2019年12月8日日曜日

仮想アースについて

仮想アースはオーディオアクセサリーとして多く出ていますが今まで使ってみたことはありません。
この手の商品は接地アースがとれない環境の人に充足感を与える為に登場したものだと思っています。接地アースの良否は環境によるのであれこれ試行錯誤する環境になければ、アースループに気をつけてさえいれば無理にアースはとらなくてもいいのではないかと最近は思っています。サブシステムはそうしてますが十分によく鳴っています。

だけど筐体に何かしらをつなげば音が変わることは経験として知っています。
最近他所のサイトで仮想アースがはやっているようなので私も試してみたくなりました。
しかし金属たわしをわざわざ用意したりはしなくて手持ちでNDCカルムというアルミ焼結材が余っているのでこれを使ってみました。


AVプリのHP5509のアース端子に接続しました。アース端子は筐体と導通がありますし、接地ラインとも導通があります。
NDCカルムは吸音材で板状ですが無数に細かい穴というか隙間が開いている材料です。金属たわしがもしアンテナのような働きで電磁波を放射するならこの手の材料でも行けるのではないかと安直に考えています。箱や瓶に詰める必要もないですし。

音は結構変わります。特に音が太く勢いが出るのですが粗くてひずみっぽくて駄目ですね。
何度か付けたり外したりしてみましたが何も接続しない状態でアース端子を緩い状態にするよりしっかりと締め込んだ方が音が良くなることを発見しました。

機器の筐体もそうですが突き詰めるとその素材の音を聴いていることになります。
構造的なアプローチでももちろん音は変わるのですが「音の良い素材」を使わないと必ず副作用があり高いレベルには到達できないと思っています。

ホームセンターや100均でそういう素材が手に入るなら苦労しないのですがね。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿