あらかじめ予告されていたのですがドルフィンからスピーカーケーブルの上級バージョン Dolphin SP XP mkⅡ が送られてきました。
このケーブルはシングルワイヤリングの1mです。
写真右側のER-SP333 AGはフラットタイプケーブルですが、XPは丸形で一回り以上太くて固いです。
ケーブルが1本ずつ独立していることもあり、ワイヤーワールドのケーブルほどは悪くないですが取り回しにはそれなりに気を使います。
Yラグ端子は共通のようです。
このケーブルはEau Rougeのラインナップでは ER-SP733 に相当するもので、普通だったら一介の安サラリーマンの私が購入対象にするべき品物とはならないでしょう。
今回送られてきたのは、奈良岡さんのご厚意でご自身の自信作を試しに味わってもらいたいというところでしょう。
送られてきたケーブルをスピーカーの高域側につなぎ、スピーカーに付属していたジャンパー線を取り付けました。
しかし音を出してみると、音像がスピーカーの左側に寄ってどうにもバランスの悪い音です。
耳をスピーカーに近付けて聞いてみると右のスピーカーのウーファーから音が出ていないことに気付きました。
スピーカーケーブルを元のバイワイヤリングケーブルに戻してやると音は復活しました。
付属のジャンパー線は一度も使用したことがなかったのでどうやらこれが不良のようでした。
テスターで確認してみると、4本中1本だけ断線していました。
ドルフィンにその旨を伝えるとN谷さんからジャンパー線を送ってくれると連絡がありました。
まともなジャンパー線がそろいましたら改めて Dolphin SP XP mkⅡ の実力を検証してみたいと思います。
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スピーカーの音像バランスについてはもともと気になる点があったので、不具合の確認の過程で左右のスピーカーを入れ替えた。
そのついでに、スピーカーの前後位置をボードの中心に合わせ、スピーカーの絶対位置を手前に10mm移動した。
壁からの距離というよりパワーアンプの位置を後ろに下げたかったのが目的。
前後方向の音像の彫が深くなった。
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