2015年12月20日日曜日

MotoGPを振り返って2015

録画していた今年のシーズンをやっと見終わったので備忘録としてまとめておきます。

Moto3クラス
チャンピオンはイギリス人のD.ケント。前半完全にチャンピオンシップをリードし最高で70ポントほど2位と差を付けていたのに最終戦までもつれました。
後半チャンピオンを意識してからのケントのチキンハートぶりはすごかったですね。あれで一気にレーサーとしての株を下げたように思います。逆に後半勝ちまくったM.オリベイラは株を上げましたね。
昨年スペイン選手権を制したフランス人のF.クワッタハッホはMoto3の最年少のレギュレーションを変更してまで参戦してきたスーパールーキーでしたが評判倒れの結果でした。

Moto2クラス
チャンピオンはJ.ザルコ。今年Moto2は4年目だったかな。昨年まで成績に頭打ち感があったのですが今期は圧倒的な強さと安定感を見せつけました。
Moto3時代のやんちゃさは無くなってコーナリングに乱れがなく美しいライディングです。
フランス人の彼は大の日本びいきらしくマシンやつなぎに「NIPONE」のロゴを大きく入れています。
ザルコは来期もMoto2で走るそうです。昨年Moto3チャンプのマルケス弟はぱっとしませんでした。ルーキーではA.リンスが年間2位に入り速かったですね。


MotoGPクラス
チャンピオンはYAMAHAのJ.ロレンソ。
最初から最後までV.ロッシがチャンピオンシップをリードしながら最終戦でチームメイトのロレンソに逆転されました。
ロッシは第17戦で目を覆いたくなるような汚点をレース人生に残してしまいました。
ロレンソとのチャンピオン争いが佳境に入った大事なレースでマルケスの再三の執拗なアタックにぶち切れて彼を故意に転倒させてしまいました。
マルケスのロレンソ援護もあからさまではありますがあのペナルティで最終戦ロッシは最後尾スタートのペナルティとなりこれでチャンピオンをふいにしてしまったようなものでした。
彼ほどのキャリアをもっていてもチャンピオンの美酒はやはり何にも勝るかけがえのないものなのでしょう。

今年復帰してきたSUZUKIは表彰台に登ることは出来ませんでしたが予選で1,2位を独占したレースもあり復帰した初年度としてはまずまずだったでしょうか。
個人的には来期M.ビニャーレスが躍進するのじゃないかと期待してます。




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