2008年12月30日火曜日

スイフト乗りだして1ヶ月

HDDレコーダーの電源ケーブルを導入した時の日記の最後の方でHDDレコーダーがハイテクでオーディオのハイエンド機はローテクというような記述をしましたが、これは語弊があり違和感のある記述でした。

新しい仕事をさせるデバイスを開発するようなものに対して私は「ハイテク」という言葉を使いたがるようで、既存の形を成しているジャンル例えばオーディオ用のケーブルでもその素材や構造、表面処理の仕方など突き詰めればいくらでも「ハイテク」の入り込める余地はあります。

ですのでオーディオのハイエンド機にもその機体の構成要素のどこをとってみても「ハイテク」を取り入れる余地はあるわけで私の日記は少々短絡的でした。


今日の使命は車の洗車とたまった漫画本などの処分。漫画本は2年に一度のペースで古本屋に引き取ってもらってます。
スイフトは購入してちょうど1ヶ月になりました。
デザインに関しては購入前は半ば諦めたような気持ちだったのですがいざ使ってみるとこの15年くらいでやはり車のデザインも進化しているなあと実感します。

丸みを帯びたボディはただかわいらしさを演出しているだけではなくて、微妙な曲線や角の処理などがしてあり設計にハイテク感を感じます。
ホイールのデザインも単純な構造ではなくて良く見ると結構凝ったデザインになっています。

車体が以前乗っていたドマーニに比べると前後長がかなり小さいので町乗りでの使い勝手はすごくいいですね。
走りに関してはボディや足回りが良くできているのでくねった道を走るのは挙動に安定感があって楽しいですが、アクセルを踏み込んで加速したい時などはレスポンスがなぜか鈍いです。

これはパワーがないというよりはパワーの急な盛り上がりを抑えているという感じで、中間加速などはドマーニの方がダイレクトに加速する感じでした。
これは多分燃費などを考慮した結果電子制御でこうなっていると思います。
(しかし燃費性能もドマーニとほぼ互角か負けているようですが)

運転している時のハイテク感はスイフトには感じられるのですが、エンジンの面白さはやはり昔のシビック系のエンジンの方が面白いですね。
ややエンジンに急かされるようにスピードを上げていくのが気持ちが良かったので渋滞などにはまるとストレスを強く感じたドマーニに対し、町乗りの使い勝手では低速域で流せるスイフトのほうが運転が楽ですが。


2008年12月29日月曜日

映像系のアース配線

映像系の機器をつないでいるコンセントにアースの配線を行いました。
配線と言ってもパワーアンプのコンセントのアース端子につなぐだけですけど。
パワーアンプのコンセントは大地アースをとっています。

映像系の機器では3ピンのIECインレットが付いている機器はメリディアンのプロセッサだけですが、HDDレコーダーに導入したDolphinのケーブルは多分シールドがアースピンに接続されていると思うのでこの2つの機器にはアースをとってやるメリットがあると思います。
使ったケーブルは2sqの3芯ケーブルでホームセンターで手に入る汎用品です。

今まではアースループなどでオーディオの再生に悪影響が出ては困るので映像系の機器をオーディオ系のアースとつなぐのを避けていました。
試しにやってみて悪ければ外してしまおうという軽い気持ちでのトライです。

映像用のコンセントは2種類使っていてEauRougeのER-PSXにプロジェクターをつなぎ、そこから分岐させたWattGATEの381にHDDレコーダーとプロセッサを接続しています。
分岐するのに使っているケーブルはJPSのユニバーサルAC 2mです。

今回アースを配線したのは381の方です。
私は映像のほうは微妙な違いを把握するのが苦手なので結果は時間をかけて検証してみようと思います。


2008年12月28日日曜日

餅つき大会

今日はお餅つき大会に参加してきました。

いつもお世話になっているバイクショップ ピットインが主催して毎年行っている(去年はなし)イベントですが参加したのは今年が初めてです。
私が小学生のころは祖父の家に親族一同が集まってきて餅つき大会をやってましたがその時以来の餅つき体験になります。

角材を手斧やナタで割って薪を作るところから始めて、かまどで火をおこしもち米を蒸して臼と杵でついて行きます。
途中、焼き牡蠣(かき)やするめなどもいただいたりしながらアットホームな雰囲気のイベントでした。

私はどちらかというとファミリー向けのイベントは苦手です。(汗)


年末の大掃除

バイクや車、工場の設備だって同じですが機械ものの整備の基本はやっぱり掃除です。

オーディオ好きはたぶん日ごろから機器を磨いているとは思うのですが、きれいにして使ってやると出てくる音もいい音が出るように感じます。

ホコリだらけの楽器とピカピカに磨いている楽器では出てくる音も違うと思います。
特にCFRPはホコリをきれいにふき取ってやるだけで音がクリアになるようです。

年末の大掃除のときはオーディオも忘れずに!!


2008年12月26日金曜日

仕事納め

今日は今年の仕事納め。
本来は明日まで出勤のはずだったのですが不景気のため冬休みが1日早くなりました。

去年の秋から今年にかけて仕事上は大変充実しています。
仕事が既存の人員だけではさばき切れないため新入社員も入ってきましたし、派遣で入ってきた人もいます。
しかし今日付けで派遣の人は契約満了で終わりで、社員の内一人が精神的にやられてしまって別の部署に転属になりました。
仕事の量は相変わらず多いわけですが人員はマイナスとなってしまいました。

世の中「派遣切り」など雇用の使い捨てが話題になっています。
私の会社で働いている派遣の人たちをざっと眺めてみると、やはり最初から使い捨てとして雇っていると言ってよいと思います。

私は製造ラインの装置を作るのが仕事なので良く分かるのですが、製造ラインで働く人間は本当に機械の一部として働くことを前提とされています。
最初から細かく決められた単純な動作を一日中繰り返し行うだけで「やりがい」などとは無縁な仕事です。

設計業務で派遣されてきた人間も社員と同じ質の仕事をこなせる訳はなく、新入社員に毛の生えた程度のレベルの仕事しか任せられません。
これを半年をスパンとした短期で職場を転々とする分けですから「一人前」としての技能を身につけることは永遠に無理です。

日本だけは西欧を筆頭とする諸外国のような「階級社会」にだけはなって欲しくないと思っているのですが、税金をたくさん納めてもらうための大企業の業務効率アップを目指す近年の目先優先の政策には絶望的な気持ちにさせられます。

来年は「生きる」ということがますます切実なことになってくるのかもしれません。

2008年12月15日月曜日

Dolphin PS MEGANE

久々に電源ケーブルを導入しました。
機器側がメガネ型プラグになっているケーブルで接続するのはHDレコーダーです。

メガネが型のプラグで高級なものは見つけられなくてプロジェクターもそうなのですが電源ケーブルをグレードアップしたくてもなかなかできずにいました。
今までは付属のケーブルを切断してACプラグのみをマリンコのものに替えて使っていました。

導入したケーブルはドルフィンのオリジナル品で Dolphin PS MEGANE 1.2mです。
メガネ型プラグで太っといケーブルだったら困るなあとか思ってましたが線の径は13.5というところで特に固くもなく使いやすいケーブルです。

オールージュのIECプラグは恐ろしく把持力が強いですがこのメガネ型プラグは特に強い感じはないですね。
平日は録画したものを鑑賞する暇もあまりないので時間をかけてパフォーマンスを味わってみようと思います。




2008.12.20
デジタル放送が始まりそれを気軽に録画して楽しめる機器が普及したことで家庭で楽しめる映像の世界は一気に飛躍したと思います。
しかしHD放送のくっきりしゃっきりした映像は出会った最初のころにはそのインパクトにノックアウトされてしまい、DVDにも見切りをつけてしまいましたが慣れてしまうと現実とは違う独特な映像世界であることが気になりだして現在ではもう一つ楽しめなくなっていました。

例えば人間をスクリーンに映し出しても毛穴が見えてしまいそうな微細感は表現できてもどこかCGの作り物っぽい感じで、色もにじみはない反面深みがなく薄っぺらく感じてしまう。
まるでデジタルスコープでのぞきながら映像作品を見ているような感じで面白くないのです。


Dolphin PS MEGANEはその辺の不満がかなり解消されるケーブルです。
映像は一言で言うと「現実的な絵」に変わります。
色の深みが増し現実世界の色合いに近い魅力的な色に感じます。「フィルムライク」と言ってもいいと思うのですがHD画質のコントラストの良さを伴って諧調表現の能力が増したように感じます。

副作用ですがプロジェクターの色むらが以前よりもはっきりと分かるようになってしまいました。


音声に関してはEau Rougeのラックを導入してから録画した放送をHDDレコーダーで鑑賞するのと、CDをCDプレーヤーで鑑賞する時の音質差にかなりの開きを感じるようになっていました。
放送の音は薄く、情報もぶつ切り状態に聞こえるのに対しCDの音は豊潤で空気感の再現がよくできますし、低域もしっかりとでます。

音の方も映像の印象と似ているのですが映画のセリフの表現は人の声としてのリアリティが増し、環境音や音楽なども厚みが十分で空間に染み渡るような自然な響きを感じます。

PanasonicのHDDレコーダーはモノとしての価値には十分に満足できるクオリティーを持ってますが、オーディオの高級機が再生するような「深み」を感じることはできません(当たり前ですが)。

ハイテク度では普及機で価格の安いHDDレコーダーの方がはるかに上ですが、ローテクの部分でオーディオの高級機は贅沢を尽くしている?と言えるでしょうか。
HDDレコーダーにローテクの部分でも注力してやればそれは当然に「ハイエンド機」的な風格のあるパフォーマンスを得られると言えるのではないでしょうか。

そういう意味では電源ケーブルやラックは機種が変わってもずっと使い続けることができますしお得な買い物だと思います。

2008年12月14日日曜日

武道の必修化

2012年から全国の中学校で武道が必修となるそうです。
2年生までで月1のペースは少ないと思いますが武道に興味をもつ人が増えるきっかけになるなら良い取り組みだと思います。

しかし子供の「しつけ」の効果を期待するのであればなにも武道でなくて他のスポーツでも十分だと思います。
少年野球の強いチームなどは例外なく礼儀などの面もきちんとしているようですし。
勉強でもスポーツでも真剣に打ち込みたいと思うものがあるなら余計な方向にそれることもないでしょう。

武道が存在するようになったのは明治時代からで、その前の時代は剣術や柔術といった格闘術でした。
後者はひたすらに敵を倒すための技術で「道」を名乗るようになったのは、武士の時代が終焉を迎え国民体育として生き残るために格闘術としての側面を大きくそぎ落として精神論を強く主張するようになったからだと解釈しています。

スポーツと武道の大きな違いは後者には生死の観念が大きく付きまとうことだと思っています。
スポーツの試合で負けてもただ悔しいだけですが、武道で負けた場合は自分は相手に殺されてしまったという風に連想できるところです。

実際の武道では例えばオリンピックで柔道の試合を見ていても制約の多いルールの中でかけひきに終始する場面もあり命の取り合いとはほぼ無縁のものですが。
素手で行う格闘術の側面から見ればやはりUFCに代表される総合格闘技が現代では最も優れていると言ってよいでしょう。
ルールの制約はありますが選手の安全を守るためには最低限必要なものでしょう。

例えば空手道の選手は相手が主に突きと蹴りを使って攻撃してくることしか想定しないで練習するので、タックルや投げなどが認められるオープンなルールの下で戦うのには不利です。

UFCの初期の頃に大道塾のトップだった市原選手が出場しホイス・グレイシーを相手に何もさせてもらえずに終わってしまったシーンは空手道の関係者にかなりのショックを与えたと思います。
市原選手は柔道の心得もあったわけで、このシーンは「武道」が格闘術としては極めて完成度が低いことを露呈してしまったシーンなのですから。
私も当時は真剣にグレイシー柔術を打倒するにはどうしたらいいのかいろいろとシュミレーションしてました。(笑)

正直、武道で説かれる精神論はもう満足に体が動かなくなった老人の指導者が若手を相手に唯一できる指導で、格闘技云々とは程遠いところにあるものです。

格闘技としての優秀性を証明するならばやはりUFCなどルールの制約が小さな試合形式で勝利することでしょう。
しかし武道が格闘技のベースとなるのは間違いのないことで、伝統派空手の道場で育った日系ブラジル人のリョート選手や大山空手から格闘技を始めたジョルジュ・サンピエール選手などはレベルの高い総合格闘技の世界でも最も完成度が高い格闘家だと思います。

寸止めルールの伝統派空手は間合いが深く、ボクシングの間合いでパンチを当てようとしてもリョート選手には全くあたりません。
寝技は比較的短期間で防御を身につけることができますが、立ち技の当て勘などは短期間で習得するのは無理です。
(上にあげた両名は寝技の攻撃に関しても一流ですが)

武道から入った日本人の選手で将来UFCなどの大会でチャンピオンを輩出する日が来るといいですね。

2008年12月13日土曜日

ヒューズの脱着

訳があってオーディオ機器のヒューズを取り出して確認をしてみました。

ΩSACD2とボルダーのパワーアンプは機器の背面から簡単にヒューズを取り出せるのですが、プリアンプのCP-65は電源ボックスの蓋を開けないとヒューズを取り出すことができません。

そして不思議なことにCP-65だけはヒューズを取り出して少し掃除をして戻しただけなのですが再生音ががらっと変わってしまいました。
音の鮮度がものすごく高くなって部屋中をきっちりと満たすくらいに広がりが出るようになりましたが、なんだか腰高な感じで地に足が着いていないような落ち着きのなさがあり定位もどこか違和感があります。

この鮮度の高さと元気のよさを聴いていると、CP-65も導入して5年が経過しているのでヒューズの接点部分が劣化していて知らないうちにかなり枯れた再生音を聴いていたのかもしれません。
ヒューズを脱着したことで新品時のクオリティが一気によみがえったとしか考えることができません。

ΩSACD2とボルダーの方はヒューズの脱着では音の違いが分かりませんでした。
CP-65はヒューズの取り付け方法がこの2台と比べると接触面積が小さく条件が悪いことから劣化が著しいのかもしれません。

機器につなぐ電源ケーブルと比べるとオーディオ機器の内部の配線は相当お粗末と言っていいと思います。
電源のメインスイッチの配線など引っ張れば簡単にちぎれてしまいそうな線ですし、ヒューズは必要悪と言っていいようなものなので案外機器のパフォーマンスのボトルネックとなっている箇所かもしれません。



2008/12/8
上でヒューズの脱着によって音が大きく変わってしまったと書きましたがこれは私の勘違いでした。
一連の作業でひとつミスをしていてそれのせいで大きく変わっていました。
ヒューズの脱着でも多少鮮度の向上は認められますが大した変化ではありません。

2008年12月7日日曜日

Y君の訪問

今日は知り合いのY君が遊びに来てくれたので私の部屋で音楽を聴いたりしながら2時間くらい楽しんでもらった。

彼は2年ほどくらい前に東京の町田から北九州に引っ越してきた人で、自動車のディーラーに勤めている人です。
以前私は町田にはオーディオショップのドルフィンを訪ねて行ったことがあるのでなんとなく不思議な縁を感じる人です。

オーディオを趣味にしている私のような人間がもし他人のオーディオ装置で音楽を再生するのを聴かせてもらうとしたら、かなり身構えた形でまるで試聴するような感じになるかもしれません。

けれでオーディオのことなんて全然知らない彼のような人が私の部屋に入って示す反応は、見たことがない機材に素直に驚き、再生される音楽に素直に聞き入るといったところです。

私もオーディオについてあれこれ説明するようなことはせず、ただかける音楽について「こんなの知ってる?」「ああっそれってあの作品でもやってた人ですよね」みたいな音楽作品に関する会話が交わされるだけです。

私もそろそろ機材に振り回されるのではなく、今回のような気持ちでもっとゆとりを持って音楽や映画作品と対峙出来るようになるべきかな?とか感じました。

2008年11月29日土曜日

スイフトの納車

予定より少し遅れましたがスイフトスポーツが無事納車されました。
整備工場から自宅まで乗って帰ってきただけですが車に乗った感想を記しておきます。

私はちなみに2輪も4輪も購入前の試乗はしない主義です。
理由は試乗したくらいではそれ程車の素性は分からないのと、初めて運転した時の感動を大事にしたいからです。(笑)


・運転席に座った感じは、着座位置が高くフロントガラスが遠くてダッシュボードの雰囲気なども家にあるワゴンRの感じと良く似ています。
運転ポジションはドマーニの方が比較的フォーミラーカーのポジションに近くてスポーツに向いていると言えます。

・純正のレカロシートは包み込まれるような感じですがドマーニのシートに比べて弾力感が強くスポンジっぽい感触。
ヘッドレストの位置が高いので後部座席からは前の景色があまり見えません。

・ボディの剛性がドマーニと比べると高いです。ドアを閉めた時の音はボンッという重い感じです。

・2輪と同じでクラッチを踏まないとエンジンがかかりません。

・シフトはストロークが短く「クリッ」と入る感じで気持ちのいいフィールです。

・クラッチはドマーニと比べるとこれもストロークが短く、軽いタッチで扱いやすいです。ミートポイントも分かりやすいです。

・ステアリングはドマーニより重いです。ホンダ車は全般的に軽いようですが。

・動力性能はほぼドマーニと変わりません。低速域はスイフトのほうがスムーズです。

・ドマーニはフロントが軽くて、コーナーにフロントを突っ込んで舵角を一定に保ったままアクセルを当てるとFタイヤをスピンさせながらリヤを軽く流すような感じで曲がりますが、スイフトはフロントがどっしりと重くタイヤが路面をがっしりとつかんで曲がる感じでそれ程軽快感はありません。
(タイヤを滑らせるまでの限界はスイフトのほうがずっと高そうです)

・サスは予想したほど固くはなくスムーズです。でこぼこの突き上げはドマーニよりはもちろん強いです。

・スペアタイヤがないのは諦めましたが、パンク修理キットの中にシガーライターソケットで動くコンプレッサーが付いているのは便利です。

・その他ではキーレスエントリーやイモビライザーなど私にとっては新鮮な機能がついてました。

純正ではスピーカーのみは付いてるのですがヘッドユニットが付いていないので後日何か付けてやろうと思います。

2008年11月23日日曜日

ドマーニについて

私が今乗っている車はホンダのドマーニ(1.6Ri MT)です。

と、名前を書いてもこの車のことが即座にイメージできる人は相当車好きな人だけだと思います。
この車は1995年の2月に購入しました。

もともと我が家には自家用車がなかったのと、4輪でのスポーツ的な走行には興味がなかったのでファミリーセダンが欲しくてこの車を選択しました。

初めて乗って驚いたのは低速トルクがないのと、見かけによらずエンジンのふけ上がりが鋭いことです。
燃費は今まで全て記録しているのですが平均で13.6km/lです。
今ではさすがにエンジンのレスポンスがかなり落ちてきましたが、本来の性能ならば2000ccくらいの排気量の車が相手ならば加速性能だけならいい勝負ができます。(現在のAT車が相手なら楽勝です。)

この車、今度納車されるスイフトスポーツよりも軽量で1030kgしかありません。
乗り始めたころは信号スタートなどでちょっと勢い良く踏むとよくホイールスピンしていました。(タイヤが小径なのも原因ですが。)

買ってから今までリコールはないし、不具合が出たことも一度もありませんでした。
ほとんどの車好きからは相手にされないモデルですが良くできたモデルだったと思います。

YouTubeで昔のCMを見つけたのでリンクを貼っておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=p1AbjMEqumU


2008年11月16日日曜日

久しぶりの母校

昨日は母校の大学で空手道部の50周年記念式典があり、久しぶりに大学を訪れました。

集まったOBは40名ほどで現役の学生は10名ほどでした。
集まったOBの顔ぶれを見るとちょうど40歳台の人間が誰も来ていない様で、私の直接の先輩達は誰も来ていませんでした。
サラリーマンならばちょうど中間管理職になる年代なので公私共に最も忙しい年代なのでしょう。
懐かしい顔はゴジラ顔の後輩が一人だけ。(笑)

現役と合同で練習が行われるのでこれもまた久しぶりに道着に袖を通してはりきっていたのですが、練習は基本をほんの少しやっただけで1時間もかけずに終了。
汗をかく暇もありませんでした。

学内を歩いてみると、見慣れない建物の数が増えていました。
私が通っていた機械工学科の棟も立て替えられていて、古ぼけた懐かしい建物は姿を消して近代的な施設に変わっていました。
なんだか自分がものすごく老け込んだような気がして少し寂しい気持ちになりました。

2008年11月14日金曜日

車の乗り換え

車を買い替えることにしました。

新しい車はスズキのスイフトスポーツです。
ホンダのシビック(1.8G)と結構悩んだのですがシビックのミニバン風のデザインと大きさになじめなくて、使い勝手のよさと走って面白そうなスイフトにしました。

ずっとスズキのバイクを乗り継いでいることもあって4輪メーカーとしての「スズキ」というブランドに特に抵抗はありませんでした。
スイフトスポーツは先代の1.5Lのモデルから面白そうだなと注目していました。

主にバイクのイメージからスズキというブランドを見て自分が惹かれるところは、デザインが質実剛健なところです。
過去にはインパルスやカタナのような奇抜なデザインのものが作られ人気を博したりもしましたが、スズキの良いところは基本的に地味で無駄のない設計だと思っています。

エンジンの特性もホンダのような優等生的なものと違って多少癖があるのですがそこがまた魅力的だったりするのです。
4輪ではトヨタのセダンのように内装の充実度を重視する人が多かったりするそうですが、ヨーロッパでは内装などより基本的な走るためのつくりがしっかりしているかどうかの方が重視されるようで、スズキはそういう人たちには評価されるブランドのようです。

この辺の価値観は自分の価値観とも合っていると思います。


シルバーの車体色はディーラーには在庫がなく、工場で出来立てほやほやの個体を送ってもらうことになりました。
遅くても10日後くらいには手元にやってきそうです。

2008年11月9日日曜日

天吊りの準備

天井にプロジェクターを天吊りできるように長いボルトを取り付けました。
ボルトはM8×L1mで天井裏に通っている梁に固定されて200mmほど天井から突き出ています。

プロジェクターはまだ当分新調しませんけど20~30kgくらいは大丈夫そうです。
自分の頭の上に設置しますので落ちてこないように確実に固定したいところです。

プロジェクターを取り付けるとしたら、これにもう少しプラスアルファでステーのような部品が必要ですがその辺はプロジェクターを新調する時にまた考えましょう。

暇なので気まぐれで作業してみました。(笑)
実費は2000円程でした。


藤子・F・不二雄のパラレル・スペース

私は普段地上波のテレビ番組はほとんど見ていなくて、たまにNHKのニュースを見るくらいです。
だからお笑い芸人やドラマに出演している俳優さんなどの話題にはかなり疎い方だと思います。

WOWOWで放送が始まったドラマ「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」を観てみました。
第一回の「値ぶみカメラ」で長澤まさみさんをスクリーンで見るのは初めてだと思いますが、手足が長くて素晴らしく美しい女優さんですね。(笑)

ドラマが終わった後で各役者さんたちの、この藤子作品に対する熱い思いなどが語られていたりしてドラマの内容と合わせて何とも充実した内容でした。

エンディングにスネオヘアーの曲を持ってくる辺りもなんとなくシャレが効いてます。





2008.11.10
どうでもいいことですが長澤まさみさんは映画「ロボコン」で2006年3月に拝見していました。
失礼しました。

2008年11月3日月曜日

KMMビルのフェア2008

今日はマックスオーディオさんが主催するオーディオビジュアル展示即売会に行ってきました。

音楽を楽しむ人の数は減らないと思うのですが、オーディオ機器にお金をかける人の数は年々減っていく傾向にあるようです。
数が減れば機器の単価が必要以上に高くなるわけで、私自身も最近は以前ほどはオーディオ機器に情熱を持つことができなくなって来てます。

しかしハイエンドと呼ばれる機器にはそうではない機器では表現できない深遠な魅力を持ったものが存在するのは確かなことです。
自分が手に入れることができるとは限らないですが、オーディオの表現力の可能性を探るということではこうしてフェア会場に出向いて耳で情報を集めることは有意義だと思っています。

今日体験したシステムについてまとめてみます。


・MCD301(マッキントッシュ) → C-2300 → MC1.2KW → IllugionA7(Snell)
 スネルアコースティックのスピーカーを視聴するのは初めてです。バランス的に非常に全うな音で奇をてらったところをぜんぜん感じません。マッキンの特徴が強く出ていて広がりはないですが骨太で濃厚なサウンドです。



・MT10(マッキントッシュ) → C-2300 → MC1.2KW → IllugionA7(Snell)
 プレーヤーをアナログプレーヤーに変更しての試聴です。CDよりもこちらの方が音楽の見通しが良く空間的な表現もできます。



・740(SOULUTION) → 721 → 700 → Amati Paradio(ソナスファベール)
 私見ですがバイオリンなどの弓を使う弦楽器の再生ではソナスファベールとJMラボ(フォーカル)のスピーカーが最高峰だと思っています。しかしそれ以外の楽器に関してはもう一つだという印象を持っていました。
今回ソウリューションでならすアマティの再生音は音の立ち上がりが軽く、今回最もスピーカーの存在を感じさせない鳴り方でした。弦楽器だけにとどまらずソナスの弱点と思っていたピアノなどどの楽器もパーフェクトでした。
ソウリューションシステムは価格を知ると驚きですがディスク情報のかなり深い深度まで潜ることができるようです。
久々に試聴会で鳥肌が立ちました。



・740(SOULUTION) → 721 → 700 → HRS120カーボン(ジャーマン・フィジクス)
 スピーカーのみをジャーマンフィジクスと交換しての試聴。
見える部分の多くをCFRPで製作しているこのスピーカーの音には期待をさせられます。
音の出方が下から上に向かっていき上部の傘に当たって横方向に360°拡散しているような感じで、水平方向の広がりが良好です。
音色はCFRPのイメージに近いところがあり歪っぽさを感じないのですが、帯域が狭く特に高域がほとんど出てないような感じで価格の割には表現力が乏しいスピーカーだと思います。



・820S(リンデマン) → NHB-18 NS(ダールジール) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 ダールジールのアンプは最も安心して聴くことができるアンプの一つです。
それなのにマジコが奏でる音色はさっぱりしていて、広がりはあるのですがかなり薄味に感じます。



・マジックCD(リン) → Jubilee(OCTAVE) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 5月にも体験したリンのDSシリーズの比較試聴です。まずはマジックCDを使ったCD再生ですが5月のときのような音質に特に不満を感じるものではありませんでした。



・アキュレートDS(リン) → Jubilee(OCTAVE) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 正確にはアキュレートDSにはLANケーブルでつなぐ外付けハードディスクとノートパソコンが接続されています。
マジックCDの再生と比べると音の実体感が増します。CDの再生がまるでボケボケに感じるほどです。

・クライマックスDS(リン) → Jubilee(OCTAVE) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 アキュレートDSに比べるとさらに楽器や声の実体感が増し、空気感も表現できるようになります。
価格差があるのでDSの方式の差をアピールするにしては説得力があまりないような気がするのですが、少なくともこのテストを体験した人がマジックCDを購入することはないんじゃないかな。



・P-03(エソテリック) → D-03 → C-03 → A100 → DUO OMEGA(アバンギャルド)
 アバンギャルドのスピーカーは音像が大きいのが特徴ですが、音質に関しては特に魅力を感じません。
言葉が悪いですが安っぽい音です。ホームシアター向きのような気がします。




・SCD-010(ビタスオーディオ) → NHB-18 NS(ダールジール) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 フェアも最終日とあって代理店の人たちも結構遊び半分のような雰囲気で、プレーヤーの比較試聴を始めました。
ついでにプレーヤーのインコネ・ケーブルをノードストのオーディンに変更しました。
前回つないでいた820Sの時に比べると音の密度や情報量が一段と増えました。
クールすぎてつまんないと思っていたマジコから血の通った再生音が鳴り始めました。



・T2i signature(メトロノーム) → NHB-18 NS(ダールジール) → NHB-108 model one → V3(マジコ)
 メトロノームに変える前にもう一度リンデマンに戻してましたが、ノードストの支配力はかなり強く相当濃厚な再生です。
ビタスに比べるとやや情報量で負けてると思います。
メトロノームはフェア期間中一度も使っていなかったそうで、音はまだ寝覚めの感じでさっぱりしてますが音色の伸びやかさは3機中一番のようです。
ノードストとの相性はこのプレーヤーが一番のような気がします。
(高級プレーヤーと同等以上の価格のケーブルの音がどういうものか勉強になりました。(笑))




・CD1500mkⅡ(オラクル) → SI1000 → PRO PHECY
 オラクルのスピーカーってあったんですね。
音は広がりはあるのですが薄味で、高域がきらきらと金属的に耳障りで私の好みとは正反対のシステムです。(笑)
私がよく聴く川井憲次のCDをかけていたのでその再生のひどさに閉口しました。
PSオーディオのクリーン電源も使っていました。

映像関係は

・パイオニアのBDプレーヤーとAVアンプ、5.1CHシステム。
・ビクターのプロジェクターDLA-HD750。

を視聴しました。
音に関しては特にどうこうないですが、アクション映画のダイナミックレンジはよく確保していると思います。
映像に関しては進化しているのかどうかよく分かりませんでした。
チューニングのせいか私にはどうしても色の再現が不自然に感じられて、自分が使っている720pのプロジェクターから乗り換えたくなるほどの強い魅力は感じませんでした。

2008年11月2日日曜日

ツーリング0811

今日はバイクでツーリングに行って来ました。
目的地は鹿児島県桜島。

行きはほぼ全て、帰りも一部九州自動車道を使ってます。
朝4時小倉南ICに集合だったのですが参加予定の内二人が来ないで脱落。

高速道路の行程はいたって順調で(途中赤外線カメラが光りましたけど(笑))、7:15分頃には鹿児島入りしてました。
桜島からの帰りは霧島を通って八代方面で紅葉を鑑賞したりしながら帰ってきました。

桜島は初めて訪れたわけですが火山弾に備えて道の各地に避難所が設けられていたり、民家も屋根がなんとなく頑丈そうに作ってあったりなかなか新鮮な趣のある土地でした。

美味しいものを食べたり、温泉に使ったりなどのゆったりしたところがなくマラソンのようなツーリングでした。(笑)
(走行距離:783km)


今日の走行メンバーは、

・GSF750 昨日急遽取り付けたメーターバイザーは高速走行で役に立ったようです。

・DR-Z400 今日の彼は疲れがピークなのかどこか行動が変でした。バイクを2度転倒させたりしてました。

・隼 今日は食事をとる時間も惜しむようなツーリングでしたが、3食ラーメンというのは彼だけでした。 


2008年10月31日金曜日

ノイズの話

私は仕事上では電気的な分野の作業はまずやらないので、オーディオ&ビジュアルに関しても電気的なところは実感としてもう一つピンとこないところがあります。

上海に三日間出張していた先輩社員が今日戻ってきて話してくれた内容です。
現地で溶接装置のプレス部の調子が悪く、プレスを駆動する油圧のバルブが誤作動していて原因をいろいろと調べてきたようです。

最初はバルブの故障を疑ったそうですが、溶接の電源線を装置の配電盤に引き込んであるのを見て24Vの電源の波形を調べてみたら盛大にノイズが乗っていたそうです。

溶接の電源線を配電盤の外に追い出して単独で配線してやると、バルブの動作は正常になり同じように波形を調べてみると全くノイズの乗らないきれいな波形となっていました。

つまり盛大なノイズを発生している電源線を他の電線に近づけて配線しているだけで、まともに機器が動作できなくなるようなケースがあるということです。

まあ溶接機の場合はかなり特殊な機器ともいえますが、オーディオの取り組みもノイズ元からいかに遠ざけてやるかが一つのポイントではないでしょうか。

2008年10月25日土曜日

高価な漫画本

最近、漫画の単行本の価格が高いと思う。
新刊はあまり変わらないけど古い作品の復刻版の単行本がどんどん高めの価格で出てくる。

 ・うしろの百太郎(つのだじろう) 1800円(税別)

 ・鬼(白土三平) 2000円(税別)

 ・ブリキ細工のトタン屋根(三山のぼる) 1714円(税別)

購買層がマニアな人達ということで強気な価格設定になっているような気がします。
まあ高いと思うなら買わなければいいだけなのですが。(笑)


2008年10月22日水曜日

望まぬ訪問者

2年半ぶりくらいで再びイタチが我が家にやって来るようになった。

最初は1ヶ月くらい前の嵐の日の夜中に、たまたま避難して入り込んで屋根裏で一暴れして出て行ったというところでしたが、1週間後くらいに再登場し最近は決まった時間に毎日通ってくるようになりました。

イタチは保護動物となっていて勝手に捕獲したり、殺したりしてはいけないことになっているようです。
多分毛皮目的に乱獲するのを防ぎたいのだろうと思いますが、イタチはねずみと比べてもはるかに害が大きいです。

ねずみと違ってわずかな隙を突いて食べ物を根こそぎ持っていったり(食パン一斤を一度に持っていかれました)、人家の中に自分の縄張りを作って屋根裏の隅のほうなどに糞尿を垂れ流したりします。

考えられる対策としては、

・家に入られないようにする。
 →床下から出入りしているようだが進入口が全く分からない。(壁回りには換気用の幅15mmくらいのスリットしかない。)

・においなどで寄せ付けないようにする。
 →最初だけ効果があるがすぐに慣れてまた進入してきます。人間にとってもにおいは不快。

後は

・捕獲する。
・退治する。

の二つくらいしかないですね。やっぱり。(笑)

2008年10月12日日曜日

ツーリング0810

今日はバイクでツーリングに行って来ました。
行き先は阿蘇・大観峰。
ここはあまりに車・バイク・人が多いので今までのツーリングでは敢えて訪れることがなかった場所です。

今回は10年以上前に一緒に走っていた人たちとのツーリングでかなりの亀亀ペースでしたが、その分道々の景色を味わって走ることができたと思います。
いつも効率の良さを追求するような感じで走っているので、たまにはこういうのんびりしたツーリングもいいですね。
(走行距離:305.1km)

今日の走行メンバーは

・ジェイド レンタルバイクでの参加です。ライダーが不慣れなのかもしれませんがゼロスタートがものすごくのろいバイクです。先頭まで行かずに途中でやめるすり抜けは感じ悪いのでやめた方が吉です。

・ホーネット250 ジェイド氏のバトミントン仲間です。杖立の屋外無料温泉が気に入っているようです。

・FTR250 以前RZでかっとんでいた彼は、バッテリーの不調を気にしながら三河ナンバーのFTRにまたがってます。休憩の度に火をつけるタバコの本数を減らした方がいいかも。

・グラストラッカー・ビッグボーイ 今回のメンバーで、日頃バイクで一番距離を走っているのは彼でしょう。団地の駐輪場に止めていると様々なトラブルがあるようでバイクの保管場所に頭を悩ませいています。


2008年9月29日月曜日

返り咲いたロッシ

MotoGP第15戦 日本GPでロッシの年間チャンピオンが決まりました。

このレースで3位以内ならばチャンピオン確定という条件でしたが、どうどうと優勝してのチャンピオン決定でした。
ロッシはGP歴代の勝利数でNO.1ですので誰もが認める天才です。

ホンダ時代はライバルが全く不在の状態で、例え予選のグリッドがビリの方に近くても本戦ではなんでもないかのようにトップに絡んできたり、あからさまに後続のライダーに前を譲っては抜き返すなど意のままにレースをコントロールしていました。

久しくチャンピオンを輩出していなかったヤマハに移籍しても、マシンにハンディキャップを感じさせながらも2年間はチャンピオンシップを守り抜きました。

しかし2006年シーズンは自滅するかのように最終戦で転倒することでチャンピオンを逃し、2007年はドカティのストーナーにまるで排気量が違うかのような決定的なマシンの差を見せ付けられ、ランキング2位につける事もできず惨敗でした。

体重が軽いペドロサなどのライバルに対抗するためか、もともと細身のロッシがさらに体重を削っている姿などを見ると痛々しくて「もうロッシの時代は終わってしまったかな」と私自身も思っていました。

ロッシのすごいところは自身のライディング・テクニックはもちろんですが、マシンを作る能力が極めて高いところだと思う。
ホンダ時代から予選の成績と本戦の走りが一致しないことが多く、常に本戦に照準を合わせてきっちりとマシンを仕上げてきます。

近年のヤマハはロッシを勝たせるためにものすごく努力していますが、マシンをセットアップする能力の高いロッシの力があってこそここまで戦闘力を高めることができたのだと思う。

勝利したときに見せるロッシの笑顔はやはり格別なのです。(笑)


2008年9月28日日曜日

壁の補修

夏の暑さのせいか、オーディオの再生による振動のせいか私の部屋の土壁は徐々にはがれ落ちてくるようです。
はがれる度に化粧板を土壁の上から取り付けて補修しています。

前段機器を置いている背面の土壁もごっそりとはがれてきたので昨日同じように補修しました。
これで部屋の中は約半分くらいが板壁になりました。

板壁に変えても音響的には特に変化はありません。


9/20の日記で書いた自作の拡散材ですが、その後響きが落ち着いてきた状態で聴いていると致命的な欠陥があることが分かりました。
音色が死んでしまいます。

調教されたような不自然な音色で、せっかくER-PSZで得られる伸びやかで生き生きとした音色も殺されてしまいます。
拡散材の設置場所を変えてみても最も効果が高いのは奈良岡さんから聞いた場所で、特に解決することはないようです。

拡散材は私の部屋では合わないようなので使わないことにしました。
使わない状態では部屋の響きのあらはでますが、こちらの方が伸びやかに鳴って生きた音色が得られます。
QRDやドルフィン・オリジナル品のような吟味された素材なら良い結果が出るかもしれません。


2008年9月24日水曜日

福岡から誕生した首相

私なりに政治の理想形を単純化すれば、国民を適材適所のポジションに配置しそのポジションで各人が最大限の能力を発揮させることができるように努めることだと思う。

かのイチロー選手でさえ、プロ入団しょっぱなから活躍していたわけではなく仰木監督からその才能を見出されるまでの何年間かはファーム暮らしでした。


そうして最大限の能率で国民の営みが行われるならば、余った財産を弱者救済にたてて行けば良いと思う。
感情論ではなく能率を考えるならば決してその順番が逆になってはいけない。

国民が適所で力を発揮するのを妨げる外敵などの因子は取り除く必要があるし、政治家や公営組織の不正には厳罰を持って処置する必要がある。


昨今の政治は為政者達の既得権益を守ることと、党の繁栄にのみ目が行って主役のはずの国民は完全に視野の外に行っている。

公的機関はまともに仕事をしないで民間に難しいところは丸投げしているから、老人介護から建築偽装、食の安全性と次から次に問題が発生している。

外国に国民が拉致されていることが分かっていても長年放置されていたりする。

能力があっても一度失敗してしまうと這い上がることができない格差社会。。。


地元福岡から久しぶりの総理大臣が誕生しました。
広田弘毅氏は郷土が誇れる立派な大臣だったと思います。
今度の首相には、せいぜい長く勤めてせめて福岡県だけでも発展に貢献してくれたらありがたいと期待しています。

2008年9月20日土曜日

拡散板のテスト

「モザイクタイル」を使ったアプローチは若干音色が硬質な感じになりますが、音像がほぐれて聴きやすくなり自分としては好みの方向でした。

ドルフィンのN岡さんから拡散材を使うポイントについてアドバイスをいただいたので、拡散材を自作してトライしてみることにしました。

制約の多い私の部屋で最も効率の良い拡散材の形状を考えてみましたが、自分なりの解答は格子形状の比較的小さなボードです。
使った材料はホームセンターで手に入る格子状の400×450×20mmの木製板で裏面に薄い板を貼り付けています。
これを壁に吊って使用します。

本当は壁に密着して取り付けたほうが好ましいと思うのですが、部屋の壁が土壁であることやカット&トライのやりやすさからこういう気軽な形態にしています。

音響は結構大きく変化しました。
目論見としては高域成分がきれいに拡散してくれたらいいかな位に思っていたのですが、音像をにじませる事なく二つのスピーカー間の音が立体的に融合し、低域が図太く響くようになりました。

特に映画の音声は素晴らしいです。サラウンドいらずという感じでグッドです。

かかった費用は2セットで三千円程度です。
将来、必要に応じてモディファイしていくかもしれません。


2008年9月15日月曜日

部屋の響きについて

時々、オーディオのパフォーマンスは部屋で決まってしまうというような意見を聞きますが、どこで鳴らそうとラジカセはラジカセでしかないし、生の楽器は楽器の音がするだけです。
それに部屋固有の響きが乗るだけ。
ホールでやろうと自分の部屋でやろうと生演奏とラジカセの音を間違える人はよほど耳が悪い人だけです。(笑)

しかし部屋の音響はオーディオを長くやっていれば一度くらいはあれこれ考えてみるものだと思う。

「部屋の音」を知りたければ、まずオーディオ以外の全ての家財道具などを部屋の外に出して音を出してみればよく分かる。
最初から音響を考慮した部屋でなければ大概の場合聴くに耐えない音響になると思う。

私の部屋は6畳の和室ですが、部屋に何もない状態ではライブ過ぎてやはりひどい音響です。
家財道具を部屋に入れてやると適度に響きが抑えられて普通に聴ける音響になります。

左右のスピーカーの側面の壁はそれぞれ押入れと、作り付けの洋服ダンスがあり現状は押入れの戸を半分開け放しで洋服ダンスの扉は取り外してカーテンで開いた空間をふさいでいます。

押入れの戸を全部取っ払ってカーテンを全部開いた状態では、音場が多少広くなりますが音像が薄くなってしまうので適度に調整しているカッコウです。
これは部屋の出入り口の扉などを開け放しにしても決して音響が良くなるわけではないのと同じで、空間を増やしてやればよいというものではないということでしょう。

基本的に音響調整グッズなどを部屋に持ち込んで部屋の景観を悪くしたり、空間を狭くしてしまうのには抵抗があるので、できるだけ引き算もしくは入れ替える手法でアプローチしたいところ。

私の部屋の場合、左右両方の壁面に本棚を置くことで結果的に過剰な響きを抑えることになっています。
スピーカーから放射される音波が1次反射して耳にとどくポイントにあるこの部分のアプローチで音響を結構コントロールすることができそうです。

されど本棚に入れている本やCDの入れ方を変えてみてもさほど音響に変化はなく、今日は棚板を支えている箇所に薄いゴムシートを入れて鳴きを抑えるようにし、本棚の1次反射面に10mm角程度の「モザイクタイル」を貼り付けてみました。

こんなちゃちなアプローチでも多少音響に変化は見られるようです。
良い変化なのかどうかはもう少し時間をかけて判別してみます。


2008年9月7日日曜日

ツーリング0809

今日はバイクでツーリングに行ってきました。
目的地は佐賀県唐津市。
目標は美味しいものを食べに行こうということで、最初は別の場所を想定していたのですが途中雨につかまりそうなこともあり避難のために唐津でゆっくりして来たという感じです。

写真はイカの生き造り定食です。
本来イカは丸ごと生き造りにして出てきて、最後に残ったゲソ(足)の部分を天ぷらにして再び持ってきてくれるのですがお客さんがあまりに多いため手間を省くために最初からゲソを天ぷらにして出してもらいました。
イカの身は白いものだと思っている人が多いと思いますが、新鮮なイカは透けて向こうが見えるのですよ。
(走行距離:310.5km)

今日の走行メンバーは

・GSF750 雨の降るポイントを読む能力はさすがです。今回はどんぴしゃでした。

・VTR250 ご馳走を食べた後はバイクじゃなくて「どこでもドア」で家に帰りたいそうです。

・CBR600F 気が付いてみれば子供は大きくなって自分は小さくなってしまったそうです。

・VTR1000F そろそろ次のバイクを何にするか決めかねているようで、バイクをちょっとだけとっかえて乗り比べてます。

・GSX1300R隼 彼は隼でやることをやりつくしているようで最近はサーキット走行に熱を上げています。

・DR-Z400 ナナハンから400に乗り換えた奇特な人。オフ車が合っているそうで足は届かないのですが嬉々として乗りこなしてます。

・CBR600RR 市販のタイヤでは最もスリックに近いタイヤを履いてシビアな走りを楽しんでます。


2008年9月3日水曜日

崖の上のポニョを観に行く

「崖の上のポニョ」を観るために「ハウルの動く城」から久しぶりに映画館に映画を観に行ってきました。

「ハウル」の時はフィルム上映でしたが映像のクオリティで、随分と自分の部屋の液晶プロジェクターの視聴環境と差があるなあと実感したものでした。

今回はDLP上映ということもあるのか、日頃ハイビジョン放送で映画を楽しんでいることもあってそれほど映像に圧倒されることはありませんでした。
(もちろんまだ差は歴然とありますけど。。。)

ジブリのパッケージメディアはあれほどたくさん売れているのに、クオリティ的にはそれ程力を入れていない(本気だったらごめんなさい)ことを考えれば最高の状態で鑑賞したければやはり劇場に足を運ぶしかないでしょう。


今回、新鮮に感じたのは音響の方でした。
オーディオ的にそれ程情報量が多いわけでも音色がリアルでもないPAシステムですが、プロが設計した箱の中でプロが機材を調整してあるだけあって、基本的にライブなのに大音量でもピークを感じさせずに気持ちよく映画の世界を堪能できるところが素晴らしいと感じました。
当たり前のことかもしれないですが。

映画館の音響システムでCDを再生してもそれほどは楽しめないと思うのですが、映画の再生に限ってはあの開放感は得がたい魅力があります。

ルームアコースティックにもう少し注力してみようかな。

2008年8月24日日曜日

ドカとストーナー

ドカティのMotoGPマシンは他のどのマシンにもないポテンシャルを持っているように見えますが、じゃじゃ馬で操るのが大変難しいように見えます。

現在MotoGPでは4台のマシンを走らせているドカですが、ケーシー・ストーナー以外のライダーは下位に低迷しています。
2000年からのドカの戦績を見ても昨年のストーナーだけが特別で、その走りはまるで精密機械のように他を圧倒するものでした。

今年のシーズン半ばから昨年の走りを取り戻したかのように見えたケーシーですが、レースはそう甘くはないようで第12戦のチェコGPでは転倒リタイヤというリザルトでした。

トップを走っていながら2位ロッシとの差を思うように広げることができずにスリップダウンという感じです。
前回のアメリカGPでもトップを走っていながらミスをしてコースアウトしていますし、健康面でも胃痛で悩んでいるようです。

写真は動かなくなったマシンをオフィシャルがやってくるまで見つめ続けるストーナーの姿ですが、こんな姿を見せる彼を全く想像することはできませんでした。


2008年8月23日土曜日

オイルフィニッシュの代用品

スピーカーのInCognitoは仕上げが美しくて楽器のような雰囲気があります。
できるだけその輝きを曇らせずに長く維持してやりたいものです。

専用ワックスが固まって使えなくなってしまったので代わりを調達しました。

InCognitoの木材部分はオイルフィニッシュ仕上げになっています。
メンテナンスで使うオイルは木に浸透し、空気に触れると硬化するものが良いようです。
で、手っ取り早く使えそうなのがウォールナット・オイル(クルミ油)。
デパートの食品売り場で手に入れて早速塗ってみました。

標準のものに比べるとくるみ油は粘度が若干高く、芳ばしい香りがします。
粘度が高い分木への浸透はそれ程早くない半面、木の表面に均等に塗りやすく光沢むらなどは標準のものより出にくいようです。
乾いた後のすべすべ感は標準品と特に変わらないようで、濡れたような光沢はくるみ油の方が良く出ます。

処理をした後の再生音はフレッシュ(?)になるようです。


リプラスのスパイク受

スパイクを傷を付けたくない床の上などに設置する場合はスパイク受けを使うようです。

TAOCのラックを同じくTAOCのサウンドクリエイト・ボードの上に置いて使っていた時に、標準で付いてくるSUSのスパイク受け以外にもいろいろ試してみたことがあります。

木材、10円玉、J1の樹脂製のものなどなど。。。いずれも素材の音が乗ってきて音の変化は結構あるのですが、結局情報量が一番多かったのはスパイク受けを使わずに直接ボードの上に置いたときだと判定していました。

しかし世の中には文句なしに優れている素材もあるもので今まで出会ったものでは、オーディオ・リプラスの石英とドルフィンのCFRPです。

メインのラックをEau Rougeのものに替えてからSRコンポジットはパワーアンプとHDDレコーダーで使っていますが、スパイク受けは使っていませんでした。

久々に手持ちのリプラスのインシュレータをSRコンポジットのスパイク受けとして使ってみました。

何も入れないときよりも情報量は圧倒的に多くて、音場感の拡大が素晴らしい。
経験上知っているCFRPの感触と比べるとリプラスの方は薄味でクール。
若干ざらっとしたところがあるのが雑味として感じられるところ。
金属の固い冷ややかな感じをうまく引き出すようで、金属との相性はかなり良いと思います。


2008年8月18日月曜日

KILKENNYを飲む

ビールを買おうと思って酒屋さんへ行ったら、グラスがおまけで付いてくるビールがあったのでそれを買いました。
サッポロが輸入しているギネスの「KILKENNY」というビールです。

パンを食べながら飲んでみたのですが、これがまたパンやチーズと合って大変美味なビールでした。
缶の中にプラスチックのボールが入っているので取り出してみました。
(写真はそのボールなのですが何だかよく分からないですね(汗))

ギネスのホームページに行って調べてみると缶を開けた瞬間に泡立たせるために入れてあるみたいです。
ギネスのHPに訪れたのは初めてですが、年齢チェックがあったりして少々とまどいました。


2008年8月16日土曜日

スピーカー用ワックスが固まった

スピーカーのInCognitoにワックスをかけてやろうかと思って、久しぶりにワックスのビンを押入れから取り出してみるとオイルが完全に固まっていました。(笑)

去年の夏に取り出したときは、最初と変わらないさらさらの状態でしたので今年の夏の異常な暑さが原因のようです。

純正は取り寄せると高価そうなので何か他のものを探してみようと思います。


2008年8月14日木曜日

今日からお盆休み

昨日から仕事がお盆休み。

特になにも予定はないですが会社から義務付けられている通信教育を処理したりなどしてます。
「新・エンジニアの基礎知識」というやつですが、なめていたら結構めんどくさい代物でした。(笑)
テキストを学習したらできる範囲でレポート問題は作成して欲しいものです。

7月から今年も市民プールに泳ぎに行ってますが、オリンピックに触発されたのか泳ぎが少し上達しているような気がします。
今日は調子が良かったので3km泳いできました。
途中でターンの回数が怪しくなったら少なめにカウントするので、もしかしたら100mくらいは余計に泳いでいるかもしれません。(笑)

2008年8月2日土曜日

宮崎ルパン

「宮崎ルパン」と言ったらやっぱり「カリオストロの城」を真っ先に思い浮かべると思います。

しかしTVシリーズの中にも宮崎駿氏が手がけたルパンは存在します。
それはセカンドシーズンのルパン三世 145話「死の翼アルバトロス」 と 155(最終)話「さらば愛しきルパンよ」 です。

TVシリーズのルパンは熱狂的なファンの間ではファーストシーズン原理主義的なところがあるようですが、私にとってはルパンをリアルタイムで見ていたのは77年からのセカンドシーズンであることから「TVのルパン」と言えばセカンドということになります。

しかし上にあげた2話は特別な存在で、セカンドの中でもその2つとその他という風に分けてもいいくらい完成度の高い作品です。

BS2で放送された「とことんルパン三世」で傑作を選別して放送していましたが、上の2話は期待通り選ばれて放送されていました。
BS2ということで画質はお世辞にも良いとはいえませんが、久しぶりにこの傑作2話を堪能できて満足です。(笑)

LDではこの2話だけを収録したソフトが出ていたのですが、BDで出してくれないかな~と真剣に切望します。


2008年7月28日月曜日

希少なボーズ

私が初めて購入した車は84年式のカローラⅡでした。
もちろん中古車で大学4年生の夏でした。

購入してカー用品店に行って真っ先に購入したのはレーダー探知機と、カーステレオでした。
カーステはアルパインのテープデッキとボーズのスピーカー。

カローラⅡはボロで、ブレーキやクラッチ、オイル漏れから冷却水漏れなどおよそ壊れるだろうと思われる箇所はほとんど壊れましたが、4年間乗って現在の車に乗り替えてます。

アルパインのテープデッキとボーズのスピーカーは捨てるのがもったいなかったので今の車に移植して使ってます。
現在の車ももう14年目に突入してますが、カーステは最初に買ったこのセットのままです。

特に音がいいわけではないですが動作に問題はなく、私は車ではFM放送しか聴かないので必要十分という感じです。


ネットで調べてみて初めて気付いたのですが今現在はボーズのカーステレオは単品で手に入れることができないようです。
車に最初からビルドインされた車種を選ぶことでしか手に入らない。

私の弟が乗っているアコードワゴンは確かメーカーオプションでつけたボーズシステムでしたが、今はホンダではレジェンドに搭載されているもののみのようです。

もしかしてボーズの単品カーオーディオって希少価値があったりするのかな?(笑)


2008年7月21日月曜日

カーボンインシュの流用

機器のゴム足は設置した場所によくグリップしてそれはそれでいい感じなのですが、音質などのパフォーマンスを考えるとゴム足は最適とはいえないものです。
(むしろ付いてない方がいいような気がします。)

ということで余っているカーボンインシュレータを568.2に使用することにしました。

568.2は底面に冷却の為のファンがついているので持ち上げて空間を少し広く取るのは冷却にも良さそうな気がします。


2008年7月18日金曜日

メリディアン568.2

サラウンド・プロセッサー メリディアン 568.2を借りています。

Eau Rouge ER-DACと入れ替えて、HDDレコーダーのデジタル出力をこのサラウンドプロセッサーにつないでアナログ出力をプリアンプ CP-65につなぎます。

つないだのが4日前で、動作状況や使い方などをチェックしつつ今日本格的に音だししてみました。
電源をスタンバイ状態からアクティブな状態に変えて2時間くらいですが、相当発熱します。

使い勝手はうわさには聞いていましたが「慣れ」が必要なようです。
マニュアルはバイトの学生が訳したのかと思うくらい使えない代物で、直感的にさわった方がいいくらいです。

スタンバイ状態から、HDDレコーダーの音声を出したくて「Souce」ボタンを押すとボタンが戻らなくなってソースが自動で切り替わり続けるルーレット状態になる時があります。
「Preset」ボタンを押せばルーレットが止まりますが、電源を入れる度にこの動作をするのは勘弁という感じです。(笑)

デジタル接続はTOS-LINKです。
「Souce」は「Ldisc」で認識してくれました。
「Preset」は「PL2 THX」。

その他はスピーカーの設定を2chにしてるくらいで特に何も設定してません。
(ざっと触っただけではどうやったらメニューを呼び出せるのかが分かりませんでした。)


音はER-DACと比べると当然に立体感がでます。
温かみのある塊という感じでスクリーンを中心に定位し、低音の量感がよく出て映画のダイナミズムをよく表現してくれます。
セリフのカツゼツもよくなります。

ただ気になるのが音像の厚みはよく出るのですが、広がり方向はそれ程でもなくピュアオーディオ的な弱音成分などの音情報はER-DACの方が上です。

放送の録画よりもDVDの再生の方がサラウンド情報が緻密なようで音響の演出を際立たせてくれるようです。
しかしモノラル音源などを聴くと顕著なのですがピュアオーディオ的な能力はそれ程高いレベルではないです。

5.1chなどで収録されたソフトを、オーディオ的に高いレベルで製作者の意図した演出を忠実に再生したい向きには最右翼のプロセッサーだと思います。

2chで追い込んだシステムに導入するには少し物足りないというのが個人的な感想です。



2008/07/20
上の感想はCP-65のINPUT1(RCA)に入力してのものでした。

568.2は単なるDACとは違ってプリアンプとしての機能も搭載しているのでこれではプリアンプを2段通っていることになり、音質的には当然不利です。

CP-65のTAPE IN(RCA)に接続し直して使ってみました。
音はER-DAC同様の広がり感が得られオーディオ的に評価できる音質になりました。

今日はさらに通電していたことでシステムになじんできたのか、コクと深みを両立したいわゆる「スクリーンサウンド」を濃厚に表現できるようになってきました。

ER-DACとつなぎ替えてみると空気感は同等に表現できているのですが、厚みが無くなんとも薄っぺらく感じてしまいます。
特にアクションシーンなどの迫力やBGMの盛り上がりなどには大きな差があります。

スクリーンサウンドをAVアンプで再生することに違和感を覚えて数十年たち、すっかり2chでの再生に耳が慣れてしまっていましたが優れたプロセッサーを使ったサウンドは例え2chにダウンミックスしたサウンドでも2chでは表現できない映画のダイナミクスを表現できることが分かりました。

ということで568.2をシステムに導入することに決めました。



2008年7月13日日曜日

壁コン配線の端末処理

新しい壁コンセントを入れたことで押し出された壁コンセントを順次ローテーションさせました。

パワーアンプ用:ER-PSX → ER-PSEX
汎用(映像機器用):CRYO L2 → ER-PSX

ついでにパワーアンプ用の壁コン配線の先端に、以前手に入れていた銀の端子を半田付けしました。

壁コンのグレードアップと相まって結構強烈なパフォーマンスに。
音の充実ぶりはすばらしいし、映像は色が濃くなったしで満足の一日。


2008年7月12日土曜日

壁コンのリニューアル2

壁コンセントのグレードアップは約3年ぶり。
新しく来た壁コンセントを5日前に交換して、今日3時間程度音だししてみました。

ER-PSEX(右)と見て分かる違いはめっきの光沢が違うこと。
ER-PSEXの光沢のあるめっきに対して光沢のない白いめっき。

手で持ってみると新しい方が数10g程度重いです。
重量の違いはめっきの厚みの違いとの事なのでめっき厚が常識外れに厚い事がわかります。

ACプラグは8割がたまでは押せば入るのですが、その先は「ぐりぐりぐり ぐりぐりぐり」と30回くらい力一杯こじ入れないと入りません。(笑)
20A用のプラグとはいえ一度差したら2度と外したくなくなるくらい固いです。
壁コンを取り付けているラックが軽量なため少しラックの位置がずれてしまいました。

音はER-PSEXがどちらかと言えば音色の自然さや空気感をたくみに表現するのに対して、新しい方はまず情報量の多さに圧倒されます。
完全にグレードが違う表現力でスケール感も素晴らしく、陽性でほんのりと温かい感じの音色も魅力的です。

ボリュームを上げてもピークをほとんど感じさせずにただ空間が広くなっていくだけなので、ついボリュームを大きめにしてしまいがちになります。
これはエージングが進めば音圧が上がってきて違う印象に変わるかもしれません。


オーディオシステムの中に本当は壁コンセントは必ずしも必要なアイテムではありません。
安全面から使用することが義務付けられているだけで、壁コンセントはただの「接点」にすぎません。

しかしそのただの接点でもその気になれば積極的に音質をアップさせうるアイテムへと変身するところが、このオーディオ趣味の面白いところ。

ドルフィンの電源ケーブルで初めてPS.2というケーブルを使った時はその奥深い表現力に虜になったものですが、2本目のPS.2 XPを導入した時は正直1本目ほどの感動はありませんでした。

今回の壁コンセントの導入は1本目のPS.2導入時の数倍のインパクトの強さがあります。
音のパフォーマンスからすれば非常に安い買い物だと思います。


2008年7月11日金曜日

カリスマの喪失

カリスマが旅立ってしまった。
私が定年退職するまでもしかしたら存命であるかもしれないと思っていたが、あっけなく旅立ってしまった。
私より半世紀近く長く生きているのだから不思議ではないかもしれない。

初めて会った時の眼光のするどさ、知力の深さ、戦場を体験しているせいなのか胆力の太さからくるオーラ。
まともにけんかをしたとしても、なんだかちっとも勝てる気がしない相手でした。
そんな老人、直接言葉を交わす経験は後にも先にも彼が最初で最後だろう。

日本が戦争に負けた原因を製造技術的な側面から分析していたり、バブル経済崩壊後の不況は過去に例を見ない特異な不況であることを早くから指摘していたり、ユニークな見識に随分多くを学んだような気がします。

カリスマは他にいないからこそカリスマなんだということを、いなくなってしまった今は嫌でも感じずにいられない。

(享年87歳。2008.7.10没)

2008年7月6日日曜日

壁コンセントのリニューアル

注文していた壁コンセントが送られてきました。
ER-PSZという型式で完全に限定生産品のようです。

製作しようとしてもめっきが技術的に難しいもののようで生産性が悪すぎて商売にならない品物のようです。
私の個体は10ケ目だそうですが注文から入荷まで2ヶ月半くらいかかっています。
Eau RougeのER-PSEXmk5との違いは2つあるようです。

製作したドルフィンのN岡さんはこのコンセントに関してWEB上に記録を残すのを嫌がっているようなので詳しくは私も書かないようにします。

とりあえずできれば明日にでも前段機器用の壁コンセントであるER-PSEXと交換してみる予定です。
音出しは今週末にでも。


ツーリング0807

今日は大分~阿蘇方面へツーリングに行って来ました。
昨日までの蒸し暑さを考えると今日のツーリングは過酷なものになりそうだと覚悟していたのですが、山の中はそれ程の暑さではなく割りと快適でした。

それでもバイクから降りればとたんに汗がぐっしょりとにじみ出てきます。(笑)
今年はあまりSV650に乗っていないこともあり、ツーリングで走るのはやっぱ楽しいです。
それにしても車の後ろを走っているとなぜあんなに眠くなるのだろう。。。
(走行距離:492km)


今日の参加メンバーは

・GSF750 盗難に合いかけてライトを壊されてしまったのをきっかけにランプをHIDに交換してました。

・ZR750S 相変わらず仕事で出張が多いらしいのですが今日はタイミングよくツーリングと重ならずに参加してます。

・VTR1000F メンバーの中で最も航続距離が短いため給油のタイミングに神経を使っています。

・TDM900 一緒に走るのは初めてですが彼とはバイクの趣味が合いそう。着ているジャケットも私と同じもので、昼食でオーダーしたメニューも二人だけ全く同じもの。なんだか私のセンスと彼のそれはものすごく近いのかも。

・XJR1300 以前はハヤブサを大事に乗っていましたが結婚を機にタンデムのしやすさからXJRに乗り換えてます。

・CBR600RR 2回連続で寝坊して参加できなかったのですが今回はきちんと目覚めることができたようです。

・XJR1200 忘年会のときは2次会を欠席してしまって申し訳ありません。(汗)


2008年6月29日日曜日

チェンジペダルが折れたマシン

チェンジペダルが折れたマシン。
MotoGP第9戦オランダGPが終了した直後のロッシのマシンです。

このレースでロッシはスタート直後に転倒してしまい、猛烈な追い上げを見せて2台を抜いて12位でフィニッシュしてます。
ラップタイプは独走優勝したストーナーには及ばないものの、2位のペドロサよりも速く、抜き去ったマシンよりも2秒も速く走っていました。

転倒したときにチェンジペダルが折れたわけですが、運転しながら折れたチェンジペダルでシフトチェンジをするのはほぼ不可能です。
ペダルが折れたマシンを運転したことがある者ならば誰でも知っていることだと思います。

レーサーは市販車とは違ってシフトが前から後ろに伸びる構造なので若干はやりやすいかもしれませんが、それでもレースの実戦をこの状態で乗り切ってしまうロッシの走りは信じられないという感じです。(笑)


出遅れた感のあったストーナーが前回あたりから昨年の「完璧な速さ」を取り戻してきたようでシーズン後半に巻き返してくることは必至ですが、今年マシンの完成度を上げてきたヤマハに乗るロッシにはぜひ真っ向から勝負してもらいたいものです。

その方がチャンピオンシップをどちらかというとポイント稼ぎとして戦っているライダーよりも何倍もレースを面白くしてくれるものだと思います。(笑)


2008年6月22日日曜日

SX-500

九州地方は関東などとは違って、「ステレオサウンド」誌が発売されるのが一週間ほど遅いみたいです。
金曜日の飲み会の前に書店で購入したステレオサウンド誌を読んでみましたが今季号はいつになく面白かった。

特に読み応えがあったのは「いま私のほしいもの、手に入れたもの」としてオーディオ評論家各氏にそれぞれ私的なオーディオの取り組みを紹介させているコラム。

自分がその機材に対して持っている印象とは違うケースも多いのですが、評論家といっても一オーディオファイルでもある各氏達が一般のユーザーとあまり変わらないような気持ちで新しい機材を導入していることが分かって面白かったです。

特に意外で興味深かったのが小林氏があげていた SX-500DE です。
偶然ですがSX-500は私もつい最近ホームページを何気なく調べていて現在でも新品で手に入ることを知って、今のハイエンドアンプなどでこのスピーカーを鳴らしたらどんなパフォーマンスを得られるのか空想していたからです。(笑)

初代のSX-500が世に出た頃、私はSX-311という弟機を使っていました。
311はそれ程特筆するようなものはないスピーカーでしたが、500の方はスペック至上主義の国産スピーカーとは違って音楽を温かく再生する逸品でした。

雑誌などの評価もあってベストセラーシリーズとなったSX-500でしたが、人気がある時にはその実力を認めつつも自分が所有してみたいとは思っていませんでした。
今考えてみるとこのスピーカーはパフォーマンスを考えたらとんでもないコストパフォーマンスなんじゃないかと思っています。

現在、同社のフラグシップ機である SX-L9 は性能的にはものすごく細やかな表現ができてハイテクな印象を受けるのですが、音楽を2次元的な音のみで捕らえているような感じで高域がきつく空間的な表現が全くできていないと感じました。


自分のスタンスというものが評論家先生にはあると思いますが、新しい取り組みに鈍感なようでは評論家としての資質には欠けていると思います。

それにしても三浦氏のコラムで、ステレオサウンド誌の試聴室での新製品視聴会は雑誌一冊に付き1回だけというような記述が出てきますが、年にたった4回しか視聴しないようでは製品を紹介するのにあまりに少なすぎるのではないかと思います。
残りは個人の取材で補うのでしょうか。

2008年6月20日金曜日

新入社員

今日は職場の新入社員歓迎会が催された。

機械設計を担当する新入社員は本当に久しぶりなのでなんだか新鮮だ。
サラリーマンをやっていて大成する資質は些細なことに動じない太い神経だと思う。
それから周囲の人間に好感を持たれること。

専門的なスキルなどは長くやっていればよほどのぼんくらでない限り身につくもの。
逆に言えばスキルを身につけることができない人が長く居続けられるほど余裕のある職場でないとも言える。
そういう意味では今年の新入社員は有望かもしれない。(笑)

それから、人間何か一つ位は熱く語れるものがないと人生を有意義なものにするのは難しいと思う。
例えそれが仕事であろうと趣味や道楽であろうと。

2008年6月14日土曜日

G線上の狙撃

イギリス人のシンプソンは世界でも屈指のバイオリニスト。

あるコンサートでアンコールのソロ演奏で「G線上のアリア」を演奏中に不意にバイオリンのG線(弦)が切れるというアクシデントに見舞われる。

「G線上のアリア」はG線のみを使って演奏されるため、どうすることもできずに壇上に呆然と立ち尽くした彼に聴衆は容赦なくブーイングを浴びせる。

この件がトラウマとなって人前で演奏することができなくなってしまったシンプソン。
予定されていたチャリティーコンサートでの演奏も降ろされて、代役として選ばれたのはライバルのケルンスキー。

この事が我慢ならないシンプソンはゴルゴ13に依頼してコンサート中のケルンスキーのG線を狙撃させ、彼が味わったのと同じ苦しみをライバルにも味合わせてやろうと画策する。

コンサート当日、予定通りアンコールで「G線上のアリア」を演奏するケルンスキー。
突如G線を狙撃され演奏を中断された彼は弾が飛んで来たであろう方向に視線をやるが、何事もなかったようにD線を緩めてD線を使って演奏を再開させる。

コンサートを成功させたケルンスキーは一斉に賞賛を浴びるが、対照的に沈んでいくシンプソン。

BSジャパンで放送中のゴルゴ13 第7話「G線上の狙撃」 はそれまでの放送ではゴルゴの正確無比な仕事ぶりに焦点をあてた演出がメインだったのですが、脇役のケルンスキーの高潔な精神が光る内容で新鮮でした。


ステラの仕事

ステラヴォックス・ジャパンからカタログが送られてきました。
顧客に対するアフターの熱心さでは私がかかわった代理店の中でステラが一番です。

カタログも顧客層にあわせて「買ってくれそうなもの」を厳選して送ってきているような気がします。
ステラ関係では私は過去にはSR-DVDを使っていましたので、送ってきたカタログもゴールドムンドの入門機やアクセサリー関係がメインです。

ゴールドムンドというメーカーは、機械屋の私から見たらメカニカル・グラウンディングなど興味を引かれる要素が多いメーカーです。

アクセサリーに関してはケーブル関係とラック、インシュレーターを扱っているようですが、このジャンルは私はドルフィンに絶対的な信頼を置いているので他のメーカーに浮気することはまずありません。

コンポーネントに関してはフルシステムが組める数少ないブランドで、価格帯によって上級機から下級機までの棲み分けをきっちりとやってます。
しかしステラヴォックス・ジャパンのデモはよく聴きますが、よく鳴っていることは今までに一度も経験したことがありません。
他社が取り扱っているコンポと組み合わせているほうがゴールドムンドはよく鳴っているくらいです。

ゴールドムンドの音は美音系で、はまる人ははまると思います。
(例外的にドルフィンで聴かせてもらった改造した36は写実系で実直な音だったと思います。)


私が所有していたSR-DVDは、ドライブはパイオニアの安物プラスチック製のドライブをそのまま移植したものでした。
リモコンはパイオニアのロゴの上にゴールドムンドバッジを貼り付けた安っぽいもの。(笑)
筐体が小さかったので中味はぎっしりと詰まっていましたが。(笑)

音はCDトランスポートとして比較した場合、同時に所有していた価格が半額以下のDENONのDVDプレーヤに情報量で負けていました。
ただ、楽器の音色が自然で輪郭の強調感がない分聴きやすく長く聴いていられるのはSR-DVDの方でした。

映像の方は圧倒的にSR-DVDの方が上でした。
映像機器は新しい方が有利なのとエアーのチューニングが効いていたのだろうと思います。

ステラヴォックス・ジャパンには音でお客さんを納得させる努力を現状より頑張ってもらいたいものです。


2008年6月4日水曜日

サウンドトラックCD紹介2

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」


上映の途中で休憩を挟まないといけないくらいの長編で、ギャング映画としては賛否が分かれる映画だと思います。
私は大河ドラマのような壮大さがあって大変好きな作品です。

これだけお金をかけたゴージャスなギャング映画は将来もう作られることはないでしょう。

音楽はご存知、エンリオ・モリコーネが担当していて録音もなかなか優秀だと思います。
初めて氏の音楽を聴いたのはこの作品で、最も好きな作品でもあります。

古き良きアメリカを叙情味たっぷりに表現していて映画の格調を嫌でも高めてしまう傑作です。


「赤毛のアン」


高畑勲氏が演出を担当した1979年製作TVシリーズアニメのサウンドトラック。
豪華2枚組みとなっていてファンにはたまらない仕様です。

アルバムに収録された曲にはワンポイントだけというものもありますが、子供が見るのを対象としたTVアニメ作品でこれだけ音楽に注力された作品は将来出てくることはもうないだろうなとか思ってしまうくらいに豪華なサントラです。

曲は地味で簡素ですが心に響く良い曲が多いです。
特に笛の音がよく伸びていて気持ちが良いです。

作中で使われた挿入歌が全て?収録されているところが貴重だと思います。
格調が高く素晴らしい歌ばかりです。


「川井憲次ベスト」


中田秀夫監督や押井守監督とのコラボレートで有名な川井憲次氏のベストアルバム。
SACD3枚組みで1万円します。

氏の音楽では「リング」のサントラが特に傑作だと思います。
この映画は絵・音・ストーリーの全てが渾然一体となって怖い傑作だと思ってます。
(リングのオリジナル・サントラもお勧めです。川井氏の曲が少ないのが難点ですが)

このボックスの1枚目のディスクはCDの通常版も持っていて音質を聴き比べてみましたが、音はほぼ同じでした。
ΩSACD2の192kHzアップサンプリング能力が素晴らしいのか、SACDがもう一つなのかよく分かりません。(笑)


「時計仕掛けのオレンジ」


スタンリー・キューブリックは、クラシックの名曲をまるで自分で作った曲のように自然に自分の映画作品と一体化させてしまう才能は天才的だと思います。
そういう意味で「2001年宇宙の旅」などは誰もが認める傑作だといえるでしょう。

この作品はオリジナルの楽曲を電子音で崩して収録したものが多いのが特徴です。

不良の矯正プログラムの副作用によって、大好きだったベートーベンの曲を聴くことができなくなってしまった主人公の心情を揶揄するかのように加工されたベートーベンの第9は傑作だと思います。(笑)

個人的には「シャインニング」のサントラも欲しいのですが、なぜかこのタイトルは発売してくれません。




「ブレンパワード」


1998年にWOWOWで放送された富野由悠季監督のTVアニメシリーズ。
OPで全ての女性キャラクターが全裸で登場するという素晴らしいアニメです。(笑)
ただ、内容的にはこけちゃった作品ですね。

音楽のほうは担当した菅野よう子さんの才気があふれるような内容で素晴らしいです。
もともと西洋の音楽がベースになっていると思うのですが、曲の構成は自由闊達で「型」のようなものを感じないのが特徴だと思います。

音質も素晴らしく、彫りが深く広がりも申し分ないです。
サウンドトラックは2枚あり、写真のものはPart.1でPart.2も別にあります。