのですが正直音のパフォーマンスにはがっかりです。高速道路を速度40キロで延々と転がしているような感じでなんとも欲求不満です。先の703が良く鳴っていただけにオーディオはやはり物量だけじゃないなと納得するしかないですね。



AirForceⅤ(TechDAS)+WE-4700(SAEC) → ANDOROMEDA(CONSTELLATION) → PRE1.0 → STEREO1.0 → Parker DUO Diamond(MARTEN)

SAECさんのデモ。
トーンアームのデモは難しいですね。システムの音を聴いてもそのパーツの音を聴いていることにはならないでしょう。
SAECさんはケーブルのイメージが強くて実際トーンアームも一度はやめてまた図面から起こして再興させたそうです。
30分と短い時間で音よりも解説に時間を割いているので途中で席を立ちました。アクセサリーのデモは本当に難しいと思います。

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