2009年5月29日金曜日

栗本薫さん

大学生の頃は5年間空手道部でサークル活動をやっていましたが、実は入学して一番最初に入ったサークルはSF研究会でした。
入って2週間で行かなくなり空手道部に入ったわけですが。

SF研究会はSF映画や小説作品、はたまたアニメを好む同好の士の集まりでした。
私はSF小説はほとんど読んだことがなく、コナン・ドイルの「ロストワールド」くらいしか読んでなかったので正直サークルの人たちとの話題には付いていけないところがありました。

私くらいしか知っている人はいないだろうと思っていたレアなSF映画も部長クラスになると実に詳細に知っていて驚いたものでした。

日々のサークル活動は部室に何となく集まってきたメンバーでだべっているだけで終わることが多く、自分はもっと充実した部活動がやりたくなって空手道部に入りなおしたのでした。
かなり極端に方向が変わりましたけど。(笑)

しかし後日、SF小説のことを何も知らなかったことをちょっぴり恥じてしばらくたってから手にとって読んでみたのが栗本薫さんの「レダ」(全3巻)でした。
内容はもう忘れてしまっていますが、中性的な登場人物の心の葛藤を描いた作品だったように思います。

栗本薫さんの作品に接したのはこの3冊だけでしたがSF作品の大家として貴重な人を亡くしてしまったと思います。

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