プリアンプ → パワーアンプ間のインターコネクトケーブルを新しいものと交換しました。
今まで使っていたのはオルトフォンの Reference8NX XLR-XLR 5m。
今回導入したのは CROSS PONTの XP-IC/RCA-XLR 5m。
プリアンプのHP-5509にはXLRの出力端子が付いていて、パワーアンプのボルダー 850にはXLR端子しか付いていないので通常だったらXLR→XLRのケーブルを用意するところですがあえてHP-5509側はRCAをチョイスしました。
これはHP-5509を試聴させてもらった時に同時にRCA出力の試聴も座間ドルフィンのN岡さんから提案があり私がRCA出力の方がより良いと認めたからです。
RCA出力だとゲインが6db下がるそうですが細かなゲイン調整ができるので全く問題ないですね。
これでLFE出力、サラウンド出力共に全チャンネルRCA出力で揃いました。
ちなみにサブウーファーへはRCA→XLRでサラウンド用プリメインアンプへはRCA→RCAで接続してます。
今まで使っていた8NXは使用12年になります。
その前はやはりオルトフォンの下位モデルを使っていて金額で3倍する8NXに変えた当時は高域が若干延びるかな程度の変化でほとんど音が変わらなかったことを覚えています。
2chオーディオのケーブルは電源もインタコもそしてスピーカーケーブルも他は全て座間ドルフィンのN岡さんがプロデュースする製品で揃えられていて今回のインタコの導入でやっとコンプリートされました。
ドルフィンと付き合いだしてそろそろ10年になりますのでずいぶん時間がかかりました。
プリ→パワー間のケーブルは5mと長尺なためかつての「DOLPHIN」グレードの品物を導入するには金額的に相当な覚悟が必要です。
基本ラインケーブルは長さに比例して高価になりますが、長さが長くなっても音が良くなるわけではないですからね。
しかし今回導入したケーブルは技術的な進化によって私の手の届く予算でかつてのリファレンスケーブルに並ぶような性能を手にするとことが出来るようになりました。
HP-5509のXLR出力の音は表現の幅は見事なものなのですが私の耳にはややオーディオ的にデフォルメされた音に感じてリアリティという点で今ひとつに感じていました。
オーディオ的な特性とは別に個人的に自分が好きな音かどうかを判定するのに聴いていて眠たくなる音は駄目な音だと思っています。
HP-5509のXLR出力の音はそういう傾向があります。
RCA出力の音はそれを払拭するのに十分で違和感を何も感じずに音楽に引き込まれる感じです。
個人的に好きな音の場合、眠たくなるのではなく体が動き出したり鳥肌が立ったりしますね。
まあこれにはケーブル自体の性能も大きく起因しているのですが。
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