初音ミクのBDを取り寄せるのは「MIKUNOPOLIS」、「ミクの日感謝祭」に次いでこの「最後のミクの日感謝祭」で3本目です。
手に取るにつれて期待度が高まるソフトです。
ミクのライブは回を追うごとにゴージャスになってきてます。
今回は演奏メンバーに金管楽器が入ってますし、生身のダンサーがミクと同じステージに登場したりしてます。
バンドのみなさんもメークアップに力が入っている様子です。
ソフトの画質は3つの中で一番です。
ただミクのスクリーン投影画は衣装の細部の質感が分かるほどクリアなのですがわざと強い照明が当たっているような演出がしてあり白とびしてる感じになります。
たぶん背後のプロジェクター光線のまぶしさをごまかすためにやってると思うのですがなんだかもったいない感じ。
音声は3つのなかでもっともクリアーでゴージャスです。
ただ奥行きや残響などがないヘッドホン的2次元サウンドで「MIKUNOPOLIS」のようなライブ感は全く出てないです。
音声はMIKUNOPOLISに低域の量感をしっかり出せていればベストだと思います。
あと気づいた点をあげておくと
・同じ曲でも振り付けをやり直してあるものがあります。とくに「裏表ラバーズ」の振り付けはかつてないダイナミックなもので圧巻でした。
・実際と違って曲数が少なく感じる。かつてのおもちゃ箱的おもしろさを感じることがあまりなく悪くいえば予定調和的。
・必要以上に演奏をゴージャスにしすぎ。「ハジメテノオト」くらいはしんみりやっても良かったのではないでしょうか。個人的には4人のバンドが基本で良いと思う。
・「out of the gravity」のフルバージョンを聴けたのはうれしいです。
・ミク以外のキャラクターをこれ以上増やすくらいならミクの演奏を増やして欲しい。特にMEIKOのような毛色が全く違うキャラはいらないです。
・ミクとリン、ルカとのデュエットでの衣装は凝っていて良かったです。
・ミクの衣装をノーマルのものに統一する傾向にあってバリエーションが少ないのが残念。MIKUNOPOLISの「消失」や「SPiCa」の衣装はかわいくて好きだったのですが。。。
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