2013年4月14日日曜日

三文未来の家庭訪問

庄司創さんの短編コミック集「三文未来の家庭訪問」が発売されました。


私が月刊アフタヌーンを購読し始めたのは2008年からで、最初に買った号で付録についていた四季賞受賞作品集で大賞を受賞していたのがこの本の標題にもなっている「三文未来の家庭訪問」という作品でした。

その作品を読んでアマチュアのレベルを遙かに通り越しているレベルの高さに感動したものでした。
アフタヌーンは4ヶ月もすれば捨ててしまいますがその最初に付いてきた四季賞の冊子は今でも捨てられずにとってあります。


庄司創さんは最近アフタヌーン誌上で「勇者ヴォグ・ランバ」という作品を連載してましたが不発に終わりました。
個人的には相当期待していたのですが中盤以降やや説得力に欠ける展開だったかなと思います。

氏の作品の素晴らしいところはバイセクシャル的な美しいキャラクターとSF、哲学、社会学的な考察が独特なセンスで描かれるところですね。
次回作を強く期待したいところです。


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