2020年11月28日土曜日

マフラーのこと

 中型以上のバイクに乗りだして26年というところですが考えてみるとどのバイクでもマフラーは車外品に交換していたのでマフラーのことを書いてみます。

以前は写真を撮る習慣がなかったので90年代まで使い捨てカメラで写真を撮ってました。今見ると粗い写真でディテールがよく分からないですね。

グース250(94-97) ヨシムラ

中型初心者だったこともありいろいろなパーツを試してみたくて取り付けていました。キャブはFCRに換えていました。このころはバイクブランドでマフラーのイメージが決まっていて自分の中では SUZUKIはヨシムラ KAWASAKIはビート YAMAHAはSP忠夫 HONDAはモリワキ となっていました。グースに付けたヨシムラの印象はノーマルと比べて低速が若干弱いけど全体的に不足はなくて満足していました。


DR250R(97-98) スティード

手前のZRX1100は会社の先輩のバイクでした。DRの写真はほんの少ししかなくてマフラーが写っているのはこれだけでした。8ヶ月しか乗ってなかったので。。。

スティードというブランドは今ネットで調べても何も見つけられませんでした。当時雑誌の広告を見てデザインで決めました。DRはサイレンサーを外すのに確か専用工具が必要だったのでSUSのバンドをサンダーで切断しました。
スティードのマフラーはいかにも町工場で作ったという感じでサイレンサーから虫の死骸が出てきたり、取り付けたら吸排気のセッティングが全く合ってなくてまともに走ることが出来ませんでした。音は爆音で乗るのが恥ずかしいレベルでした。
エアクリーナーボックスに穴を開けたりメインジェットを大きくしたりして、なんとかセッティングを出したのですがその直後に自損で全損事故を起こしてしまい手放してしまいました。結局DRでオフロードを走ることは一度もなかったです。


SV400(99-04) ケンツ

SV400は新車購入時にキャンペーンがあって最初からケンツのマフラーが付いているモデルを購入しました。なのでノーマルマフラーとの違いが分からないです。どうもケンツのマフラーは最高速が伸びないようです。2本だしでルックスはかっこいい。エンドバッフルが付いた状態では適度なサウンドですが外すと爆音になります。

この写真を選んだのはこの角度がこのマシンはかっこいいと思うからです。カメラ目線の男性はTL1000S氏です。彼のマシンもケンツ管でしたね。手前に写っているFZS1000のオーナーは今でも別のバイクで一緒に走ってます。


SV650(04-13) レオビンチ

SV650(03)を新車で購入してますが03年からバイクにキャタライザーの搭載が義務づけられたせいかこのバイクはサイレンサーだけを取り外すことが出来ませんでした。

なのでフルエキでデザイン的にも音量的にも無難そうなレオビンチを選んでいます。実際ステッカーを貼っていないと一見ノーマル?って感じに見えますね。音量は乗ってるライダーにはこもったような音で結構大きく感じるのですが周囲にはそれ程でもないみたいです。特性で中速域のトルクが薄いので結局元のノーマルマフラーに戻しました。元々交換した理由は転倒で傷つけたノーマルマフラーを交換したかったからという消極的な理由だったので特性でノーマルに劣るのなら軽量化の利点と秤に掛けて戻しました。


GSR750(13-) SCプロジェクト


GSR750はスリップオンでサイレンサーを交換できるので軽い気持ちで交換しています。今はネットでサイレンサーの音質を確認できるので爆音ではなさそうでデザインも好みなSCに決めています。エンドバッフルが溶接でないと車検に通らないのですが音量的には軽くセーフだと思います。実際他の人にマシンに乗ってもらって音を聴いてみるとノーマルに毛が生えた程度だなという感じです。ただ乗っている本人は結構気持ちのいい音質だと思います。特性的にもノーマルとほぼ同じで軽量化の利点もあるのでこのマフラーに関しては満点ですね。ユーロ圏では300ユーロ程度みたいなのでやや高価ではありますが。



2020年11月21日土曜日

部屋の中でスピーカーを鳴らすということ

 長年オーディオ&ビジュアルをやって来ましたが部屋作りに真剣に取り組んだのはこの3年間ほどになります。それまでは機器やアクセサリー、セッティング関係など出来る範囲でパフォーマンスのアップには取り組んできました。

部屋作りに取り組んだことでオーディオのパフォーマンスで部屋の重要性が良く理解できました。これは同じように部屋作りに取り組んだ方で同じようなことを思っている人は多いでしょう。逆に経験がなければそれを理解することはできない。

ただしそれは部屋の中でスピーカーを鳴らす環境が前提でありヘッドフォンやイヤホンでオーティオを楽しむ方々にはあまり当てはまらないかもしれない。機器をセッティングする床の状態などは影響しますが。

それからオーディオ機器の中で私はスピーカーが最もそのパフォーマンスを決定づけるアイテムだと思っていますが、それ以外が一番だと思っている方とは意見が合わない可能性が高いとも感じます。オーディオに明るくない方にテストしてみれば多分スピーカーの音の違いが一番大きいと感じると予想するのですがこの辺の感受性、価値観は人それぞれなので。。。

部屋はスピーカーよりもさらに後ろの音響機器だと思います。スピーカーから出た直接音をそのまま聴くわけではなく部屋でブレンドされた音響を聴いているのでスピーカーよりもパフォーマンスの影響度は大きいという理屈になるでしょうか。

部屋は既製品ではないので出来上がるまでは音の確認のしようがない。そして部屋を本当の意味で完成させるのは形ができてからの調整次第だと思っています。計画通りに形ができて終わりならそれはそれで幸福なことですが音を聴いて調整せずにベストなものが手に入るとは思えない。これは機器を製作するのも、買ってきた機器を置いてつないだだけでベストなパフォーマンスが得られないのも同じ事。

独断と偏見でパフォーマンスの度合いを述べると部屋が半分を占めると思います。

そして残りの半分を機器や電源、アースやアクセサリーが分け合うという図式です。

なので残りの半分の中のそのまた一部に精力を投入してもパフォーマンスアップには効率が悪いです。枝や葉っぱばかり見て木や森を見ていないということになりそうです。逆に部屋が自由に出来るならカットアンドトライを部屋に施してやると効率がいいしパフォーマンスを俯瞰的に評価することが出来ると思います。

最初から仕込む必要がある防音に関しては技術や知識が必要ですが、音響に関してはノウハウとやる気(パワー)があれば誰にでも出来ると思う。最初から作るのは費用がかかりますが仕上げは大して費用もかかりません。

パフォーマンスを俯瞰的に見ると部屋だけではなく家全体の構造にも目が行くようになります。家の構造をあれこれシミレーションして妄想するのも楽しいですね。構想を持っていればお金と時間の折り合いがつけば実現は可能なので。。。

オーディオはいくら立派な能書きを述べようと、どれだけたくさんのお金を使おうと出ている音が全てです。目標とする音に一生の限られた時間でどれだけ近づけることが出来るかを試すゲームのようなものだと思うので効率の良さは重要だと思います。

7年目の車検

 車検に出していた GSR750を引き取りにバイク屋さんに行ってきました。


GSR750は乗りだし7年で走行距離は48200kmというところです。今年は通勤でほとんど使っていないのであまり距離が伸びなかったですね。

整備でリクエストしたのはプラグの交換です。車検整備で必ずプラグは外すので交換するなら車検のタイミングがベストだと思います。

エアクリーナーが汚れていたのでショップの判断で交換してくれました。

エアクリーナーは12000km走行というところです。確かに汚れていますね。エアクリーナーも車検時に必ず見るので交換するならこのタイミングがベストです(笑)。工賃もバカにならないので。

整備で気付いた項目としてブレーキのオーバーホールがそろそろ必要とのこと。キャリパーもマスターシリンダーもゴム部品が経年劣化しているそうです。
ブレーキに関してはサービスでペダルのグリスアップなどやってくれています。


お金を掛けているマシンだとこういう摺動部にはブッシュが入っていたりするのですがGSR750では残念ながらアルミの穴にシャフトを通してCリングで止めてあるだけです。なので腐食したりグリス切れしたりで動きが悪くなったりするそうです。

他にもステムを浮かせてベアリングにグリスをなじませたり、日頃私が洗っていないフェンダーの裏側まで洗車してくれていたり、ハンドルの位置を若干近めに変えてくれていたりと細かいサービスが満載でした。
おかげで押し引きや操舵がすごく軽くなっています。ちょっとした傾斜でバイクを駐めていたらギヤを入れていないと簡単に動いてしまいそうです。
代車のシェルパがやたら重かったのでなおさら自分のバイクが軽く感じます。

そろそろバイクのオーバーホール関係のメンテが増えてくるので乗り換えなどの話題もショップとは出るのですが現時点で乗り替えたいモデルって特にないですね。シングルやツインで面白いモデルが出れば別ですが「まず無いっ」と言うことです(笑)。GSR750は整備が行き届いていて不具合も無くて自分好みにカスタムしていることもありものすごく乗りやすいです。

ユーロ6が2025年の予定で始まればバイクのパワーがすごく落ちることになる可能性が高いそうです。そうなると余計GSR750が自分の最後の大型バイクになりそうな予感がしています。



代車のスーパーシェルパ

  GSR750を車検に出したので代わりにスーパーシェルパを借りてきました。

見た目は正体不明なバイクですがDFのタンクに載せ替えたりしてそれなりにモディファイされています。元々のオーナーがラリーに出場してたのでそれに合わせたカスタムですね。

GSR750でツーリングから帰ってきてこのマシンに乗り替えてバイク屋さんから発進するとガラガラ苦しそうな音ばかり大きくてちっとも前に進まんなあというのが第一印象でした。

250のオフ車は以前DR250Rに乗っていたことがあるので乗り味は懐かしいですがこんなに遅いバイクだったかなという感じです。

基本、最低限の整備しかされていないそうなのでいろいろヘタリを感じます。とくに押し引きが車重の軽さからしたらすごく重いしハンドル操舵も重い。キャブ車であることを差し引いてもエンジンの始動性が悪いしこの季節でも暖気が3~4分必要。

まあしかし工事中でダートになっているような区間では思わずアクセルを開けたくなるような楽しさはオフ車のいいところです。


2020年11月17日火曜日

V5のアップデート

 プロジェクターのDLA-V5のアップデート情報が出ているのでアップデートしてみました。6月に購入してアップデートするのは初めてです。

アップデートの方法はメーカーサイトからファイルをダウンロードし、USBメモリに格納したらプロジェクター本体に挿してメニューのアップデートボタンを押すだけです。フォルダごとUSBメモリに入れる必要があるのが少し分かりにくいかな。

内容を見るとHDR再生に関するものがメインみたいなので2KのSDRソースしか再生してない私にはあまり恩恵がないだろうと思っていました。

しかしスクリーンサイズやゲインを入力する項目が追加されていたりして内容がそれなりに変わっているようです。

スクリーン補正は私のスクリーンは候補に入っていないので使っていなかったのですが今回は同じエリートの近いモデルで試してみると使った方が微妙に良く見えるので使うことにしました。

バージョンは3.5になったのですが元々3.11となっていたので知らない間にバージョンが結構変わっていたのかもしれません。

投射される映像もなんだかグレードアップしたように感じます。こういうアップデートはX3の時代には皆無だったので単純にうれしいですね。

2020年11月15日日曜日

ツーリング2011

 今年最後のツーリングは山口県萩市に行ってきました。

集合場所を8時に出発でしたが今日は日差しが良くて暖かく絶好のツーリング日和でした。山口の山中は8℃まで下がったところもありましたが概ね20℃前後の気温でした。気温差が激しいせいか山中は結露して路面がまばらにウエットになっていました。

今日はツーリングの帰りにGSR750を車検に出すためバイク屋さんに置いて帰ります。なので後ろの箱は無しでデイバック持参、マフラーはノーマルに戻して走りました。

2年に一度こうしてノーマルマフラーを使っていますが静かでとても走りやすいです。SCのマフラーは私が今まで使ったことがあるマフラーでは最良だと思っていますがノーマルの安心感はやっぱ良く出来ているなと思います。

今日の走行距離は345km。

今日の走行メンバーは

・GSR250F 今日は奥様とタンデム。後ろの奥様もおつかれさまでした。

・CB1300SF(黒) 今日は彼も奥様を初めて後ろに乗せて参加。おみやげなど熱心に吟味されていました。

・V-STROM650(黒)

・V-STROM650(黄)

・NC750X

・V-STROM650(白)

・SV650 隼から乗り替え。東行庵でETCの本体を取り付けしてました。

・NINJA1000

・MT09Tracer

・GSR750(私)


最初の目的地、高杉晋作のお墓があるという下関の東行庵で紅葉を愛でました。晋作餅を一つ食べてみましたが巻いてあるしその葉がおいしかったです。

山口市の道の駅 長門峡で一休み。バイク用の駐輪場が超せまくて3台くらいしか駐められません。仕方が無いので邪魔にならないように空いたスペースに駐めます。

SLの写真を撮るため篠目駅にやって来ました。バイクを邪魔にならないように苦労してきれいに並べた直後BMWがやってきて目障りなところ駐めてます。

SLの煙の多さと汽笛の音のド迫力にはびびります。汽笛は周りの木々や山を揺るがすような音量です。

GSR250F氏から頂いた写真。

昼食は島根県の津和野にあるcafe 糧 で頂きます。元病院だった建物で外観は全然cafeには見えないです。

私はスパイスカレーをオーダー。900円。香辛料を量り売りで売ってたりします。プラス300円で野菜をバイキングで取り放題のメニューもあります。

道の駅 萩往還で休憩。山口は幕末の偉人が多いので銅像をたくさん見かけます。

今日のお土産は道の駅 長門峡 でゲットしたかき餅です。おいしいですよ。隣のおばあさん用には黒豆ひねり餅をゲットしました。

2020年11月7日土曜日

部屋の特性

 シアター部屋の隣にある居間をリフォームする準備を進めています。両親が使っていたタンス類を全て廃棄しできるだけものを少なくしています。なんの変哲もない土壁と畳のデッドな響きの部屋だと思うのですがものが置いてない状態ではそれなりに音が響きます。

シアター部屋も仏壇を撤去してその他置いたままになっていた仏具なども整理しできるだけ置くものを少なくしています。そうすることでオーディオの音は部屋の中を良く回り込むし深みも増します。

何も置いていない状態の部屋の音こそその部屋の特性であってものを置いていき響きを押さえたり粗を隠していくのは、汚物が目の前に置いてあるのに消臭剤をふりかけて対策するようなものかなと思います。本質的な対策が施されれば部屋に何も置く必要などない。

シアター部屋の隣の部屋の状態がどのくらいシアター部屋の音響特性に影響を与えるのかも合わせて検証しています。以前2階に機器を設置していた時に1階の工事が進むにつれて2階の部屋の音響特性が変わっていったのを体験しているので隣の部屋の状態も少なからず影響があるのは分かります。

さて部屋の見るべき特性は音響特性ばかりとは限らず空気の特性も大事です。ちょうど1年前くらいから自分のアレルギーを対策するために部屋の空気をよくしようと努力してきました。結論から言えばアレルギーを抑えることには成功していません。ただし薬を飲んだり病院に行ったりしなければならないほど重い症状は出なくなりました。自宅の空気をよくしても職場にいる間は無対策なので悩ましかったりしますが。この調子で完治できればと思っています。

今日は炭ベッドを作ってみました。ベッドと言ってもちょっとしっかり目のすのこを作って炭袋を縫い付けただけですが(笑)。


万能ではないけど炭は素晴らしい素材です。何ヶ月と時間を掛けてゆっくりと空気を浄化するようなところがいいですね。シアター部屋の湿度はかなり安定しています。湿度を下げるだけではなくて換気をして下げてやった湿度をまた元の値まで上げたりもします。炭を入れる前は毎日のように使っていた除湿機を使う機会がほとんど無くなってしまいました。

家の腐れを防止する機能もあるようで人の健康にも影響があるならいいのですが体感的にはあまりよく分かりません。炭ベッドで何か体感できればいいですね。

2020年11月5日木曜日

ブログを非公開にしました

 今週からブログを非公開設定に変えました。理由は

・ブログを書くモチベーションが下がったことと公開する意味を感じられなくなったこと。

・アクセス数が1日に数百ある日が続いていて個人の日記としては不審な数字だと思うこと。


バイクに乗る日記」の方は公開を続けていきます。こちらはほとんど訪れる方はいないようなので気楽に続けられます。

いつも来訪してくれた方々やコメントを書いてくれた方々には失礼なような気もしますがご勘弁ください。

ブログは日記として続けていきますのでまた公開したくなるような状況になったら公開します。


話は全然変わりますがお隣に一人で住んでいる88歳のおばあさんのことです。彼女は私の両親とは違ってこのお歳でもしっかりしていて私のところにたまにおかずなどを差し入れに持ってきてくれたりします。

この前の日曜日に煮豆を持ってきてくれたのですが家に泥棒が入ったと報告されました。過去にも何度か泥棒に入られているのですが今回の犯人は知人で目星が付いているということで警察にもその旨話しているのですがまともに相手にしてもらえないと怒っていました。

私に現場を見て欲しいと言うことなので家に上がって見せてもらいました。確かに現場はものが散乱していてひどい有様でした。しかし分からないのは泥棒は玄関の鍵を開けて入りまた締めて出ていったというところです。鍵は3カ所あるのですが1カ所はバカになっていました。それでも2カ所はちゃんとした鍵が付いています。

これは犯人は合鍵を持っているとしか思えないのでおばあさんには鍵をひとつだけでいいから交換しなさいと勧めました。

もう一つの疑念はおばあさんがもうろくして被害妄想になっていないかということです。今の時点では真相がどうなのか私では測りかねているところです。ただこの疑念は元気にしているおばあさんの姿と見比べてあまりに寂しい気持ちになるので封印したい気持ちです。