2010年5月1日土曜日

戦う司書 サントラ CD

事の始まりは古代の住人だったルルタ・クーザンクーナとニー・ニウのすれ違いから起こったことだという壮大なストーリー。
最後には生者と死者の武装司書がそれぞれのグループに分かれてバトルを繰り広げるという想像を絶する展開で放送が終わった「戦う司書」でした。
最後に行くまでにはバントーラ図書館が世界各国から宣戦布告を受けて戦闘に入ったりとなんとも精神的にかなり追い詰められる話で人によって評価が別れそうな気がしますが、人間の美しさと醜さという相反する要素を描ききったこの作品はやはり傑作だと思います。

ということでサウンドトラックCDを取り寄せて早速聴いてみました。
楽曲はクラシックの声楽曲のような格調の高いものが多く、録音はライブ感よりも迫力を押し出してくるサウンドトラックらしいつくりになっています。
特にニー・ニウのはかない歌声は心に沁みます。なぜか盛大にノイズが入ってますけど(笑)。

音楽的には大変満足なアルバムですが、2枚組みCDなのに1枚目は40分、2枚目は37分程度と収録時間が短いのと、その割にはOP・EDのボーカル曲がTVサイズの短いものになってるのが残念なところです。
このあたりは同じアニメのサントラでも「マクロスF」などは一枚辺りが収録限界に近いくらい詰め込んでくれていたのとは対照的です。
あえて価格の話はしません。ファンならもし高くてもこのサントラはマストアイテムだと思っています。


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