2009年6月21日日曜日

リヤサスについて

写真はSV650のノーマルリヤサスです。
バネの線径が太く、スプリング上部の径が小さくなっています。
全体的にしっかりと作ってあり重量は2.8kgあります。

ナイトロンと比べると野暮ったい作りです。
(コストの制約があるので当たり前なのですが。)
ナイトロンは手に持った感じでは500gほどノーマルより軽いです。

国内モデルと違ってヨーロッパからの逆輸入車のサスペンションが固めにセッティングしてあるのはライダーの体格が日本人に比べて重いことと、ハイウエイを二人乗りで150km/hくらいで巡航するのを考慮してのものです。

そのまま日本国内を一人乗りで走れば多くの人は固いと感じるはずです。
オーリンズなどの海外製の社外品サスペンションは当然に固くて、国内モデルのバイクでサスペンションを交換すると車高はかなり上がって固くなるはずです。
国内モデルに乗る人の多くはサスが柔すぎることで悩んで付け替えるようで単純に固くなると満足することが多いようです。

ナイトロンのいいところはスプリングをライダーの体重に合ったものを組んで出荷してくれるところでしょうか。
乗ってみた感じも初期加重時はノーマルよりも柔らかくて、踏ん張るところはしっかりと踏ん張り動き自体がしなやかです。
自分のライディングスタイルにも合ったもので満足度は非常に高いですね。

代車でショップから借りていたGSF750はリヤサスをGSF1200のものと換装して半年くらいの状態でした。
SVと比べるとサスが「ボヨンボヨン」に感じるくらい柔らかく、加重をかけた状態でも腰が無い柔らかさが持続される感じです。
人によってどちらを好みに感じるか分かりませんが、そのくらい国内外のモデルには差があるということです。


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