2019年12月21日土曜日

今年を振り返って2019

オーディオ&ビジュアル趣味で今年を振り返ってみます。

一番大きなトピックはやはり前後のハイトスピーカーを導入して9.2chのマルチチャンネルシステムを完成させたことです。
チャンネル数は増やそうと思ったらいくらでも増やせそうですが私のシステムではこれで打ち止めとします。(増えてもボイス・オブ・ゴッド1本くらい)
そして機器そのものも基本今の状態から増やすことはないでしょう。これからは保守がメインになっていきます。つまり使えなくなったら修理や交換という形です。

2chと違ってマルチチャンネルはハードを揃え、セッティングするだけでもたいへんでやはり敷居が高い趣味だと思います。
80年代終わりの学生のころに一度マルチチャンネルでシステムを組んでその後2chでやってきましたが、2008年にサラウンドプロセッサーの568.2を導入してマルチチャンネルを再び始めました。
それから数えて11年経ってようやく今年にシステムが完成したことになります。

音楽も映像もマルチチャンネル再生は2chでは得がたい魅力があります。
私の目指す方向は基本2chシステムの拡大であまりこれ見よがしなサラウンド感は求めていません。
なのでシネコンや一般的なホームシアターの音と比較すると後ろや横からの音はあまり意識しないと思います。あくまでスクリーンを中心とした音展開です。

それから音楽再生で使うBDドライブのケースを新調したことも大きなトピックでした。
私の音楽再生はCDの再生がメインです。私が欲しい音源はCDで一番手に入りやすいですし過去の資産も99%くらいCDです。
そして以前から感じていましたがCDをfidataのNASにリッピングして再生するよりもfidataに接続したBDドライブで再生した方が音は良いです。

これはBDドライブケースを新調したことでよりはっきりと自覚できました。
常識的にCDの中味を別のストレージに移し替えて再生するよりもダイレクトに再生した方がシンプルで有利なのは自明のような気もします。
ただBDドライブでの再生ではタグ情報がまともに付きにくいのが残念ですね。

それからシアター部屋を2年前に作ってからこつこつとルームアコースティックの改善に取り組んできました。
当初はデッドな響きをライブな方向に持っていきたいと思って音の反射を高めるために音が抜けていく箇所に固い合板を使ったりしていましたが、音を聴きながら少しずつ改善を進めて結果今年はそれらをほとんど取り外すことになってます。やはり固い合板の反射は音が確実に濁り明瞭度が落ちてしまいます。
以前よりややデッドな響きになっていますが再生音はむしろアクティブで声の質感や低音が飛んでくる感じがいいです。

なのであまりボリュームを欲張る必要もなくて(実際音量は6畳間でやっていた時と同じくらいです)外にあまり音が漏れない程度の音量で十分に楽しめる環境になってます。
ルームアコースティックに関してはほぼ完成したかなという感触です。

来年からの目標ですが継続してシステムや部屋のチューニングでパフォーマンスを少しずつ上げて行けたらいいなと思っています。あまり派手な取組はないと思います。
この趣味のキモはなにか手を加えた結果の善し悪しを正確に判別さえ出来ればたとえ遅いペースでも確実にパフォーマンスをアップさせることができるということかなと思っています。間違ったままで進むとものすごく遠回りになります。
映像の4K化は大きな課題ですがWOWOWが4K化した後のタイミングで十分だと思っています。

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