2008年6月29日日曜日

チェンジペダルが折れたマシン

チェンジペダルが折れたマシン。
MotoGP第9戦オランダGPが終了した直後のロッシのマシンです。

このレースでロッシはスタート直後に転倒してしまい、猛烈な追い上げを見せて2台を抜いて12位でフィニッシュしてます。
ラップタイプは独走優勝したストーナーには及ばないものの、2位のペドロサよりも速く、抜き去ったマシンよりも2秒も速く走っていました。

転倒したときにチェンジペダルが折れたわけですが、運転しながら折れたチェンジペダルでシフトチェンジをするのはほぼ不可能です。
ペダルが折れたマシンを運転したことがある者ならば誰でも知っていることだと思います。

レーサーは市販車とは違ってシフトが前から後ろに伸びる構造なので若干はやりやすいかもしれませんが、それでもレースの実戦をこの状態で乗り切ってしまうロッシの走りは信じられないという感じです。(笑)


出遅れた感のあったストーナーが前回あたりから昨年の「完璧な速さ」を取り戻してきたようでシーズン後半に巻き返してくることは必至ですが、今年マシンの完成度を上げてきたヤマハに乗るロッシにはぜひ真っ向から勝負してもらいたいものです。

その方がチャンピオンシップをどちらかというとポイント稼ぎとして戦っているライダーよりも何倍もレースを面白くしてくれるものだと思います。(笑)


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