Eau RougeのラックER-X2の特価商材が出ていましたので取り寄せました。
正確にはER-X2からスパイクとスパイク受けを除いたセットで
・10mm厚CFRPボード1枚 ・CFRP脚4本 ・カーボンネジ5本(予備1) ・鉄ネジ4本
になります。
現在私の部屋でのラック使用状況は
・SACDプレーヤとプリアンプ ER-X2 2段
・パワーアンプ SRコンポジット 1段
・BDレコーダ SRコンポジット 1段
・サラウンドプロセッサ タオックのボード上にCFRP2mm板を引いた物
という状況でメリディアンのプロセッサーがラックに載っていないですし機器を全く増やせない状況です。
将来的にはメリディアンと組み合わせてパワーアンプかプリメインアンプを導入して4chシステムを組んでみたいということもありラックが後一つ欲しいな~と漠然と考えていたところで見つけたER-X2の特価品の出物なので迷わず手を出したというところです。
本来ならSRコンポジットを後一つ増やすのが正しい?一手だと思いますが、SRコンポジットとEau Rougeのラックとのクオリティ差を体験してしまうとSRコンポジットを増やす気にはなれないのです。
ということで新しく手に入れたER-X2はパワーアンプで使用して、余ったSRコンポジットをAV機器用に2段組にして使用します。
付属のカーボンネジは本来ラックを上下で接続するための物で、今回は単体で使うので使う必要がないのですが折角なので脚を固定するのに鉄ネジを使わずにカーボンネジと鉄ナットを使って固定することにしました。
こっちの方がクオリティ的には有利だと思います。
パワーアンプのボルダー 850は最初はタオックのボード上に置いていたのをSRコンポジット+リプラスインシュレータ(スパイク受)の上に設置して使っていました。
この状態でのサウンドの変化はなんとも見通しが良くなるもので大変素晴らしい物でしたが、ER-X2に載せ替えて比べてみると前者はすごく薄味サウンドに感じてしまいます。
SRコンポジットの脚部はSUSと超鋼で出来ているそうで軍事用途を彷彿とさせるくらいしっかりした物ですが、ボード部は意外とやわでパワーアンプなどの重量物を乗せるには向いていないようです。
Eau RougeのCFRPと比べるとSRコンポジットはカーボンと言うよりは樹脂に近い風合いで表面に汚れなどの径時劣化が出てきたり、欠けたりなどもしやすいです。
私にとってラックは電源ケーブルやラインケーブルよりも音の傾向をつかみやすいアイテムです。
久々の導入ですがSRコンポジットから載せ替えて音出しをしていると30分もすれば人の声の血の通ったぬくもり感や弦のボウイングの生々しさ、低域がぶんぶんくる感じなど音楽の色彩感を色濃く反映してくれます。
これはインシュレータなどでちまちまとセッティングするのがあほらしくなってくるくらい根っこの方から音質をアップさせる方向の改善で実際私はインシュレータにはあまり興味がありません。
良いラックに良いインシュレータの組み合わせが良いのは想像できるのですが。
あと私のシステムでは壁コンセントをラックに取り付けて使用しているので、アンプだけではなく電源の振動対策にもなり効果の範囲がその分大きくなることが予想されます。
メリディアンをSRコンポジットにセッティングできたということもあり一粒で2度、3度おいしいというところでしょうか。
今回は本当に良い買い物をしました。