KMMビルと比べると会場が広くてオーディオのパフォーマンスも全体的に良かったです。
同じフロアの部屋で就職説明会が行われているようでそっちの方にリクルートスーツ姿の人が多くて賑わっていました。
5時間くらい会場に居たのですがひとつのシステムをじっくりと聴き込んでいたせいかそれほど多くのシステムを視聴することが出来ませんでした。
それだけ良い音で鳴っていたということでしょうか。
試聴したシステムと感想を記しておきます。
GrandiosoP1(ESOTERIC) → GrandiosoD1 → indigo LINE Amplifier(Qualia&Company) → POWER → OLYMPICAⅢ(SonusFaber)
芳醇で実がぎっしりと詰まった音。やや甘めの音だと思ってましたがPCMをDSD変換させてやると軽快で伸びやかな音になり素晴らしい再生でした。この後再生系をdcsに換えてましたがESOTERICの方が肉厚でオーディオ的なゴージャス感がある音。
以前はソナスの弦楽器の表現にあこがれることが多かったのですが今はそれほどに感じないのは自分のシステムが成長した証でしょう。
再生系を dcs Vivaldi セットに交換するとやや音像が引き締まりEsotericと比較するとちょっぴり辛口な表現になる。こちらの方がリアル志向でストイックに情報を掘り下げて再生する感じ。
ライトアップなんかもやってました。
それにしても最近のオーディオ製品は筐体の数が多すぎのような気がします。
一目見て何をする機器なのかさっぱりわかりません。
Qualia&Companyのプリアンプとフォノイコライザ |
ESOTERICの再生系 |
dcsの再生系 |
FireBird(Dr.Feickert Analogue) → 100(Burmester) → Reference5SE(AUDIO RESERACH) → Reference75 → ElipsaRED(SonusFaber)
最初のシステムがある部屋の隣の部屋でもソナスファベールのスピーカーを鳴らしていました。こういう自由度の高さが小倉のフェアの良いところでしょう。
同じソナスのスピーカーとは言っても鳴り方がやはり違っててこちらの方がスケールが大きく感じます。スピーカーのキャラクターとのマッチングはオーディオリサーチの方が好みかもしれません。
途中、再生系を 540(soulution) に変更しましたがこちらの方がレンジに余裕がありより好みですね。
AirForceOne(TechDAS) → PERSEUS(Constellation) → C1(CH Precision) → A1 → Contriva Diacera(TIDAL)
これは音の出方の軽快さが他のシステムとは大きく違っててとても澄んだ音。
音だけ聴くとCHのSACDプレーヤーの再生だと思ってたのですがプチプチノイズが聞こえるのでアナログプレーヤでの再生だと気がついたくらいです。
AirForceONEは以前聴いた時の印象とは違ってデジタルプレーヤに劣る部分をほとんど感じさせない素晴らしい再生です。
ただ長く聴いていると眠くなってくるのはきれいなんだけどやや単調なところがあるせいかもしれません。
TD240-2(THORENS) → MM002 → E360(Accuphase) → ME901KA(MEG)
部屋の条件が合えば使ってみたいスピーカーブランドMEG(ムジークエレクトロニク・ガイザイン)。
しかし901は803と比べて手に入れたいと思うほどには強烈な魅力は感じない。
今回もソース機器が貧弱(失礼!)でプリメインアンプのプリ部を使っているなんてこともあり決して洗練された再生音ではないのですが、音楽をドラマチックに再現するスピーカーの能力は相変わらず魅力的です。
この後、再生系を C-7030(ONKYO) に換えて再生してましたがもっと再生系に力を入れたデモを期待したいところですね。
映像のブースではJVCのプロジェクター DLA-X700R のデモを体験しました。
黒の表現が素晴らしいと思いますがデモで使う映像ソースが定番の洋画ばかりで飽きて途中で退出しました。
この手のデモでは自分の知らない面白いソフトに出会うのも楽しみの一つなのでもう一つその辺りも工夫してもらえると印象がかなり違うと思います。
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